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歌織@星見当番

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2008.12.13
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こんばんは、星見当番です。
今夜も引き続き獅子座生まれのための贈り物帖です。

獅子座生まれの文筆家・画家・音楽家・俳優ほかの名前をリストにしました。
贈り相手の獅子座さんがお好きなアーティストが見つかったら、
本やCD,DVDをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

獅子座生まれによる文学作品や音楽は獅子座さんご本人への贈り物としてだけでなく、
家族や友達に獅子座生まれがいる人へ、獅子座の世界をわかってもらうために
贈ることもできます。

まずは恒例、獅子座作家による絵本・童話リストからまいります。
贈る相手と同じ太陽サインの人が書いた児童書を探そうと思ったとき、
いちばんラッキーなのが獅子座生まれかもしれません。
最近のベストセラーから長年愛されている定番作品まで、
獅子座は児童文学作家と絵本作家の宝庫です。

『ピーターラビットのおはなし』ほか動物が主人公の絵本を多数出している
ビアトリクス・ポターがまず獅子座です。キャラクターグッズも沢山出ているので、
文具セットやぬいぐるみ、食器などを絵本と一緒に贈るのもいいと思います。

ピーターラビットのバレエ作品というのもあります。
英国ロイヤルバレエ団(ロイヤルは獅子座ワードのひとつですね)の作品で、
ビデオやDVDで手に入ります。原題は‘The tales of Beatrix Potter’
日本語でのタイトルは『ピーターラビットと仲間たち ザ・バレエ』。

ダンサーたちがあの挿絵そのままのマスクと衣装を着けて踊るのですが
ただの着ぐるみを超えて、本当に絵本の世界が人間サイズになったような感じです。
特に『2ひきのわるいねずみのおはなし』の奥さんねずみのドレスは秀逸です。
バレエなのでセリフはひとつもないですが、もとが単純なストーリーなので
動きを見ているだけでも充分にわかります。お子様へのプレゼントにもいいですし
環境ビデオっぽく流しておくのも和めてよろしいです。ビデオやDVDで手に入ります。

そういえば作者のビアトリクス・ポターを主人公にした映画
『ミス・ポター』が最近公開されていましたね。主演はレネー・ゼルウィガーで
獅子座ではなく牡牛座さんでしたたけれど。映画の中でも
ポターが描いている途中のピーターがアニメーションで動き出す、
という場面があったりしました。

おなじくウサギが主人公の絵本シリーズをもうひとつ。
ピーターラビットは「世界で一番有名なウサギ」と言われることがありますが
そのピーターの、たぶん次くらいに世界で有名なウサギといえば
『ミッフィーちゃん(うさこちゃん)』。ピーターラビットと同じく、
絵本の他にキャラクターグッズも沢山出ていますね。

そのミッフィーちゃんの生みの親、ディック・ブルーナも獅子座です。
サインの境目生まれなので、誕生時刻によっては乙女座かもしれませんが、
とりあえず獅子座の方に入れておきます。

なお、いまではすっかり「ミッフィーちゃん」で名前が定着してますが
当番が子供の頃は石井桃子訳で名前も「うさこちゃん」でした。
(なお、ピーターラビットシリーズは今も昔も変わらず石井桃子訳です。
石井桃子について知りたい方は魚座の贈り物帖をご参照ください。)

ポターの詳細に描きこまれた水彩画とちがってディック・ブルーナは
極限まで単純化した線とはっきりした色使いが特徴です。
でもポターとブルーナで共通しているのは(ウサギ以外では)、
どちらも絵本のサイズが小さくてちっちゃなお子さんの手に馴染むように
作られているというところです。

自分で本を読めるようになって、連作短篇くらいならOKになったら、
もしかしてお母さんも子供の頃に読んでたかもしれないアルフ・プリョイセンや
P.L.トラヴァースはいかがですか?もちろん、ご両人とも獅子座です。

アルフ・プリョイセンは『ちいさなスプーンおばさん』シリーズの作者、
P.L.トラヴァースは『メアリー・ポピンズ』シリーズの作者です。
当番も大好きな獅子座の童話作家です。特にメアリー・ポピンズは
いまだに全巻当番の本棚に並んでおります。しかも挿絵に色鉛筆で塗絵したやつ。

『スプーンおばさん』シリーズは三冊ほど出ています。
ときどき何の前触れもなく体がティースプーンサイズに縮んでしまうという
特異体質以外はごくごく普通のおばさんが主人公のコミカルなお話。
あ、小さくなった時だけ動物と話すことができるっていう特技(?)もありました。
そう考えるとあんまり普通じゃないですね。でも、それ以外では
本当に魔法が使えるわけでもない小さなおばさんです。

そのおばさんが、「小さくても知恵があればなんでもできる」と
動物たちを相棒に普通に日常の家事をこなす様が見ものです。
なお、『スプーンおばさん』はかつてN○Kの10分アニメのシリーズで
放映されていたこともありました。当番と同世代くらいの方なら
なつかしく思い出すかもしれません。あれ、DVD出てるのかなあ。
あ、一応出てたことはあるみたいですね。

