217537 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

♪こやじさんたら お手紙食べた

♪こやじさんたら お手紙食べた

イクジニッキ2004 その2

イクジニッキ2004 その2

その育児にかかわる部分をだいじぇすとで


【寝かしつけ】
2004年4月15日
おやすみハリー
おんぶで寝かしつけ。

素おんぶ(←おんぶひもを使わない)していると腕がしびれる。
ベッドで添い寝することにする。
これだと楽なんだけど、ぽちも寝てしまう…。

たいてい、午後11時過ぎ、オットに起こされる。
こやじさんの添い寝を交代してもらう。
うまくいけば、こやじさんが朝まで起きることはない。

うまくいけば。

こやじさんは寝返りして薄目を開ける。
ぽちのいるいないをたしかめる。
そこに、オットしかいないと知るや。

「うぇ~~~」

しかし、この頃は、
「ふぇぇ」
ぐらいになってきた。

オットいわく。

「前は『おまえかよぉ~~』って感じだったが、
今は『ママ、いないの。さがしてぃ』って感じ」
だそうだ。
【ドックぱーく】
2004年4月17日
フォークマニス社のパペットイヌ(指人形)
ドックぱーくに行く。

 ※後日この施設は閉鎖されました
 ニュースにもとりあげられました
 だから この日記は私にとって
 楽しかったけれど悲しい思い出です※

こやじさんは犬、好きかな。
そんな心配は、すぐ別の心配に変わった。

室内ふれあいひろばで、こやじさん、暴走体勢。

自分の目線と同じ高さの大型犬も平気なのだ。
まだ、痛い目にあってないから?
鼻先つかもうとするし、
寝てる犬の片足持ち上げるし、あんた。

屋外ふれあいひろばでも同じ。
ぽちは、こやじさんが寝ている犬の足を踏まないか、ハラハラ。

おかまいなしのこやじさんは、
寝ている大型犬のくちびるをめくった。びろーん。
手頃な犬のうしろに回って手をかけ、持ちあげるつもり。

展示舎では、柵の外から見るだけだ。
一安心…のはずが。
こやじさんは、ダックスフントの集団に、
「ひゃあ~」
この歓声が、犬たちには攻撃とうつった。

わんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわん。

別の展示舎の犬たちにまで非難ごうごう。
こやじさんは大喜び。あんた…。

安心して、こやじさんを野放しできるのはいつだ。
【生協の日】
2004年4月22日
生協の白石さん
ピンポーン。
訪問者を知らせるチャイムが鳴った。

AM10時過ぎ。
誰だろう。
インタホンの画面に映っている、誰か。

生協のお姉さんだ!

今日が生協の日だって忘れていた!
こんなに見事に忘れたのは、はじめてだ。

ちょうどこやじさんが眠りだして、抱っこしていた。
そのままあたふたと注文書をひっぱりだす。

あー、注文、何にも書いてましぇん。
それも今回、ゴールデンウィークのため2週分!
今から書き込み、間に合わない!

あきらめて、こやじさんを抱っこしたまま、
生協のお姉さんを玄関で待った。

「すっかり忘れてました~」

やっぱり注文書をもらったら、すぐ書き込まねばいかんなぁ。
反省しつつ、こやじさんをベビーシッター1・2・3におろして、
洗面所の鏡でぽちが見たもの。

ノーブラ。(こやじさんの体で、半分はかくれていた?)
ボートネック七分袖シャツからはみでている、
普通の襟ぐりの肌着。(ラベンダー色でシルクなのが救い?)

