|
|
|
|
| HOME | Diary | Profile | Auction | BBS | Bookmarks | Shopping List |
|
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |
八犬士が全員集合して終わるのかと思ったら、そこから延々と続く。 最後に登場した親兵衛の都での話、里見家の宿敵・扇谷との大決戦などが下巻の大半を占めるのである。 水滸伝や三国志演義を下敷きにしているのがよくわかる。 NHKの人形劇「新・八犬伝」では、全員がそろったとたん、どこかへ消えていってしまっていた。あれはあれで余韻があった。 元の話では、里見家は十代にして滅ぶ。現実的すぎる。 そもそも、伏姫などの霊的な力によって守られている里見家と犬士の壮大な物語のはずなのだが、書名通り「南総」が中心で、天下を取ったりせず、南総が平和であればそれでいいという小市民的な性質が強い話なのだ。 訳者の後書きによると、翻訳と言うよりは、白井喬二による再創作と思った方がいいようだ。そうでなくては読み通せなかったろう。 楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ クチコミblogランキング TREview [日本の古典]カテゴリの最新記事
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |