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非常に適当な本と映画のページ

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2006.03.12
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カテゴリ:洋画
期間限定!売り尽くし大バーゲン!★スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 ◆40%OFF!

 新スターウォーズ三部作の第二作目。アナキン・スカイウォーカーがダース・ベーダーになっていく過程を描いている。
 本作はエピソード1の続編で、エピソード3へと続き、1980年代に製作された旧三部作でストーリー的に完結する。


粗筋

 銀河共和国は崩壊の危機に直面していた。一部の加盟惑星が、ドゥークー伯爵という人物の元で共和国を離脱しようとしていたのだ。それについて議論する元老院会議に出席する為、惑星コルスタントに到着したナブーの元女王パドメ。到着直後に暗殺未遂事件に遭遇する。
 ジェダイ評議会はパドメの護衛をアナキン・スカイウォーカーに命じ、犯人探しをオビ・ワン・ケノービに命じる。十年振りにパドメと再会したアナキンは、自分が彼女に惹かれていることに気付く。一方、オビ・ワンは驚くべき陰謀を知る……。


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感想

 最高のCG技術を駆使した派手な映画であるのは確か。
 しかし、最近のハリウッド大作の例に漏れず、派手さだけが先行している。ストーリーを充分に練らなかった感が拭えず、観終わった後は何も残らない。
 最大の問題は、旧三部作への橋渡しにしなければならない為、プロットの展開が非常に制限されていること。パルパティーンが皇帝となる準備を着々と進めている一方、銀河共和国は混沌し、ジェダイは破滅への道に知らず知らずの内に突き進む……、という模様を描くしかないのである。
 三部作の結末が分かっているので、観ていてむなしい。
 上映時間が三時間も四時間もあれば、より綿密なプロットを練られたのだろうが、子供にも観られる作品に仕上げなければならない為、それは無理。2時間20分が限界だったと思われる。
「橋渡し」役を強引に進める為、設定やキャラに無駄や不自然さが目立っている。
 共和国の守りを勤め、フォースを自由に操れる筈のジェダイの連中が、烏合の衆にしか見えないのだ。
 議長に上り詰め、その上新設された共和国軍の完全指揮権を握ったパルパティーンを、ジェダイ評議会の中の誰一人おかしいと思わないのは不自然。パルパティーンは、エピソード1でパドメをそそのかした結果、前議長を追い出し、自ら議長の座に着いている。これだけでもかなり異常だろう。パルパティーンはその後10年間も議長の座に着いている。ヨーダは「ダークサイドが全てを覆い隠している」とか言っているが、フォースがなくてもパルパティーンの権力掌握の有様はおかしいと普通思うだろう。ジェダイ評議会は情報収集能力と情報分析能力がまるでない。
 パドメに異常な思いを寄せているアナキンをパドメの護衛に命じるのもおかしい。評議会はアナキンの心情を全く把握していたかったのか、と疑いたくなる。
 結局フォース、て何だ? テレキネシスとチャンバラだけかよ?
 元老院の連中も、パルパティーンの行動を誰もおかしいと思わないのは不自然。結局何の為に集まっているのか。
 また、それぞれの惑星が独立性を保ち、一つの政治体制で動いていない点を観ると、名称としては「銀河共和国」より「銀河連邦」とか「銀河連合」が正しいような感が……。
 アナキンは、「最高のジェダイになれる!」と言われている割には弱過ぎ。「今にでもジェダイの騎士になれる!」とでかい口を叩いていたくせに、ドゥークー伯爵に簡単に倒されている。二刀流になった時は「おおっ!」と思ったが、その場面があまりにも短くてガッカリした。はっきり言って、本作そのものよりCMの方が緊迫感があった。
 そもそも、アナキンの成長具合が全く分からない。エピソード1では大人しく、賢そうだったのに、本編ではそんな様子は欠片も見られず、愚痴をこぼすことに関しては超一流の、感情と性欲にまかせて暴れ回るクソガキとしか写っていない。ジェダイの人材育成は大したことないらしいのが見て取れる。これでは、アナキンはジェダイにならなかった方が幸せだったのでは(銀河にとっても)、と思ってしまう。なぜここまで共感できないキャラにしてしまったのか。
 アナキンの母が死ぬ場面も取って付けたみたいで不自然だった。もう少しまともな登場のさせ方があったのでは?
 本編でも「通商連合」と呼ばれる悪役組織が登場する。英語で言うと「フェデレーション」。「フェデレーション」は、別の宇宙物であるスタートレックでは善の組織なので、嫌味かよと思ってしまう。別の名称にできなかったのかね。
 ジャンゴ・フェットは、エピソード1のダース・モールみたいなキャラだった。一作に出てハイ退場。勿体ない! ジャー・ジャー・ビンクスなんかより、こういうキャラを再登場させて貰いたいのだが。オビ・ワンやアナキンよりずっと格好良かった。
 ボバ・フェット役のガキは目つきが凄かった……。切断されたジャンゴの首を持ち上げる場面は何とも言えない気分になった。
 しかしヨーダがライトセーバーを振り回すシーンが観られるとは……。笑えばいいのか手に汗を握ればいいのか分からなかった。
 エピソード3を観に行くべきか本当に迷わせる一編だった。
 第一作で続編が観たくなくなったハリー・ポッターよりまだマシか。
 もう一つ残念に思う点が、エピソード1では主役で、アナキンを探し出した人物として重要な役割を果たしたクワイ・ガン・ジンの気配が全く感じられず、まるで存在しなかったかのような扱いになっていること。
 クワイ・ガン・ジンは、正直ジェダイ評議会のどのメンバーより頭が切れ、キャラ的にも面白かったのに、惜しいと感じた。エピソード1で死んだのは事実だが、旧三部作では死んだ筈のキャラが普通に登場しているので、本作でも登場させるのはまるきり無理でもなかった筈。クワイ・ガン・ジンを演じたリーアム・ニーセンと交渉できなかったのかね(ニーセン本人は「一作でもう充分だ」なんて言っていたらしいが)。


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Last updated  2006.03.12 10:05:36
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