手がっ!手がっ!
私はWEBのデザイン、制作なんかを生業としているので、一日中ずーっとデスクワークで、PCの前に座っている。今は自宅なので、ベランダに出たり、近くのコンビニに行ったり出来る。会社に勤めているとちょっとした事でも動きづらい。何かと不便であった。それは、今くらいの寒~い冬の出来事であった!机の下に落ちたペンを取ろうと椅子に座ったまま屈みこんだ、その時!「ピキッ!」と腰が…腰が伸ばせなくなって「いたたたぁ~」ってな事に。何が起こったんじゃぁ と、あせりながら、仕事をするふりをして会社の近くの治療院を探した。そして良さそうだと思う治療院を見つけて予約し、伸ばせも曲がりもしない腰のまま18時を迎え、治療院へ行った。そこは院長一人でやっているこじんまりとした治療院で「整体」を行っていた。先生は私の体を曲げ伸ばししながら、「ぎっくり腰」ですねと説明してくれた。初めての ぎっくり腰 体験。整体は「ボキボキッ!ぎゃぁぁ」っていうものだと思っていたのだが、先生の整体は全然痛くなくて「ボキボキ」も無かった。先生のお話では<ホームページより抜粋>■治療方針当院の治療は整体がメインになります。整体といってもボキボキは一切行いません。整体とは読んで字のごとく、身体を整える方法の事を言います。従って当院では、あらゆる手段(鍼、灸、整体マッサージ、テーピングetc)をとり、身体を整えることを整体と言います。 治療当日の患者さんの体力や身体の状態、症状等に応じて、最も効果があり、持続力のある方法を選び、なおかつ患者さんの希望と照らし合わせながらの治療となります。 当院の治療方法は、まず、背候診により、背骨の歪み(外傷によるもの、姿勢によるもの、内臓由来のものなど)、筋肉のバランス(身体の大きさに合った筋肉量かどうか、左右や上下での使い分けが適切かどうか、呼吸筋は働いているかなど)、むくみの状態(睡眠過不足、炎症箇所、内臓の異常など)をチェックし、必要に応じて脈診を行い、内臓の問題(どの臓器の機能低下があり、どの臓器に炎症反応があるのか)、骨格の問題(最も原因になる病巣はどこにあるのか)、身体の中を廻っている血液の問題か体液の問題かそれらを動かしている気の問題かなどをチェックし、更に、内臓の問題や気血水の問題が強ければ、腹診や舌診を行い、諸症状の原因部位を追求します。以上の診断と問診の内容を考慮し、治療方法(鍼・灸・整体マッサージ及び刺激量)を選択します。<おわり>施術しながら語ってくれた。ワンダホーな治療院だ! 私は先生の治療方針は正しいと感じた。腰が固まった状態でやっと来院したのが、すっかり元に戻って普通に電車に乗って帰宅することが出来た。ありがたや、ありがたや。という「キュアハウス」との出会いがあった。暫くしてそんな事も忘れかけていた夏、私の体に異変が起った。指が痛くて動かない!左手の指が痛くて動かない!PCのキーボードを打つのが非常に大変になった!特にショートカットキーが出来なくなったのが痛手であった!その上左の腕が上がらなくなった。やばい、やばすぎるっ!で、キュアハウスに行けばよかったのだが、そこが貧乏人。ちょっと安いマッサージのお店に行ってしまった…そこは女性誌の紹介があった、銀座にあるきれいなマッサージ店。会員登録もして、何度か通った。そこでは「四十肩」という話であった。さっぱり直らなかった。次は地元にある「保険がきく」針治療院へ行った。良くならなかった…夏に痛みが始まって、秋の終わりになっていた…そこで、今更ながら冬に行った治療院に行く事に。相変わらず、横になった体や曲がらない腕を、あっちこっち動かして何やら曲げてみたりもして先生の話すことには…「これは首が相当いかれちゃってるね」はぁ?首ですか?今まで散々「四十肩」と言われてマッサージやら、針やら行って来たのに!つまりはこうである。「よく、四十肩と間違われる事もあるけど、これは首が固まっちゃって背骨と首が歪んじゃってるんですよ。そこから腕に痛みが出るようになって、その先の指も痛み出したというわけ」先生、やっぱり Good Job!これはデスクワーク障害というものと先生は話してくれた。それがブログにも掲載されている。