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幕末から明治を駆け抜け あの西郷隆盛をして「始末に困る人」と言わしめた 山岡鐵舟。
その苛烈な生き方に引き込まれて、ほぼ一昼夜で読み終えた 山本兼一著「命もいらず 名もいらず」。 恥ずかしいことだけど この人のことはほとんど名前しか知らなかった・・・。 この小説の冒頭、印象的な場面が描かれている。 父が死に際に鐵舟に残す言葉がある。 「おまえは、おまえ自身のためになることをしろ。 それが、天下の役に立つ」 ・ 無論、ひとには器があり、誰しもが苛烈なほどに求道的な 生き方を送れるものではないでしょうが 戦後の教育制度の中で育ち 受験用教科書の知識しか身につけず 人格の陶冶を怠り 還暦を迎えるわが身にとって せめてあと20年の月日がゆるされるならば もう一度 人としての大切なものを身につけたい・・。 そんなことを思い知らされる本でした。
あした、中村酒造場に行ってきます。
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