ううう。
久々、油断した姿を人に見られた。
【もーろーな日】
2004年4月27日
本日のこやじさん。
風邪シロップを飲みたくなかったので、
ぽちの手をふりはらい、壁に風邪シロップを飲ませる。

テーブルの上に置いておいたお茶のコップをひっくり返すこと、
2回。

重ねた収納ボックスをいじり、
ボックスの上に積んどいた、いろいろに襲われる。

今日のオット。
今朝、目覚ましを止めようとして、
ベッドから落っこちた。

明け方まで、寝ては起きてぐずるこやじさんにつきあわされて、
オットもぽちも、もーろーとした1日。
【はな吸い器】
2004年4月28日
ピジョン ドクターはな吸い器
↑当時はなかった
こっちのほうが よさそうだにゃー
今まで、こやじさんの風邪は発熱が主で、
はな吸い器の出番はなかった。
今回、ついにこやじさんは鼻風邪をひいた。
鼻がつまって、夜、苦しそうに口で息をしている。
起きているときは鼻水としてたれるものが、
眠ろうとすると固まるのか。

ぽち1人で、はな吸い器を使ってみる。

はな吸い器 お鼻すっきり

左手にこやじさん。
右手にはな吸器。
口に、はな吸い器のチューブをくわえて。
こやじさんは、鼻に器具の先端があたったとたん、
首を激しくふって、抵抗。
できましぇん。

「くぉの~」
口でこやじさんの鼻を吸ってみた。
う~ん。いまいち。

今度は、オットと、はな吸い器に再ちゃれんじ。
でも、こやじさんが抵抗するのは同じ。
オットがチューブをくわえて、
ぽちがこやじさんの鼻に器具をあてようとするも、
2人がかりじゃ、かえってやりづらい。

よっぽど24時間受付の国立病院へ行こうかと思った。
しかし、ぽちが抱いていると、こやじさんは眠ってしまったので、
朝になってから小児科へ行ったのだ。

今日、こやじさんの調子はずいぶん良くなった。
鼻水も乾いてきた。
今夜、ぐっすり眠ってくれるようなら、これで一安心。

あー、鼻で息できるってしあわせだね。

Designed by ennui

【なーんだ そうだよね】
2004年4月30日
発育にあわせて考えられた4つの飲み口で、ストロー飲みやコップ飲みが上手になるようトレーニン...
↑新しくなったのね
Mさんが遊びに来てくれた。
なーんだ、そうだよね。
と思うことがたくさんあった。

たとえば、こやじさんにミルクを飲ませるとき。
ぽちは、こやじさんのマグマグ(ただいまスパウト)を
ささえてやっていた。 こやじさんはマグマグをかたむけるのが、
たいそう下手だったから。

「寝かせて飲ませると飲めるよ」
Mさんの一声で、こやじさんを仰向けにしてみる。
こやじさんは両手でマグマグをしっかりと持ち、
ごごごとミルクを飲みきった。

なーんだ、そうだよね。

育児に限らず、
独りでやっていると頭が固くなるようだ。
やわらかく、やわらかく。
そう思った日。

そののち。

また、こやじさんに仰向けになってもらって、
ミルクを飲んでもらっていた。
ちょっと、よそ見して他のことをしていると。

「むぐぐぐ」
こやじさんの苦しそうな声がする。
ふりむくと。
反転して、うつ伏せになり、
マグマグを必死に吸い続けるこやじさんがいた。
【夜中始動】
2004年5月17日
ジャスパー 四輪プッシュバイク
こやじさんが、いったん寝ついてから、
午前1時とか2時に起きるようになった。

最初はおっぱいをさがして、もそもそしているだけだった。
ミルクを飲ませると寝てくれた。
それが、ミルクはいらんと言い出し(身ぶり)、
リビングでプッシュバイク(4輪車)を、
こきこきこぎだしたりする。午前1時。

しょうがないので、また和室に布団を敷き、
(最近、やっとダブルベッドで川の字で寝はじめたのに)、
ぽちはこやじさんの様子を見ながら眠る。午前2時。

それから、ふと、浅い眠りから覚めると。
どうなって、どうなったのかわからないが、
こやじさんは、ぽちの腕枕で眠っている。

それでもって次に起きたとき。
確実に夜は明けていて、オットは出社したあとだ。
あー。
【くまのぷーさんぐいのみせっと】
2004年5月19日
風船のえさ 8.6リットル
家計簿をまとめてつける。
買物したレシートを見て、
はて、これは何だったろうと思うことがある。

トイザらスでの買物レシートで、わからない品物が。

オヘヤハスイゾッカン

なんだ、こりゃ。
オットにたしかめる。
「買ったのは“風船のエサ”だったよね」
「うん」

オヘヤハスイゾッカン????

