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星見当番の三角テント

獅子座の支配分野

獅子座で新月が起こる時には、獅子座が支配する分野のお願いが叶いやすくなります。
また、太陽サインや月サイン、またはドラゴンヘッドのサインが獅子座の人は
そうでない人よりもこの新月の影響を強く受ける可能性があります。
獅子座の弱点を克服したり、長所をより伸ばしたりするチャンスです。

12サインで5番目のサイン・獅子座は牡羊座に次ぐ第二の火のサインです。
蟹座がスタートさせた「夏」の季節の二番手で、運動区分は「固定」です。
固定サインは季節の中盤を担当し、「活動サイン」が始めたテーマを引き継いで
それを極限まで高めます。

蟹座・獅子・乙女の「夏の三サイン」のテーマは一言で言えば
「ハート(感情)の開発」です。一番最初の蟹座(水の活動サイン)は、
家族や親しい人たちと暮らす中で「同じことをする安心感」や
「共感できる心」「何かに帰属しているという意識」「絆があるという感覚」
「小さなものを守り育てようとする心」などを育ててきました。

蟹座の次の獅子座は、その「安心できる居場所」をジャンプ台にして、
まぶしく輝く場所へ一人飛び出そうとします。「皆と同じではつまらない」
「毎日同じではつまらない!」獅子座の第一の望みは「特別であること」です。
「目立ちたい気持ち」「輝きたい気持ち」と言ってもいいかもしれません。

獅子座の支配星は「太陽」です。自ら燃え、輝く星です。
輝く場所へ出て行くだけでなく、自分自身が輝くものとなって仰ぎ見られたい。
獅子座はそういう欲求を支配しています。

ここから、獅子座のテーマとして「脚光を浴びること」「目立つこと」、
「表舞台に躍り出ること」「場の主役になること」などが出てきます。
演奏家や俳優、歌手やコメディアンなどステージパフォーマンスを仕事とする方、
あるいはそれを目指している方、コンクールなどを目指している方はチャンス☆
スポットライトを浴びる自分、持てるものを全て発揮(文字通り「発揮」)
している自分、喝采を浴びている自分をイメージして、願い事を書いてみましょう。

自分に自信を持てない、もっと自信を持てるようになりたい方も、
獅子座新月にお願いしてみましょう。「あがり症が治りますように」、とか
「本番に強くなりたい」など、いいですね。

獅子座は昔から「王者のサイン」と言われます。
「自信」「威厳」「プライド」それから王に必要な「決断力」「リーダーシップ」
これらも獅子座のテーマです。一つ前の蟹座は「何かあったらみんなで決める」
でしたが、獅子座においては「私が決めたからこうする(だから皆ついて来い)」
だったりします(…と言って「皆」がついてくるかどうかは…王様次第です)。

他の人に決めてもらうのではなく、自分で決める。決めたことを実行する。
貫き通す。「固定サイン」ならではの「意志の強さ」も獅子座の特徴です。
不屈の意志・目標に対する集中力が欲しい人、どうしてもやりとげたいことがある人は
獅子座新月に力添えを願いましょう。


また、この熱くて固い獅子座の意志は本人だけでなく周囲も巻き込んで
目標に向かって引っ張っていく力もあります。盛り上げ型のリーダーですね。
お祭り状態の中心には、必ずこういう獅子座(的)パワーを放つ人がいます。
お神輿集団の先頭で大きな団扇を振っている人とか、盆踊りのやぐらの上で
太鼓を叩いている人とか(笑)。

何か、集団のリーダーをしている人で、こういった「盛り上げ型リーダーシップ」
を目指している人(特に子供や若者の集団を指揮する立場の人)には
獅子座新月のお願いが効果的です。子供のスポーツチームのコーチとか、ですね。
後で説明しますが、獅子座は蟹座と並んで「子供」に縁の深いサインなのです。

獅子座は「心が熱くなるもの」「どきどきするもの」「特別だと感じられること」
を支配しているサインです。「注目されること」も「ステージにあがること」も
みな「どきどきするもの」「特別だと感じられること」の一つです。
気持ちが盛り上がるもの、興奮しちゃうことは全て獅子座の管轄です。

その中でも、多分きわめつけに「どきどき」で「熱く」て「特別なもの」…
お年頃の女子と男子にはコレですね。「恋愛」。…夏だし(笑)。
恋愛、あるいはそれに似た気持ち(笑)は獅子座の重大テーマです。
何かを特別だと思う気持ち。誰かに「特別だ」と思ってもらえた時の喜び。
「これが特別だと思える私って凄い!」…と思えることが、獅子座的には大事。

「自分にとっての『特別』を見出す能力」を開発することが獅子座の目標なので
「その恋愛の現実的な成就」にはあまり目がいかなかったりします(笑)。
ええと、非日常の相手(芸能人とか)にどきどきしちゃうのも、
獅子座のテーマに含まれます。好きなアーティストのコンサートに行って、
盛り上がりたいなあ…くらいのお願い事だったらノープロブレムです☆
自分の熱い気持ちを解放できる時間、あると嬉しいですよね。

