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2008年08月09日
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個人的にはプロサッカーの最高レベルはワールドカップではなく欧州チャンピオンズリーグだと思っている。一年を通して熟成されたチームの組織的な美しさは、近年ではチェルシー・バルセロナ・ACミランなどに見ることが出来るが、その味わいは急編成で作られた代表チームではなかなか得難いものだ。

もちろん今年EURO2008で優勝したスペインチームを見ていると代表チームにもそれを感じることもあるが、多くはイタリア・スペイン・イングランドのトップチームに完成した組織美・機能美を感じてしまう。

さてその欧州チャンピオンズリーグだが、古くからのサッカーファンならばご記憶の方も多いだろう、1999年の決勝戦で印象的な場面があったので紹介しておきたい。

1999年のチャンピオンズリーグ決勝戦はイングランド・マンチェスターユナイテッド対ドイツ・バイエルン・ミュンヘンの戦いだった。試合はロスタイムに突入し、1対0でバイエルン・ミュンヘンがリード。あと数分経てばバイエルンの優勝だ。チャンピオンズリーグ優勝はワールドカップ優勝と同等かそれ以上の価値があるもの。サッカー選手ならば誰もが夢見る栄光の瞬間だ。

当時バイエルン・ミュンヘンを象徴する選手と言えば、ローター・マテウス。近年ドイツ代表チームを語る時には決して外すことの出来ない名選手で、ドイツ代表では歴代最多となる150試合出場、5度のワールドカップ出場、ワールドカップ最多出場記録(25試合)を達成する金字塔を打ち立てている。

誰しもが1対0でバイエルン・ミュンヘンの優勝だと思った時に悲劇が起きた。なんとそのロスタイムで立て続けに2点を取られて逆転負け、ほぼ手中に収めかけていたビッグタイトルがするりと落ちていったのだ。

現役時代は数々のタイトルを手に入れ、1990年のワールドカップでは西ドイツ代表キャプテンとして優勝を経験したマテウスが唯一保持していないタイトル、それが欧州チャンピオンズリーグ優勝だ。このタイトルさえ手に入れれば名実共にドイツを象徴するスーパースターの経歴に華麗な花を添えることになるのだ。悔やんでも悔やみきれない失点だっただろう。

試合後、優勝したマンチェスター・ユナイテッドより先にバイエルン・ミュンヘンの選手に準優勝のメダルが手渡されることになった。選手全員が表彰台に上り、大会役員の手によって一人一人の選手の首に準優勝メダルがかけられていく。メダルをかけられた選手は表彰台を降りていきグラウンドを後にするシーンが映し出された。

と、そのときカメラがローター・マテウスを捉えた。私は今でもその場面が脳裏に焼き付いて離れないのだが、マテウスは表彰台を降りるや否や、首からメダルを外してしまい込んでしまったのだ。こんなモノ、恥ずかしくて首からぶら下げていられない、俺が欲しいのは優勝メダルだけ、それ以外はみんな価値がないのだ。表情を見れば分かる。無言でマテウスはそのように言っていた。崇高な場面だと思った。

さて昨日から北京でオリンピックが始まったようだ。プロスポーツとアマチュアスポーツを比較すること自体に無理があるのは分かるが、マスコミを含めて多くの日本人は本当の意味でプロスポーツを理解していない人が多い。みんなプロスポーツもアマチュアスポーツも十把一絡げの絶叫型応援だ。

愛国心を鼓舞することの大事さは重々承知しているものの、この時期になるとレベルの低い日本人選手や日頃は話題にならない競技の選手までもがいきなり壇上に登場して褒められているのを見ていると、かなりの違和感を感じてしまう。

世界レベルに到達していない選手が入賞しようものなら翌日の新聞は大騒ぎだ。家族・親族の苦労話を引き合いに出して一つの"ストーリー"をいつの間にか仕上げてしまう。それ自体は悪いことだと思わないが、ただローター・マテウスと比較するとあまりにも落差がありすぎるのだ。プロとアマの違いはある。でも志(こころざし)があまりにも違う。

欧州南米サッカーに傾倒すると同時に、まるで反比例するかのようにプロ野球への関心は薄れていったが、今回面白いのが野球だろう。正直日本だけが"優勝、優勝"と騒いでいるだけのような気がするが、言い訳出来ないのが優勝できなかったとき。

誰が行くのかすら知らないが、予想に反して優勝できなかったときの選手の態度がみものだ。負けた時に首にメダルをかけたまま退場するようではプロ意識が薄いと言われても仕方あるまい。

マスコミは選手の健闘を称えるためか、『勝ちを逃す』とか『惜敗』などの美辞麗句を重ねるが、惜敗・惨敗・完敗はすべて同義語だ。負け以外の何物でもない。ロンドンオリンピックでは競技種目から外されるので野球としてはこれが最後のオリンピックだろうが、負けた時には徹底的に批判する姿勢を持つことが大事だと思う。

『夢を見せてくれてありがとう』とか『選手達はよくやったが運が足りなかった』などの言い訳は、少なくともプロスポーツの選手にはふさわしくない。そのような土壌からは決してローター・マテウスのような選手は育たないのだ。

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Last updated  2008年08月09日 17時00分07秒
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