すさみ町観光協会は今年も2月の1カ月間、町内の気温が1度以下になれば「寒さ料」として宿泊料を返す「暖かキャンペーン」をする。
1年で最も冷え込むといわれる2月中の毎日午前7時、すさみ町周参見のJR周参見駅ホームの温度計で気温を測る。もし1度以下になれば、前日から町内の宿泊施設を利用している人を対象に「寒さ料」として、次回から使える1泊2食付きの「50%引き宿泊利用券」(7月まで使用できる)をプレゼントする企画。 基準とする気温はこれまで0度以下にしていたが、地球温暖化に配慮し、昨年から1度に上げた。 「寒さ料」は静岡県のホテルが「富士山が見えなかったら宿泊券をプレゼント」という企画をヒントに1985年に開始。これまで「寒さ料」が発生したのは0度以下になった2001年2月17日の1回だけで、約200人に利用券を贈った。 毎日の気温はホームページの「すさみ町商工会公式サイト」で知らせる。 ■温度計が「イノブタ仕様」 イノブタでのまちおこしを目指す、すさみ町観光協会は27日、「寒さ料」実施を前に同町周参見のJR周参見駅ホームの温度計を「イノブタ仕様」にした。 「寒さ料」の基準となる気温を測る温度計。縦約1メートル20センチ、横約20センチのウレタン製で、イノブタの絵などが描かれている。 同町のパロディー国家イノブータン王国のイノブータン大王や観光協会関係者らが、新しい温度計を設置した。 ランキングに参加中!応援お願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.28 00:41:45
[] カテゴリの最新記事
|
|