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 受験に役立つ教育力アップ講座

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受験に役立つ教育力アップ講座

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2009.10.29 楽天プロフィール Add to Google XML

家庭教育の出発点とは


締め切りのある仕事に追われていて、
ここ10日間ぐらい、まったく記事を書くことができませんでした。

皆さんに話したいことはたくさんあるのですが、
文章を思案するまとまった時間がとれなかったので、
仕方なく、ブログの更新を見送っていました。

忙しい状態は今も変わりませんが、
締め切りのある仕事はかたづけたので、ほっと一息。

ということで、さっそく講座の再開です。

今回は、4回目ですね。

これまでずっと、導入的な内容だったので、今回から本題に入っていきましょう。

「親がどのように働きかければ、子供は家で勉強するようになるのか」

これが、この講座のメインテーマです。

大切なことを一つ、言っておきましょう。

親のスタンス。

これです。

これが、子供に伝わります。

逆にいうと、親の言葉はほとんど伝わりません。

これは、親子関係にとどまらず、すべての人間関係に当てはまります。

親が子供に良い影響を与えるためには、
親のほうにしかるべきスタンスがないとだめ。

まず、この一点を心に留めておいてください。

具体的にいうと、
褒めるべき時にきちんと褒め、
叱るべき時にはきちんと叱る。

このようなことが、できるかどうかということです。

人は誰でも、スタンスのとれている人に一目おきます。

芸術家でいえば、独自の作風を持っている人。
政治家でいえば、一貫した主張を持っている人。
学者でいえば、独自の学説を持っている人。
評論家でいえば、独自の切り口で首尾一貫した論評ができる人。

こういう人には、独特のオーラがありますよね。

そして、「とりあえず話を聞いてみようか」という気になりますよね。

家庭教育においても、同じです。

親の側に何のスタンスもなく、子供に注文ばかりしていると、
子供はそのような相手を、
「うざい」とか「やかましい」と感じてしまうのです。

ですから、子供の目に自分がどう映っているのかということを、
まず考えてみましょう。

「親だから無条件に偉い」というわけには、いかないのですから。

そして、こちら側に何のスタンスもなく、
ただその時々の感情にまかせて
褒めたり叱ったりしているだけであるならば、
子供が言うことを聞かないのは、むしろ当然のことなのです。

すでにきちんとスタンスのとれている人に対しては、
私のほうから何も言うことはありません。

でも、もしそうでないのなら、これから、
「親としてのスタンス」ということを意識されたらいいでしょう。

「家庭教育の出発点は、まず、自分が、
 親としてスタンスがとれているかどうか振り返ってみること」

これが、今日の話のキーポイントです。

私の義理の弟は、中学の教師です。

酒を飲むたびに、彼がしみじみと言うことがあります。

「非行に走る子はね、みんな、家庭が壊れているんだよね。
 だから、俺たちにはどうにもならないんだ」

たしかにそうだと思います。

家庭が壊れていて、

(具体的にいうと、父親の浮気や暴力が当たり前といった状態です。)

家庭での教育力が0になると、子供は非行に走るようになります。

本来、学校や塾の教育力は、家庭の教育力に上乗せされるべきものです。

根本にあるものは、やはり家庭の教育力なのです。

もちろん、家庭というのは、親子関係を軸にしています。

だからこそ、親のスタンス。

これが、すべての出発点なのです。

そもそも子供は親から生まれてくるのですから。

ですから、スタンスのとれていない状態で、
子供にむやみに「勉強しなさい」というのは、
控えたほうがいいでしょう。

「勉強しなさい」と言いたくなったら、その気持ちをぐっとこらえて、
たとえば自分の中学時代の体験を話してみてください。

親は中学時代に、どのように勉強していたのか。

どのように勉強したら、成績が上がったのか。

あるいは、どんなふうに怠けていたら、成績が下がってしまったのか。

成功談でも失敗談でもかまいません。

中学時代のことなど忘れていらっしゃるかもしれませんが、
なるべく具体的に思い出してみましょう。

そして、子供に語るべきことがあるかどうかを、考えてみましょう。

もしも、何もないというのであれば、私のこの講座から、
親としてのスタンスを、一つずつ学ばれたらよいと思います。

親がまず第一歩を踏み出さなければ、何も始まりません。

まず、そのあたりのことを自覚なさってください。

自分のことを棚に上げて子供に何かを語ることはできませんので。

では、今回はこのへんで。

次回は、親がきちんとしたスタンスをとるための
具体的な内容についてお話しします。

簡単にいうと、効果的な勉強のやり方についてですね。

あまり効果の出ない勉強のやり方を親が子供に押しつけると、
大変なことになります。

でも、実際問題、そういう家庭って、けっこう多いんです。

たとえば、教科書を繰り返し読めばいいんだとか。

このような忠告は、あまり効果がなく、
ときとして逆効果になることもあります。
なぜなら、
教科書は教科書としての公的な役割を忠実に果たしているだけであって、
それがそのまま、
お子さんの家庭学習に大いに役立つわけではないからです。

