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テーマ:世界遺産紀行(1090)
カテゴリ:ロシア
衝撃的な作品『後悔するマグダラのマリア』と美しい『ダナエ』を描いた巨匠「ティツィアーノ」が死の直前まで描き続けた力強く感動的な作品が【世界遺産】エルミタージュ美術館にあります。
『ロシア旅日記』・・・2人目のセバスティアヌス ティツィアーノ「聖セバスティアヌス」1575年頃 212×116cm ティツィアーノ作「聖セバスティアヌス」 ティツィアーノ最後の作品です。 こちらから見て右足のヒザから下が黒っぽく見えてますが、 なんと未完成!!! 事情を知らずしても素晴らしいです~ 完璧な肉体美の力強い「セバスティアヌス」が見事に描かれていますね! そして後ろの背景の見事なこと・・・ ティツィアーノが、到達した最高の「風景表現」であります。 彼が、人生の最後に自分の身を削って描かれた作品だったのでしょうね 結局、彼は、この作品を書き終える事無く天国へ・・・ 彼の死後アトリエには、 「聖サバスティアヌス」が残されていたそうです ティツィアーノと言えば・・・ 「ダナエ」Danae 「後悔するマグダラのマリア」Maddalena penitente ティツィアーノ TIZIANO イタリア人画家 1488か?1490年~1576年 このマリア様と同じお部屋に ティツィアーノ最後の作品「聖セバスティアヌス」が飾ってありました。 そして、 ペルジーノ作 若く美しい「聖セバスティアヌスの殉教」も 同じお部屋に収まって・・・ 宗教画と言う世界が、 歩むべき人生の重みを力強く伝え 私(仏教徒)が、思う不思議な世界の玉手箱を形成していました。 今でも素晴らしい世界を見せてくれるティツィアーノさまにポチっとよろぴく→ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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