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星見当番の三角テント

☆星見当番の石コレクション☆

星見当番は水晶や鉱石が大好きです。
最初に手に入れた石は、アメシストの勾玉でした。
確か、高校一年の時だったと思います。
革紐のペンダントになっていて、制服の下に隠して
首からさげて、こっそり学校にも連れて行っていました(こら;)。
友達に見せたら「葡萄味のゼリービーンズみたい」って言われたっけ(笑)。

その次に手に入れた石は、フローライトの八面体。これも高校生の頃。
なぜか、本屋さんのレジ前に鉱石コーナーができていて(笑)、
角砂糖よりも少し大きいくらいのサイズの八面体のフローライトが、
ざらりざらざらと山盛りになっていたんですよ(驚愕)。
ほかに水晶やアメシスト、ローズクォーツのタンブルもありましたが
星見当番の目は幾何学的な美しい形をした八面体フローライトの山に釘付け。

「これは…稲垣足穂の『星を売る店』そのものじゃないか!!」

その頃、星見当番は稲垣足穂の『一千一秒物語』をどこに行くにも携えていました。
それはもともと母が愛読していたオンボロ新潮文庫で、中学生の時無理矢理私が分捕ったのでした(笑)。
新潮文庫の『一千一秒物語』には「星を売る店」という短編が合わせて収録されています。
私はその短編が「一千一秒物語」そのものと同じくらい大好きでした(今でも勿論、大好きです)。
(新潮文庫の『一千一秒物語』は今でも売られています。星見当番、お薦めの一冊です)

その八面体の石の山には「蛍石」という名札が差し込んでありました。
「ほたるいし」。その名前を見て若き星見当番、狂喜(笑)。
なんてきれいな石。なんてきれいなかたちと色。そしてなんてきれいな名前。
これはあの、『星を売る店』で売られていた星そのものだ!そう、思ったのです。
実際の『星を売る店』では「星」は「金平糖」の形であったと書かれているのですが、
若き星見当番、初めて目にした「蛍石」があまりにも気に入ったのでそんなことお構いなし(笑)。
「これを、私の中での『星を売る店で売られていた星』とする!」と勝手に決めたのでした。

八面体の星には様々な色がありました。氷砂糖のようなクリアカラーの星。濃い菫色の星。
リラの花のような淡い紫の星。アクアマリンのような淡い水色をした星。それらが全て縞目になった星。
「星」のお値段は、ひとつ800円でした。高校生だった星見当番、悩みに悩んで2つ買いました。
アクアマリンカラーの星ひとつ。ディープパープルの星ひとつ。
そしてこっそり高校に持って行き、稲垣足穂を読んだことのある友人にそっと見せました。

「見てこれ。『星を売る店』の星みたいでしょ。」
友人は「どこで見つけてきたのそれ!!一体それは何!?」と大喜びしてくれました。
その次の週末、私はまた「星を売ってる書店」に行き(ちょっと遠かったのです)
友人にプレゼントするためにまたしても星をひとつ買いました。紫の濃淡が縞になった星。

葡萄味のゼリービーンズと八面体の星。それが星見当番にとって「はじまりの石」でした。
実はこの三つの石、手に入れて数年後にどこにやったかわからなくなってしまいました。
ところが二年ほど前、机の引き出しを整理していたらひょっこり出てきたのです。
三つまとめて、てのひらサイズのティン缶におさまっていました。

「はじまりの石たち」は、今は他の石たちと一緒に「石コーナー」で仲良く並んでいます。
高校生だった頃に比べると、街の色々なお店で鉱石やパワーストーンの小物が買えるようになりました。
ネット通販のできるショップだって沢山あります(高校の頃はインターネットなんてなかった!)。
星見当番自身、再び石を集めだしたのはここ3~4年です。今はもっぱらネット通販♪

しかし、石好きの 三つ子の魂 百までも(あっ、偶然だけど五・七・五…字あまりだけど)。
「はじまりの石」がアメシストと蛍石だった星見当番、今でもせっせと蛍石を集めています。
緑・青・紫のグラデーションが好きなんですね。フローライト(蛍石)とつけば
磨き石でもアクセサリーでも原石でも八面体でも、ああ、いくつあってもまだ欲しい(笑)。
美しいマルチカラーのミックスフローライト(=蛍石)のブレスレットがご縁で常連となった、
とあるネットショップの掲示板では「フローライトと言えば歌織」とまで言われるようになりました(爆)。

それ以外の石たちもいつの間にか増え、丸玉をつないだブレスの数も一人分の数以上に多くなり、
私のアクセサリーボックスには阿修羅像かキングギドラが着けるのかというほど多数のブレスや
ネックレスが(笑)。石たちの浄化とインテリアを兼ねてクラスターがでんと鎮座し、
水晶ポイントが数本ごろりと転がり、丸玉・タンブル・その他の原石もごろごろ。
気づけばライティングデスクの上は石だらけ!

『虚空座標』のKURO-Mさん主催の「石好きさんLINK」に参加しているにも関わらず、
今まで当テントには「石のコーナー」が存在しませんでした(^^;)。ひとえに当番が
デジカメの扱い方と画像アップ法の習得・及び石の撮影をサボっていたせいでございます(笑)。
ようやく、少し写真を撮ったのでフリーページに載せてみることにしました。
「うらないよりも朝寝が好き」な星見当番@トレロカモミロが、休日の朝に撮影のために起きられるかが
今後のこのコーナーの命運を握っております(笑)。もしも画像が一向に増えなかったら、
晴れた週末の午前中に星見当番が起きられなかったと見てください(滝汗)。

それでは、見た方に少しでも楽しんでいただけることを祈って。



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