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テーマ:TVで観た映画(3797)
カテゴリ:時代劇(映画)
「おおげんか」ではなく「おおでいり」。
主演は大川橋蔵。 兄弟分の伊之助とともに、親分(加藤嘉!)の杯を受けるところから始まる。 ほとぼりを冷ますため、3年の間わらじを履いて帰ってきてみると……。 伊之助は足を洗って十手持ちとなり、将来を誓ったおかよ(十朱幸代)はその女房になっていた。 屈折する主人公。こういう役なら錦之助の方があっているのでは、と思ったが、錦之助ではドロドロしすぎたろう。 やくざの勢力争いがあり、過去の忌まわしい出来事からやくざを毛嫌いする浪人(丹波哲郎!)の画策で、タイトルの大喧嘩がはじまる。いわば、ハメットの「血の収穫」のコンチネンタル・オプのようなことをするのである。 「十三人の刺客」のように、広いところを走り回っての戦いが繰り広げられる。 最後は、伊之助も死に、主人公方の勝利で終わり、浪人も主人公に切られ、めでたしめでたしとなるかと思うと、主人公はおかよを置いて一人、旅に出てしまう。 浪人の過去や、やくざの裏切りなど、暗い話が多いのだが、屋外での撮影が多く、画面が広々としているので、いくらか救いがある。 十朱幸代が初々しい。 大喧嘩(1964) - goo 映画 楽天ブログランキング←クリックしてください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.08 08:26:05
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