お部屋は水族館シリーズ1個セット

こーれーだー。

“風船のエサ”は、このコたちの“エサ”だったのだ。

ところで。
風船のえさといっしょに、コンビのマグも買った。

レシートには、
クマノプーサン マグ ノミニセットと記されていた。

ぱっと見た、オット。
「くまのぷーさん、ぐいのみせっと?」

…アリ?
【風しん予防接種】
2004年5月21日
Dr.Bearfoot~ドクターベアフット~
こやじさんの風しんの予防接種に、小児科へ。

おちゅうしゃ。

小児科の玄関を目の前にするや、
こやじさんは自分が具合も悪くないのに医者へ来た意味をさとり、
大泣きとなった。

「こやじくーん」
うぇぇぇぇ。

おちゅうしゃ中。
うぇぇぇぇぇぇぇ。ぎゅぇぇぇぇぇぇ。

待合室に戻る。

うっく、うっく。
しゃくりあげる、こやじさん。
でも、おさまってきた。
ところが、所用で、先生再登場。

ぎうぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
【ぎゅっ】
2004年5月24日
ぎゅっ
こやじさんを抱っこしたときに、
ぐって、こちらの体をつかめるようになってきたなーとは思っていた。

今日、和室で座って洗濯物をたたんでいたら、
こやじさんにうしろから、ぎゅっって抱きしめられてしまった。

おお。
抱っこされてばかりの君が、
人を抱きしめることができるようになったんだね。

Designed by ennui

【市の子供の遊び場】
2004年6月1日
【送料無料】汽車セット スタンダード
市の子供の遊び場へ行った。
そこには、ミッキーのレールセットがある。

こやじさんは、ミッキーのサークルセットを持っている。
だけど、レールはばらばらにしてレールの役目を果たさず、
主に列車を床に走らせて遊んでいる。
はじめは、そんな遊び方でOKらしい。

でも今日、ふと、こやじさんを見ると、
列車をレールの上で走らせている。
カーブの激しいところは、うまくできず、かんしゃくを起こしていた。
陸橋の高いところから列車が勝手にすべりおりるのが、
とても気に入った様子。

どうも、こやじさんより年かさの子がやることを、
じっと観察して覚えているようだ。

ほぉぉ。
成長したねぇ。
だが、帰りの道は。
「あるかないでちゅ~」

…抱っこにおんぶ、汗だくで、こやじさんをお持ち帰り。
じゅーぶん、まだ赤ちゃんだ。
【1歳8ヶ月の近況】
2004年6月11日
★ RODY ノンフタル酸 ベイビーカラー ライム ★
突然、ロールパンを丸ごと完食。
バナナ1本も丸かじり。

自転車に興味。
昨日も公園で、他の子の自転車がさわりたくてさわりたくて、
泣きわめき、勢いで遊具にぶつかって、おでこにすり傷。

暴れん坊将軍もびっくり!
ロディに乗って、えんえんと飛びはねつづける。

バイバイは覚えた。
頭も下げて、あいさつ。
けっこう、腰は低い。

子供の遊び場に行って、ママ友をナンパする。
ジーンズの似合う細身のタイプだったりする。
ぽちと正反対のタイプじゃん。

ややこしや~。
のむらまんさい(←『にほんごであそぼ』に出てる人)のことが、
ようやくこわくなくなった。

CM好きは相変わらず。
【コップ飲みのれんしゅ!】
2004年6月15日
Y ベビーレーベル ベビー食器ステップ2
コップ飲みの練習をはじめた、こやじさん。
ベビーレーベルのコップを使っている。

