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カテゴリ:12サイン別ブックガイド
皆様、ごきげんよろしゅうございます。星見当番でございます。
先ほどお送りいたしました天秤座の新月予報、お読みいただけましたでしょうか。 天秤座は別名「紳士淑女のサイン」と申します。天秤座にとって最も大事なテーマに 「エレガンス」というものがございます。 エレガンスは天秤座の武器と言っても過言ではございません。 天秤座のブックガイドといたしまして、「エレガンスについての本」を数冊、 ご紹介いたしたく存じます。 最近は、マナーやエレガンスに関する本が星の数ほど出ていますが 星見当番のお薦め「エレガンスの本」は加藤ゑみ子さんの一連の著書でございます。 最初に読む本としてはやはり『お嬢さまことば速修講座』がよろしゅうございましょう。 そちらをお読みになりましたら、『お嬢さま生活復習講座』にお進みになると またお楽しみいただけるかと存じます。 平易でありながらユーモアのある文章で、中学生くらいのお嬢さまからお読みになれ、 読んだその日からご活用いただけることと存じます。 テーマごとに書き下ろされた「お嬢さま講座シリーズ」として 『淑女のルール』『知的のルール』『気品のルール』『美的のルール』『和のルール』 などもございます。「わたくしそんなに沢山は読めないわ」とおっしゃるのなら 先に挙げました『速修講座』と『復習講座』を読むだけでもバッチリでございます。 (はしたない言葉遣いで大変失礼いたしました)。いずれも短い章だてになっていて 寝る前に拾い読みをするのにも大変都合がようございます。大人のお嬢さまに 一冊お薦めいたしますなら『もっと素敵な良質生活』がよろしいかと存じます。 全てディスカバー21の発行です。書店及び図書館にて、お手に取ってみて下さいませ。 ちなみにわたくし、D社の回し者ではございません。一愛読者としてお薦めしております。 以上、加藤ゑみ子先生流「お嬢さま言葉」にてお送りいたしました。 夜も更けてまいりました。またみょうにちに。おやすみなさいませ。 (お嬢さま風をめざしたのですが、読み返したらジーヴズ調になってしまっているような 気がいたしました…紳士の皆様及び紳士の生活にご興味のあるお嬢さま方には、 『ジーヴズの事件簿』を強くお薦めいたします。『黒後家蜘蛛の会』もお薦めでございます) 一旦やすんだのですが、もうひとつ思いつきましたので追加いたします。 エレガンスとは少しはずれたテーマになりますが「敬語」。 日本語の敬語の使い方は、『お嬢さま言葉速修講座』をお読みいただければ 少しの練習でビューティフリーにお話しすることができますことと存じます。 でも皆様、たまにございませんこと?「敬語を使って話して何になるの?」 「どうして、特に女性に偏って丁寧な言葉遣いや敬語が(暗黙に)求められるの?」 正直申し上げて、当番もたまにイヤ~になることがございますの。 エレガントに話そうとするとどうしても、特に男性にたいして へりくだる言葉ばかりになることに、こう、モヤモヤ~っといたしますの。 お相手が、失礼ながらどうにも尊敬できかねる方である場合は特に。 その「モヤモヤ~っ」の正体が言葉にされている本に、去年出会いました。 ちくまプリマー新書から出ている『ちゃんと話すための敬語の本』です。 橋本治 著です(橋本治の著書もまた、当番の愛読書なのでございます)。 日本語の敬語の問題は、敬語(尊敬語)を使われる側は、 尊敬語を使ってくる相手にぞんざいな口(横柄とも申しますわね)をきいてもいい (とされている)、そういうところなのですね。相手に対して目一杯横柄になれる事が、 相手より優位に立てていることの証であると思っている方もいらっしゃいますわね。 何より問題なのは、相手がぞんざいな言葉をおこきあそばしました場合、 お相手が単純にものの言い方を知らないだけという可能性もございますのに 自分を下に見られたように受け取って腹を立ててしまうわたくし自身がおりますことです。 腹立たしくって相手にパーンチ自分にもパーンチといった感じがいたします。 何のおはなしでしたか。敬語でございました。 『ちゃんと話すための敬語の本』は敬語の具体的な使い方ではなく、 敬語の精神について書かれた本です。ちくまプリマー新書は、 中学生をターゲットとした新書のようです。わたくしが中学生のころに こんな本があったらよかったのにと思うことしきりです。 思えば「女の子らしい丁寧な言葉遣い」にモヤモヤとした気持ちを覚えたのは ちょうどその頃であったことを思い出しました。 それでは今度こそおやすみなさいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.11 17:48:49
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