もう10年以上前に起こった事件で、
いろんな雑音で、事の本質が
どこに行ったか分からない事件です。
内容は、知っている人は知っているはずです。
ネットでも知ることができます。
私は被害者が反原発で論文を書き、
賞(東洋経済新報社が主宰する経済学賞(高橋亀吉賞)で佳作)
までもらっていたことに注目しています。
当時の状況からすれば、当然、東電内では
完全に孤立していたでしょう。
しかも、女性。彼女が入社当時、総合職は2人
そのうちの一人はすぐに寿退社しています。
また、彼女のお父さんは、
東電の幹部候補でありながら、
反原発を貫き、50余歳で、ガンで亡くなっています。
当時、大学2年生だった彼女は、尊敬していた父の死で
拒食症になったとも言われています。
彼女は、父の無念をはらすため東電に入社し
反原発の立場を最後まで貫き通しました。
犯人はネパール人で逮捕され起訴されましたが、
彼は最後まで無実を主張しました。
冤罪の疑いもある闇の部分の多い事件です。
親子の無念の死は、10年後、
盤石だったはずの超エリート企業東電の屋台骨をも揺るがす大事件に
発展しています。