■デスクワーク障害について(キュアハウスな一日)<転載>デスクワーク障害とは、PC作業を行う人に多く現れる症状の事。と言っても、私が勝手につけた名称だが、侮ってはいけません。最近、非常に多く診られる症例の一つで、おそらくこれからもっともっと多く出てくる症例であろう。今回は、このデスクワーク障害について、詳しく説明していきたい。まず、デスクワークで一番多いのが、PC作業。そして、PCの画面を、覗き込むように頭が前に突っ込んだ状態で(TVやゲーム・読書も同じ)、長時間作業になることが多い。そのため、頭の重さを支えるために、首後側の筋肉が必要である。しかし、この筋肉を鍛えている人はほとんどいないため、疲労を起こしやすい。(この段階で、疲労感やだるさ、重さを感じるもの。)その疲労に気付かず、作業を続行していると、筋肉が限界となり、少しずつ傷付き始め、痛みを発するようになる。(この痛みは筋肉痛のような痛み)この痛みから逃れるように、首を傾けたり、変な姿勢を取っていると、背骨に歪みが現れる。さらに、その姿勢を続けていると、筋肉や関節が固定され始め、歪みも固まってしまう。すると、頸椎椎間板ヘルニアのような症状が現れるようになる。頸椎椎間板ヘルニアは、痛み・しびれ・感覚異常・運動麻痺などの症状を、主に肩から腕にかけて起こすもの。これは、背骨と背骨の間から、自律神経、運動神経、知覚神経が出入りしているためである。歪みとは、この背骨と背骨の間隔が変化することを意味し、間隔が狭くなると、それぞれの神経を圧迫する可能性が出てくる。自律神経を圧迫すれば、内臓に異常をきたし、運動神経を圧迫すれば、筋肉が動きにくくなる。また、知覚神経を圧迫すれば、痛みやしびれを感じることとなるのだ。実際の頸椎椎間板ヘルニアは、首の骨と骨の間にあるクッション(椎間板)が、歪みで押しつぶされ、関節外に飛び出した状態をいう。そして、その飛び出た部分が、どの神経を圧迫したのかで、症状が決まってくるのだ。従って、デスクワーク障害と頸椎椎間板ヘルニアの症状はほぼ同じと見ていいだろう。実際、当院にデスクワーク障害で来院した患者さんの中で、整形外科を受診した人は、ほぼ全員頸椎椎間板ヘルニアと診断されていた。しかし、治療方法は、全く違うものにならなければならない。なぜなら、頸椎椎間板ヘルニアは、軟骨(椎間板)が飛び出しているため、無理な動きは禁物である。従って、頸椎椎間板ヘルニアの治療は、なるべく関節や筋肉を動かさないように、刺激を入れていく必要がある。反対に、デスクワーク障害の場合は、首を支える筋力が落ちただけなので、炎症が治まったら、どんどん動かさなければならない。頸椎椎間板ヘルニアの場合でも、椎間板が元に戻った後に、筋力をつけなければならないケースもあるが、ほとんどの場合、椎間板が元の位置に戻れば、症状は消失するものである。痛みやしびれ等の症状は、治療で取り除くことができたとしても、筋力を付けることは、本人以外できるものではない。そのため、デスクワーク障害の治療には、地道な筋力トレーニングが、一番重要なのである。しかし、この地道な作業を苦手とする人が多く、治りを遅らせてしまう。このような厄介な症状が、年々増えてきている。PCは、便利なものだが、身体にとっては、悪いことが多い。仕事以外では、なるべくPCから遠ざかり、身体を動かす習慣を身につけたいものである。<転載終了>同じような症状なのに治療法が全く異なってしまっているので、間違った方向で診断されてしまうと悲しい事になるのだ。あと、先生がお話されたことは「コーヒーは血管を収縮させる」ので血液のめぐりが悪くなるので飲まないように!という事だ。なので、「冷え性」の人とか、「血液の巡りが悪い人」は特にコーヒーは飲まないほうがいいということ。血液の巡りを良くしないと、体の悪いものも出にくくなりますから、たま~にはいいでしょうけれど、あまり沢山コーヒーを飲むのは良い事じゃないみたい。というわけで、沢山の治療院がありますけれど、診断は一緒じゃないので注意しましょうねというお話です。もし、お困りの方がいればキュアハウス見てみてください!■キュアハウス はこちら!