一見ごく普通、いや、「一見、完璧な上にも完璧な」ナニー(子守)に見えて
実は何かと「フツーじゃない」、たぶん世界で一番有名なナニーが主人公の
『メアリー・ポピンズ』シリーズ。獅子座作家による童話では、
当番的に一・二を争う超お薦め作品です。後で書くムーミンブックスと
どちらを一位にしていいか一生悩むくらいのお気に入りです。

書籍版では「メアリー・ポピンズ」と表記されるのが普通ですが、
ディズニーでミュージカル映画化された作品は通常「メリー・ポピンズ」と
表記されています。映画版はとっつきやすいことはとっつきやすいですが、
原作と違ってメアリーが優しすぎますね。彼女はもっと尊大でなくては(笑)。
ジュリー・アンドリュースは美声ですが、あまりにも若々しすぎて、
かつソプラノですしねえ。

当番が映画版を見る前に想像していたメアリー・ポピンズの声はアルトなんですよ。
ハリウッド女優で言ったら、キャサリン・ヘップバーンを黒髪にした感じ希望。
あの身長、あの威圧感、あの声で「フン」と言われてみたいんですが、いかがでしょ。
でもキャサリン・ヘップバーンだとイギリス英語じゃないからダメかーorz

それ以外にも、映画版には何かともの申したい原作派の当番でございます。
ストーリー展開と結末が、あんまりにもハリウッド的かつディズニー的に、甘い!
父親が仕事人間で家庭をかえりみないとか、結局は家族が大事なんだとか、
余計なんじゃ!原作でだって父親は仕事人間であまり子供に注意を払わないけど
メアリー・ポピンズシリーズの魅力は「大人の世界は、それはそれ」として
そんな大人の鼻っ先で普通に不可思議なことが起こるってこと。それだけで充分!

映画版のよくないところは、メアリーに喧嘩を売る「公園番」をカットして
その役割をバンクスさんちのパパに負わせてしまったってことだよな、ぶちぶち。
だいたいディズニーは当番の好きな英国童話を映画化してはいつも原作を滅茶苦茶に…
と、これについて語りだすと一日でも語ってしまう上に、ディズニーファンから
苦情が来そうなのでやめておきまする。

なお当番が常にディズニー作品に愛憎愛半ばしながら嫌いになりきれない理由は、
音楽です。音楽だけはどの作品もいいんですよね、大抵。『メリー・ポピンズ』もしかり。
好き曲が多すぎてマルっと嫌うには惜しすぎるorz

話が変な方向に行ってしまったので獅子座作家に戻ります。
『車のいろは空のいろ』シリーズや絵本『おにたのぼうし』の作者、
あまんきみこも獅子座生まれです。『車のいろは空のいろ』は連作短篇で
ひとつのエピソードが10分程度で読めます。小学校低学年くらいから読めるので
学校で「朝の十分間読書」をやっているなら、そのお供にもお薦めです。

本大好き、もっと長編でも大丈夫!という獅子座のお子様へは
J.K.ローリングの『ハリー・ポッター』シリーズを。ローリングは獅子座ですし、
主人公のハリーも獅子座(作者と同じ誕生日)という設定です。
なお、映画版でハリーを演じるダニエル・ラドクリフは7月23日生まれで
獅子座と蟹座の境目生まれですね。

それから、J.K.ローリングが愛読していたというファンタジー作家で
『ハウルの動く城』の原作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズも獅子座です。

ほかに獅子座作家で子供向けの本を書いているのはポール・ギャリコ。
ロンドン下町のお掃除おばさん、ハリスさんが一世一代の決意でパリに行く
『ハリスおばさんパリへ行く』など、ハリスおばさんシリーズを数冊、
孤独な男と、彼のところに傷ついた渡り鳥を連れてきた少女の交流を描く
『スノウ・グース(白雁)』、それから猫になってしまった人間の少年と
心優しい白猫ジェニイの物語『ジェニイ』などが代表作です。

『ジェニイ』ともうひとつギャリコの作品『猫語の教科書』は
猫好きの獅子座さんへのプレゼントとしてお薦めです。
ほかに、ギャリコの作品で有名なのは『雪のひとひら』、
『七つの人形の恋物語』なんかです。どれもハードカバーと文庫、
いろんな版が各出版社から出ています。

なお『七つの人形の恋物語』王国社から出ているハードカバー版は
ギャリコと同じ獅子座の詩人である矢川澄子が日本語訳を担当しています。
ダブル獅子座作品ですね。おまけに出版社が「王国社」です。

「童話」では飽き足らなくなってきたら、ちょっとクラシックな長編小説を。
『三銃士』シリーズの作者アレクサンドル・デュマ(大デュマ)、
大デュマの息子で『椿姫』の作者小デュマ、親子揃って獅子座生まれです。
ドラマチックで悲劇的な小説がお好きなら『嵐が丘』はいかがでしょう。
作者のエミリー・ブロンテも勿論獅子座生まれです。

『椿姫』はオペラや映画になっているし、『三銃士』も『嵐が丘』も
映像化作品が多いですね(『三銃士』は『ワンワン三銃士』や
『アニメ三銃士』のようにアニメ化もされています)。
これらのDVDや『椿姫』のオペラCDを贈るのもよろしいんじゃないでしょうか。

ちょっとこの後、ムーミンのことを書いていたら字数制限をくらいましたので
ここで一旦切ります。






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最終更新日  2008.12.17 01:17:10
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