獅子座は12サインの5番目に当たります。
「5」は「創造性」と「人間性」を表す数字とされます。
四大元素(火・地・風・水)の「次の」元素「第五元素」(Quintessence)
にも関係のある数字です。また「魔術」「魔法」の数とも言われます。

獅子座は「創造性」やありとあらゆる形の「創作活動」を支配しています。
これも「どきどき感」や「何かを特別だと思う気持ち」とつながりがあります。
心の底からわきあがる創作への衝動、自分の力で何かを作り上げたい気持ち。
何か、創ってみたいものがある人、形にしたいアイデアを抱えている人を
獅子座は応援します。何かをしたいけど、何をしたらいいだろうと思っている人は
どきどきするようなアイデアやインスピレーションが降りてくるようにと
お願いすることもできます。

獅子座に新月があるときには、獅子座の長所を伸ばすお願いだけでなく
短所を克服するお願いをかけることもできます。

獅子座の短所とは、「王者っぷり」「自分を特別だと思う気持ち」の暴走から
起こります。つまり「傲慢」「過度の自己中心性」「わがまま」「横暴」です。
「どきどき感」の暴走から起こる「大袈裟(騒ぎすぎ)」などもあります。
自分ではリーダーシップをとっているつもりが、相手を威圧してしまっていたり
一度盛り上がってしまうと周りが見えなくなるくらい大騒ぎしてしまったり、
いつも特別扱いされて、注目されていないと子供のように拗ねてしまったり。
そんな獅子座の短所でお悩みの方は、短所解消を願ってみましょう。

ほかに「創造性」と「どきどき感」に関係のあるテーマとして
「子供らしさ」「自由な心」「喜び」「遊び」なども獅子座の管轄です。
子供の頃の自由な心を取り戻したい方、童心に返って思いっきり遊びたい方、
子供と楽しい時間を過ごしたい方や、子供を相手にする職業の方。
獅子座新月に楽しいひとときをお願いしてみましょう。


それからもうひとつ、獅子座の大事な支配分野は「祝福」です。
獅子座の支配星「太陽」は「自ら輝く星」であると同時に「光を与える星」。
「祝福を与えること」は太陽の、または「王者」の大事なつとめです。

何かをつくりだすことは、つくりだしたものを祝福することとイコールです。
また、既にあるものを「これは私の特別なもの」とあらためて選び出すことも
何かをつくりだすことと同様「祝福の行為」「光を当てる行為」です。

獅子座は12サインの前半に位置するサインで、まだ社会人デビューしていない
思春期真っ只中の少年少女を象徴するサインです。獅子座のテーマ「恋愛」も
大人の恋愛というよりは、ティーンエイジャーの恋愛に近いです。
本当の大人のように成熟した関係を作るにはまだあまりにも気持ちが若く
相手が現実的な存在ではない(アイドルであったりとか)こともしばしば。

しかし獅子座的な「恋愛」には独特のピュアさがあります。
それは「この人が好き!」「この人は他の人とは違う!特別!」と思う気持ち、
特別な相手を思ってどきどきする気持ちがそのまま「祝福」でもあるからです。
祝福ってつまり、輝きの別名であったりもします。

…ありありあり。なんか書いているうちに手が妙なことをタイプしてますが。
これも獅子座パワー(汗)?でも本当です。祝福ってつまり、輝きの別名、です。

獅子座的恋愛(…というか単に好き好きパワーと言った方がいい)の妙な所は
とことん自己中心的なようでいて(自分が輝いていたいから恋をする~とか
言いがち)、なぜか相手にも光を与えてしまうところです。
ん?それはもしかして、「ホメルギー」というものでは…。

※ホメルギーについて知りたい方はほぼ日刊イトイ新聞の連載「ほめ道を行く」をご覧下さい。

はて、何の話でしたか。
何かをつくりだすことは同時に祝福することでもある、でしたね(汗)。
それから、何かを特別に好きになることも祝福することと同じである。

…ということで、あなたの創造性を発揮して、
沢山の祝福されたものたちをこの世に生み出してください。
あなたにとって大事な、特別な何かを見出してそれを祝福してください。
獅子座新月がそれを応援しています。輝いてください。

最後に、獅子座が支配する体の部位のお話。
何度も月サインカレンダーで紹介していますね。
まずは髪の毛。美しい髪を手に入れたい方は獅子座新月にお願いしましょう。
獅子座と乙女座に月がある時期に美容院に行くのもお薦めです。
髪の毛以外では、背中・背骨・炎症・憔悴(夏バテや熱中症)・発熱などが
獅子座の管轄です。

獅子座で新月が起こる時にはこれらの部位の健康を願ったり、
髪や背中に病気がある場合の治癒・症状緩和のお願いをしたりするのに最適です。



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