このごろ、だいぶ上手に飲めるようになってきたみたい。
これなら、見ていなくても大丈夫か。
ぽちは、つつっと1、2メートル、こやじさんから離れた。

すると、こやじさんは。
コップに食らいついたまま、横目でぽちを追った。
すると、体までが傾いてきた。片足立ちでバランスを。
とれるわけない。

どしゃん。

見事にすっこけたこやじさんは、牛乳を床と壁と自分にぶちまけた。

《今日のキヅキ》
赤子がいると床どころか壁にまで、いろんなものが飛び散る。
【どうぞのこやじ】
2004年6月18日
キッチンプレイセット (デンマーク・ダントーイ)
市の子供の遊び場に行くことが多くなった。
こやじさんは、うちとはちがった遊びができるし、
ぽちは、ママさんやスタッフとお話できて息抜きになる。

今日のこやじさんは、おままごと道具に興味を持った。

こやじさん1人で遊んでいると、同じくらいの年の子が寄って来た。
こやじさんの持っている、おままごと道具がほしいのかな。
子供って、他の子が持っているものがほしくなるんだよね。
こやじさんはどうするのかな。
あげない。あげないね。

その子は、あきらめてママのところへ行った。

ぽちは、こやじさんに、なんて言ったんだろう。
「どうぞ、どうぞ、ね」
だったか。

そのとき、こやじさんは、くるんとぽちに背中を向けて、
さっきの子供のところに行くではないか。
そして、おままごとの道具を、その子に押しつけて帰って来た。

おお~。
「どうぞ」
が、できた~。

何回かのおもちゃの取り合いや、ゆずりあいを経験し、
こやじさん、自分がおもちゃをゆずることで、
まわりの人がよろこんでくれることがわかったみたいだ。

そんな成長を、ちょっぴりみせてくれた、こやじさん。
だが、帰り道は、またも歩きたくないと言い、おんぶで寝んね。
ぽち、汗ダラダラ~。
【じびか】
2004年6月19日
とってもソフトなのにごっそり取れる!ののじ耳かき
電話帳でしらべた、ちょっと離れた町の耳鼻科。
行ってみて、様子いかんでは帰ろうと予約もせずに行った。
思えば、これが無謀。

土曜の午後なんて、医者行く人なんかいないと思ったら大まちがい。
待合室は老若男女、大にぎわい。

患者さんでにぎわっているということは、評判が良いのかもしれない。
特に子供がいっぱいということは、こやじさんを診てもらうには願ったり。
待つ。待つ。待つ。待ちましたわ。

最初、
「ここはどこー」
と、楽しげだったこやじさんが、
「そと、でたい~」
となり、
「はら、へった~」
のヤマ場を越え、行きつく先は、
「いしゃでちゅかーーー!!!」
(↑こやじさんのココロの声ね)

問答無用。
ぽちは、こやじさんをひざにのせて、その左足を股にはさむ。
こやじさんの両腕をぽちの両手でつかんで、
おなかのところでがっちり固める。
あとは看護婦さんが、こやじさんの頭とか押さえている。
その体勢で、ピンセットを持ったお医者さんに、
耳アカを取ってもらうのだ。

予防注射のときより、大変かも。

そして、こやじさんの耳から、かさぶたのような耳アカが、
そろ~っと取り出されていく。
あ~、耳アカ。待合室にいるオットに見せたい~。
それ。ください。
のどまで出かかった言葉をのみこんだ。

