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みなさんこんばんは。国の支援のもと、先端半導体の国産化を目指す「Rapidus（ラピダス）」は、北海道千歳市に建設する新工場の起工式を行い、4年後の量産化に向けて本格的に始動しました。ドリス・デイとゴードン・マクレーが恋人同士を演じる映画2作を見ました。続きものです。今日は第二作目です。



銀色の月明かりの下で
By the Light of the Silvery Moon

出演
ドリス・デイ　ゴードン・マクレー

監督
デビッド・バトラー

音楽
マックス・スタイナー

　「ムーンライト・ベイ」の続編ともいうべき作品で、軍隊から帰還したボーイフレンドと娘に、彼女の一家がからむロマンチックなミュージカル・コメディの傑作。タイトルにもなってる主題歌は、1909年に発表されて以来、10本を越える映画に挿入曲として使われている名曲。

　オープニングは　「ウェスリーって2番目の子供なの。もし彼が最初だったら、二番目は決して生まれなかったわね！ああ...あなたはおそらく私が誰なのか疑問に思っているでしょう。まあ、そのうちわかるわよ！Wesley is their second child. If he had been the first, there never would have been a second! Oh... You're probably wondering who I am. Well, don't be so nosy! 」という風に家政婦のステラが登場人物を一人一人紹介してくれる。ウィリアムが戦争中なので、一旦女らしくなったマージョリーはまたもや車の修理にいそしむ。

　ところでウィリアムとマージョリーの結婚観が違って喧嘩になる場面があった。ウィリアムは「結婚資金を貯めるまでは結婚しない。妻は夫を支えるべき」という保守的な考え方の持主だが、マージョリーは「一緒に働いて資金を貯めればいいじゃない」派。この価値観の違いは途中でどこかへ行ってしまうのはメインがミュージカルだから。

　さて今度も酷い目にあうのはおとーさん。ウェスリーが結構おっそろしい息子なんだよね。前回も見ていた映画の筋をそのまま自分の家族に置き換えて先生に説明したため「父親が母親と娘に暴力をふるっている」という噂が飛び交い、今度は浮気疑惑。ただ今回はマージョリーも誤解して、父親が書きつけた芝居の台詞を、フランス人女優に書いたラブレターだと思い込み、結婚に自信がなくなってしまう。更にその手紙をウィリアムが見たために、マージョリーには他に恋人がいるんだと思い込む間違いの連鎖。いつも怒ると鞭を持って歩き回るのにこれだけ酷い目にあっても息子を見捨てないおとーさん偉いよ。基本乗せられる人らしい。妻とのなれそめも、普段やりつけないプロポーズをまんまと妻ベースでやらされたそうだから。


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