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非常に適当な本と映画のページ

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2015.02.08
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カテゴリ:洋画


 ビル・グレンジャーの小説「There Are No Spies」の実写化。
 主演は、007シリーズでお馴染みのピアース・ブロスナン。
 ヒロインは、007/嘆きの報酬のボンドガールを演じたオルガ・キュリレンコ。
 主役とヒロインを、007シリーズ経験者が勤めた事になる(本作でロシア大統領候補を演じたセルビア人俳優Lazar Ristovskiも、007/カジノ・ロワイヤルで端役で出演していたという)。
 邦題は「スパイ・レジェンド」。ビル・グレンジャーは日本ではあまり馴染みのない作家なので、原題のままだと売れない、という判断があったのかも知れないが、邦題はあからさま過ぎて、捻りがない。分かり易いと言えば分かり易いが、本作は続編が製作される可能性もあるらしいので、そうなったらどんな邦題を付けるのか、と心配してしまう。


粗筋

 ザ・ノヴェンバー・マンというコードネームを持ち、様々なミッションを遂行してきたCIA工作員ピーター・デベロー(ピアース・ブロスナン)。
 スパイ活動から足を洗い、スイスで気ままな引退生活を送っていた。
 ある日、元上司のハンリーが訪れる。かっての同僚らが殺害されている、と伝える。殺害を指示しているのは、ロシアの次期大統領候補フェドロフだ、と。
 フェドロフは、ロシアの元軍人で、過去には様々な悪事を働いていた。大統領に立候補したので、自身の過去を知っている者を抹殺しているらしい。
 デベローは、引退した自分にはもう関係のない事だ、と答える。
 ハンリーは、更に続ける。CIAは、フェドロフを監視する為、工作員を秘書として送り込んでいた。その工作員とは、デベローがかって愛した女性ナタリアだった。ナタリアは、フェドロフの悪行について証言出来る人物の名前を掴んだので、自身を救出してほしい、と要請していた。彼女は、ロシアから連れ出す工作員として、デベローを指名していた。それ以外の者は信用出来ない、と。
 ハンリーは、デベローがナタリアを連れ出さない限り、フェドロフに対し証言出来る人物の名は不明のままになってしまう、と訴える。
 デベローは、証言者の名前には興味がなかったものの、ナタリアの命は助けたかったので、ロシアへ飛ぶ事に同意する。
 ロシアで、デベローはナタリアと接触する事に成功。しかし、彼女は何者かに追われていた。デベローは敵を振り切り、彼女から、証言者の名前を聞き出し、ハンリーに携帯電話で伝える。
 その直後に、ナタリアは何者かに狙撃され、死亡してしまう。
 デベローは、狙撃者とその一味を追跡し、追い詰める。
 狙撃者は、デベローが現役時代、手塩にかけて育てていた若手CIA工作員メーソンだった。
 予想していなかった再会に、デベローは驚く。
 メーソンも、デベローがロシアにいる事実について驚いている様子だった。
 二人は何も語らず、別れる。
 デベローは、ナタリアから教えられた証言者の名前――ミリア・フィリポヴァ――を元に、調査を開始。
 CIAは、デベローが何故ロシアにいたのか全く分からなかったが、危険な存在だと判断。CIA上層部はメーソンに対し、デベローを始末するよう、指示する。メーソンは、その命令に応じるしかなかった。
 デベローは、セルビアのベオグラードに移動。ミリア・フィリポヴァの居所を知っているとされるケースワーカーのアリス・フルニエを訪ねる。
 アリスの存在は、既にフェドロフも気付いていて、子飼いの女殺し屋アレクサを送り込んでいた。
 デベローは、アリスを連れ、アレクサやCIAの追跡を振り切る。ミリア・フィリポヴァが何者なのか、アリスに問いただした。
 ミリア・フィリポヴァは、チェチェン人の女性で、第二次チェチェン紛争の際、当時はロシア軍将校だったフェドロフに囚われ、性的暴行を長期にわたって受けていたという。その期間中に、ミリアはある事実を知る。チェチェン紛争の引き金となったロシア軍施設の爆破は、実はロシア側の自作自演で、それを口実にロシアはチェチェンに侵攻して、チェチェンの油田を手に入れたのだ、と。その陰謀の中心的な人物が、フェドロフだったのだ。
 デベローは、フェドロフの昔の仲間からも証言を得る。フェドロフによる陰謀は、CIAも関与していた、と。
 一方、メーソンは、アリス・フルニエの身元を調査。すると、彼女こそミリア・フィリポヴァだ、という事実を知る。
 同じ頃、フェドロフはエネルギーサミットに出席する為、ベオグラードを訪れていた。彼の元を、変装したアリスことミリア・フィリポヴァが訪れる。アリスは、積年の恨みを晴らす為に、フェドロフを殺そうとするが、デベローが現れ、それを阻止。デベローは、フェドロフに銃を突き付け、チェチェンの陰謀に関わったCIA工作員の名前を吐けと迫る。
 フェドロフは、ハンリーがCIA側の関係者だ、と自白。
 デベローはその場面をアリスに携帯電話で撮影させ、それを現場に賭け付けたメーソンに渡す。
 ハンリーやフェドロフの悪行が明らかにされたと満足したデベローは、アリスと共にその場を離れる。
 メーソンは、フェドロフの証言が収まった携帯電話を手にCIAの支部に向かう。ハンリーと対峙する為だった。
 が、ハンリーはCIA支部長の椅子に収まっていた。
 ハンリーは、自分の悪事が明らかになった事を逆手に取り、自分の工作のお陰で次期ロシア大統領の弱みをCIAが握る事になったのだ、奴が大統領になれば、ロシアは我々の思い通りに動かざるを得なくなる、と上層部を説得していたのだ。
 ハンリーは、デベローの娘を誘拐し、アリスを引き渡せ、と脅迫。
 デベローは、アリスの居場所を告げる。
 ハンリーは、メーソンに、アリスを連れて来い、と命じる。メーソンは、命令に応じる振りをしてその場を離れ、デベローの娘が囚われている場所を突き止めて救出。
 デベローは、娘の安全が確認出来た段階で、ハンリーを倒す。娘と再会した。
 後に、アリスことミリア・フィリポヴァは、フェドロフとハンリーが携わった陰謀について、国際刑事裁判所に証言。これにより、フェドロフが次期ロシア大統領になる可能性はなくなった。
 フェドロフは、それから間もなく暗殺される。


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Last updated  2015.12.26 09:09:57
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