「おかーさん、押さえて、押さえて!」
と、看護婦さんに言われてるときに言えませんわ。

ふ~、こやじさんも、お疲れさま。
やっと耳鼻科から解放されたとき、夕暮れの町は雨になっていた。

「こやじさん、お耳、よく聞こえるようになった~?」
と、話しかけたら、
「あーい」

こやじさん、まだ半べそで答えたので、オットと2人、笑ってしまった。

Designed by ennui

【ママの理想と現実】
2004年6月23日
3200 特価プレイモービル スーパーマーケット
こやじさんと歩いてスーパーへ。

バナナの特売に飛びつく。

日頃の野菜不足を思い出し、キャベツ半個を買うことにする。

すると。
キャベツといえば、お好み焼き。
お好み焼きには、お好み焼き粉。
天かすもほしい。
さらに、ヨーグルトと豆腐。
ごく少なめのお買物なのだが…。

帰り道。
出た。
こやじさんの、
「だっこ(抱っこ)ちて~」

そうして。
理想の、高齢出産で子供に恵まれたしあわせママスタイルは崩れ、
腕に食い込むスーパーのビニール袋、体重増加中の赤子を抱え、
額の汗をふくこともままならぬ苦行ママの現実が、ここに。
【2人のりミニバン】
2004年6月26日
ケラーの2人のりミニバン
ケラー社の2人のりミニバン。
お人形が2人。くるまに乗せたりおろしたりできる。

あれ?
ちょっと見ていないすきに、
お人形2人が頭を下に乗せられている。
こやじさんがやったのか?

わざとくるまをひっくり返し、人形を床に落とす。
そして、正しく人形をセッティング。
とたん。

こやじさんは人形の頭を下にして、
くるまに突っ込みなおした。

「ちがうでちゅ!」
と、いうことか。

うちのお人形さんは、頭に血がのぼるでアル。
【まんじゅう】
2004年6月29日
献上銘菓・駒饅頭/8個入
こやじさんが、なかなかお昼寝タイムに入ってくれなかった。
添い寝しているこっちが眠くなり、数秒の間に夢を見た。

刑事が誰かを尋問している。
「おまえのところには、まんじゅうがいっぱいあるそうだな」

…見る夢まで、ロマンのかけらもなくなってきた。
【たかが寝かしつけ されど】
2004年6月30日
どうして寝ないのよ
オットがおんぶで、こやじさんを寝かしつけてくれた。
眠ったこやじさんを、ふとんにおろしたところで、
オット、不安な表情。
「どうも、におうような気がするんだ」

してます。

ふとんの上で、こやじさんのおしりの下に広告用紙などを突っ込み、
オムツ替え。
こやじさんは、うっすら目を開けた。
泣くかな、と思ったが口元が笑っていた。

が。
「じゃ、(私は)お風呂に入るから」
ぽちが、こやじさんのそばを離れたとたん。
「うあぁぁぁぁぁ」
こやじさん号泣。
オットが抱っこするが、おさまらない。
この号泣は、ぽちが風呂に入っている間、続いた。

その声を湯船で聞いているときは、
オットもつらいだろうな、と、思いやったりできるのだが。
急いで風呂からあがり水も飲まず髪はぬれたまま、
クリームぬらないとつっぱるっつーに。
こやじさんの添い寝に直行すると。

ぶちぶちと、オットに対して不満がつのる…。
なぜに、寝かしつけごときできない?
【腕枕】
2004年7月6日
昼間ずっと、こやじさんのお世話をしているのだから、
夜ぐらい解放されたい。

夜の寝かしつけ。
オットはこやじさんをおんぶする。
こやじさんは体をねじり、ぽちに手をのばし泣きわめく。
まさに、
「たしけてー、たーしーけーてー」(助けてー、助けてー)
その絶叫を聞きながら、自分の時間を楽しめるわけない。

オットからこやじさんを受け取り、ふとんに横になる。
その時点で、こやじさんは泣きやんでいる。
ぽちの腕のいちばん居心地の良い場所をみつけるように、
こやじさんは、しばらく体を左右にふる。
楽しそうにほほえんでいるときもある。
そのままで、時間を過ごす…。

それは、無意味に時間がたっているように感じていた。
なんと競争しているのかわからないのだが、
とにかく取り残されたような気持ちになるのだ。

そんな気持ちがなくなったのは。
自分がこやじさんを腕枕しないと、
眠れなくなっていることに気づいたからだ。

Designed by ennui




イクジニッキ2004 その3へ





© Rakuten Group, Inc.