観光庁が18日発表した2010年度の主要旅行会社の国内旅行取扱額で楽天トラベル(東京・品川)がJTBに次ぐ2位に浮上した。国内最大の宿泊予約サイトの集客力を生かし、ビジネス客から観光客まで広く取り込んだ。既存の旅行会社が強みとしてきた店舗販売に代わり、インターネット販売が旅行市場をけん引する構図が鮮明になった。
楽天トラベルの10年度の国内旅行取扱額は前年度比で15.6%増の2379億円。日本旅行の2348億円(1.3%減)、近畿日本ツーリストの2346億円(6.4%減)を抜き、前年の4位から浮上した。首位のJTBは0.4%減の7092億円だった。 海外旅行や訪日旅行を合わせた楽天トラベルの総取扱額は17.0%増の2535億円。首位のJTBの1兆1244億円(4.4%増)から引き離され、6位にとどまる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.22 04:32:53
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