下半身不随になった男性が車椅子バスケに活路を見出す~松山ケンイチ初主演映画『ウィ二ング・パス』
みなさん、こんばんは。大河ドラマの放送がちょうど衆議院選挙とかちあって大変そう。ずっと見ているので見逃したくないなぁ。今年の大河ドラマはしょっぱなから兵庫県知事から「画面が汚い」と言われるなどケチがつきましたが、朝の連続ドラマ『ちりとてちん』のファンだった関係でずっと見ていましたし、面白いと思っています。今まで知らなかった若手の俳優さんも知るようになったし、このドラマがきっかけで他のドラマも見てみようかな、と思ったり。今回は、井上雄彦さんの漫画『リアル』でも取り上げられた車いすバスケットボールが取り上げられた映画を紹介します。ウィニング・パス出演松山ケンイチ 矢崎 滋 加藤 剛 寺島 進 柄本 明 角替 和枝 堀北 真希石井 めぐみ 佐藤 めぐみ音楽 千住 明健太は大輔や和也という親友や香織という彼女がいて楽しい生活を送っている普通の高校2年生だった。香織はスタイリストを目指して上京することを考えている女の子。そのまっすぐな眼差しに、健太も自分の可能性について考え始めていた、その矢先の出来事だった。事故で健太は下半身不随に…。車椅子という現実を受け入れられず、周囲を拒絶する健太だった。しかし同室のヘンなオヤジ・坂田や誠との出会いで次第に明るさを取り戻して行く。誠との出会いは車椅子バスケとの出会いでもあった。学校に戻った健太だったが、自分を受け入れてくれる香織に対して素直に接することができないでいた。そんな状態ではあったが、誠の所属する車椅子バスケチーム「北九イーグルス」に入った。アジア初「ゴールドカップ2002」(パラリンピックと並ぶ世界最高峰の車椅子バスケ選手権大会)開催地の北九州市が舞台。撮影はほぼ全て北九州市で行われ、「市民応援団」の結成や北九州フィルムコミッションを軸とする行政の協力の下で製作された。撮影中にはのべ1,000名にも及ぶ市民エキストラや現場を手伝うボランティアスタッフが加わり、行政と市民が共に作り上げた作品である。また、映画の後半で大きな盛り上がりを見せる車椅子バスケの試合シーンの撮影には、九州地区の実際の選手たちが参加し、迫力のプレーを披露している。現在『平清盛』でタイトルロールを演じている松山ケンイチのほぼ10年前の作品で初主演作でもある。妹役には『梅ちゃん先生』のタイトルロール、堀北真希。北九州弁(あまり使っていなかったけど)、下半身不随になったことへの恋愛&将来への不安など葛藤、車椅子でのバスケットボールと、初主演作にしてはハードルの高い作品を選んだ松山ケンイチが、等身大の若者を好演。両親にベテラン俳優を配している他、冒頭だけのチョイ役出演にも寺島進など俳優陣は豪華。そうそう、細かいネタでいえば柄本 明&角替 和枝が夫婦共演。【中古】DVD▼ウィニング・パス▽レンタル落ち