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非常に適当な本と映画のページ

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2005.06.20
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カテゴリ:洋画
SUPERBIT(TM) インビジブル

「ロボコップ」や「トータル・リコール」や「スターシップ・トルーパーズ」を手がけたポール・バーホーベン監督作。

粗筋

 科学者セバスチャン・ケインは、人間を透明にする研究を米軍の為に進めていた。
 動物を透明にする薬物は既に完成していて、後は透明になった動物を元に戻す薬物を開発するだけだった。それも成功。透明になった動物を元に戻すことに成功した。
 しかし、セバスチャンはそのこと軍を報告せず、自分で勝手に研究を次の段階へと進めることにした。人間を対象とした実験である。セバスチャンは自分が実験体になることを申し出る。
「世界で始めて透明人間になる」
 それがセバスチャンの何よりの夢だったのだ。
 セバスチャンは研究チームの反対を押し切って、自分に薬物を投与。世界で始めて透明人間となった。
 様々な実験を行った後、中和剤を投与し、元に戻ろうとした。しかし、動物では効いた中和剤は作用しなかった。セバスチャンは元に戻れず、透明人間のまま、ということになってしまった。
 軍に気付かれる前にセバスチャンを元に戻さなければならない、と研究チームは焦るが、上手くいかず、セバスチャンは透明人間のままだった。
 自ら買って出たとはいえ、セバスチャンは次第に苛立ちを見せるようになる。薬物の影響からか、精神的に病むようになり、人工ゴムのマスクを被って勝手に外出し、悪事を働くようになってしまった。
 ここまでくると最早手に負えない、と感じた研究スタッフは、軍に報告することを決めた。
 が、それを許したら研究は軍に取り上げられ、自分の手から完全に離れてしまう、と恐れたセバスチャンは、研究スタッフを始末することに。
 研究スタッフらを研究施設に閉じ込め、一人ずつ殺し始めた……。


感想

 誰でも一度はなってみたいと夢見る透明人間。
 本作はその欲望の行く末を描いている。
 ただ、透明人間になる男は単なる科学者とあって、研究スタッフの殺害に手を染めるまでは物凄い悪事をやる訳でない。やることといえば女の家に忍び込んで襲うなど、せこいことばかり。
 あくまでも透明な人間になっただけで、不死身ではないので(ラストになると不死身に近い状態になるが)、やれることは限られている。その意味では透明人間になることの現実を正しく描いているといえる。結局大したことはできないんだよ、と。
 当然、透明人間と対決する人間も単なる科学者に過ぎない。戦闘能力はまるでない。対決するといっても、物凄い兵器は出ない。飛び道具となると麻酔銃のみなのだ。
 ストーリーの殆どは研究施設で展開されることもあって、単調といえば単調。
 本作の醍醐味は透明人間になる過程のSFX。
 人間が筋肉、血管、骨、……となって消えて行く姿は、非常に気味悪い。
 ただ、このSFXを見せたいが故に製作された映画のようで、セバスチャンが研究スタッフを殺す場面に差し掛かると、別に透明人間じゃなくてもいいじゃん、と思うようになる。
 テレビ映画として観たので、カットされたシーンも多いらしい。腹に深手を負って、殆ど動けない筈の研究スタッフの男性が、ラストになって「本当に大怪我したのか?」と思いたくほど活発的に動くのには首を捻ってしまった(見方によっては不死身のキャラ)。
 あと、別の研究スタッフが輸血用の血を床に撒くのだが(透明人間の足跡が見えるように)、その血が時間がかなり経っても凝固しないのはなぜだろうと思った。輸血用の血は直ぐ凝固しないよう、薬物が混ぜてあるのだろうが、数十分経っても上を歩く者が足を滑らせるほど液状化したまま、というのは有り得ないような。
 セバスチャンを演じるのはフットルースでデビューしたケビン・ベーコン。素顔が見られるのは最初の場面のみ。それ以降はCGで加工された姿ばかり。ハリウッド俳優というと何とぞ自分の顔を出したがる筈なのに、よくこんな役を引き受けたな、と関心。あと、これまでケビン・ベーコンという役者を数回見てきたが、いつ観ても30ちょっと過ぎにしか見えない。ガキっぽい髪型だからだろう。デビュー作のフットルースは20年以上前の作品。一体何歳なんだろう?
 ポール・バーホーベン作品とあって、女がジャンジャン脱ぎまくる。
 本作は、邦題は「透明」を意味する「インビジブル」だが、原題は「Hollow Man」。「中空の男」か。「インビジブル」にした理由が良く分からない。


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Last updated  2005.06.20 14:17:59
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