最高の名妓と呼ばれた女性~映画『ファン・ジニ』
みなさん、3連休をいかがお過ごしですか?韓国ドラマも一時の勢いは収まってフジテレビでも韓国ドラマの放送枠を減らしたようですね。竹島、尖閣諸島問題もありますし…。さて、今日は昔放送された『秋の童話』『オールイン』に出演した清純派のソン・へギョが妓生に挑戦した作品を紹介します。ファン・ジニHWANG JIN YI/黄真伊出演ユ・ジテ ソン・ヘギョ ユン・ヨジュン リュ・スンリョン 貴族の娘として育てられたチニは15歳で自らの出生の秘密を知り、実母と同じキーセンとして生きることを決意。家を出た彼女は、幼なじみである召使いのノミを最初の男として体を捧げる。数年後、さまざまな芸を身につけたチニは、その知性と教養で新任長官はじめ貴族たちも一目置く一流の芸者になっていた。一方ノミは盗賊団の頭目として両班の家に押し入り奪った物を平民達に分け与えていた。 TV版ではハ・ジウォンが演じていた実在の名妓をソン・へギョが演じる。『バリでの出来事』などで、不遇の身だが負けん気が強い女性を多く演じてきたジウォンが、地位や金になびかないキーセンを演じるのはハマり役だった。『オールイン』『秋の童話』『フルハウス』など清純派ヒロインを演じてきたへギョには、顔が優し過ぎて荷が重いのではないか。気位の高さはまあ出ていたが、目力の強さではジウォンに軍配が上がる。 テレビ版とは設定も違っており、TV版ではキーセンの娘であることを最初から知っていたが、映画では家族が出生を隠して良家の娘として育てられている。キーセンを選ぶことによって幼い頃から実母と暮らすことができたTV版とは異なり、母の出自が明らかになった途端に家族を失う映画版はチニの孤独も深い。TV版に登場したピョクケスや学者、長官、チニに恋焦がれて亡くなった若者も登場するが、いずれも設定が異なっている。TV版では恋愛と芸への精進がストーリーの二本の柱となっていたが、映画版では幼い頃から側にいたノミとの恋愛が中心である。キーセンを抱くこの世の全ての男達を嘲っているチニと、自分から「抱いて下さい」と言わない限り決してチニを抱こうとしない長官は、絶えず相手の態度を窺うような緊張感漂う場面もあれば、時には偽善者をあざ笑う共犯者ともなる。そんな二人の関係が面白かった。【中古】 ファン・ジニ 映画版 /ソン・ヘギョ,ユ・ジテ,リュ・スンリョン,チャン・ユニョン(監督),ホン・ソクチュン(原作) 【中古】afb【サンクゼール】簡単パスタとソースセット(生パスタ/ドライトマト入りボンゴレビアンコ/ミートソース)【メール便送料無料】【代引き不可】1000円ポッキリ価格:1,000円(税込、送料込)