この講座は、あなたのご家庭の教育力を向上させるための、
私からの入れ知恵です。

できれば一週間以内に、またお話ししたいと思います。

今回の内容に関して、何か感想があれば、お気軽にコメントください。

こういうことについて話してもらいたい、という要望なども歓迎します。

おたがいに交流しながら、ざっくばらんにいきましょう。

親の悩みって、尽きないですよね。

私にも二人の娘がいるので、よくわかります。

おたがいに頑張りましょう。

では、また。


私が主宰するネット塾



Last updated  2009.11.06 15:29:06


2009.10.16

自分の道


前回の話の続きは次回にまわし、
今回は、ちょっと自己紹介的なことを話しておきます。

よろしければ、おつきあいください。

テーマは、「自分の道」というものです。

※ ※ ※

自分で塾を立ち上げてから、今年で9年になりますが、
わたしが、教師業というものを、
一つの道として感じられるようになったのは、
やはり、独立してからです。

独立する前は、ある大手の塾に勤めていました。

社会人のプロ講師という仕事も、まあ、悪くはないです。

講師でいる限り、営業したり、面談をしたり、
クレームに対応したりするような仕事は、回ってきません。

受け持ちの生徒は自動的に与えられるし、
教室の運営に関わる事務作業などもありません。

つまり、授業だけしていればいいんです。

それはそれで、いいと思うのですが、
でも、やっぱり、
「雇われの身」という限界が、どうしてもあるんですね。

これは、一種の束縛感です。

塾の仕事に慣れてくると、
授業だけで生徒の成績を上げることの限界が見えてきます。

つまり、塾のシステムや、
使っている教材にも、いろいろ注文したくなってくる。

でも、塾の講師は塾の運営には関わっていないので、
自分の意見を、意見として出すことができません。

自分の意見が、稟議書になって、
社長の手元に届くなんてことは、ないわけです。

講師は、いくらキャリアを積んでも、やっぱり講師。

講師には、自分で物事を動かしていくという裁量が狭く、
そういうところに、束縛感を感じるようになったわけです。

それで、私はある時、思いきって独立しました。
自分で塾を開校したんです。

自分で塾を立ち上げることで、
自分の仕事は、ひとたびリセットされました。

某有名塾のプロ講師という看板が使えなくなったので、
0から始めなければならなかったわけです。

使えるとしても、「元○○塾のプロ講師」
という看板だけですからね。

でも、結果的には、それでよかったんです。

なぜかというと、大きな組織から離脱しても、
「教師の道」というものは、続いているから。

独立することによって、
今まで視界のなかになかった新しい道が、
見えてくるようになったから。

これは、私の人生にとって、大きな出来事でした。

「独立なんて危ないよ」

こういう意見が、圧倒的多数なのはよく分かります。

事実、独立って、ほんとに危ないんですよ(笑)。

今の時代、独立して成功するためには、

開業の資金。
その道のトップクラスのキャリア。
人が持っていないノウハウや発想。
持続するモチベーション。
起業家精神。
実務をこなす能力。
健康と体力。
営業力や交渉力。
広告作成の技術。
パソコンやインターネットの知識。
短い時間で臨機応変に文章が書ける力。

こういった条件が、全部必要になるんです。

だから、私は、人に起業なんて勧めません。

「自分で事業を立ち上げたら儲かるよ」
なんて、無責任なことは言いたくないですから。

「成功する確率は低いし、失敗したら地獄だよ」
というのが、本音ですね(笑)。

統計的に見ても、ある事業を立ち上げて、
それが成功する確率は、失敗する確率よりもはるかに少ないです。

そういう世界です。

しかし幸いにも、私の塾の事業は成功しました。
といっても、規模的には大したことないのですが。

ただ、もともと大きな規模にしようとは思っていなかったので、
それはそれでいいんです。

規模が大きければ、リスクも大きいですから。

スモールビジネスということで、それなりに成功したんです。

それからすでに9年。
この9年を振り返ってみると、
試行錯誤の連続だったのですが、
でも、「自分が自分の足で歩いて来た道」だという実感は、
かなり強くあります。

人生を一つの道として歩んでいるという実感。
これが、たまらなくいいんです。

さて、この記事のテーマは、「自分の道」ですが、
塾の教師を一つの道として歩んでいる人間は、
世間にそう多くいません。

私ぐらいの年代で塾に勤務している人たちは、
おそらく、ほぼ全員、中間管理職や役員の仕事をしていて、
現場で教えることはしていないからです。

つまり、みんな、
サラリーマンとしての道を歩んでいるわけですね。

ですから、私には、
「独立して私塾を開いている人」
という希少価値があるわけです。

そんな私が、
ブログを書こうと思い立ったのは、
この道に関することであれば、世間の人に、
いろいろと有益な情報を発信できるだろうと思ったからです。

人生というものは面白い。

「ここで行き止まり」だと思ったときがあっても、
その先に、まだ道があったりするんですね。

リアルの塾に関して言えば、この9年間で、
私は、やるべき事を、ほぼやりつくしてしまいました。

今よりも収益を拡大したいと思えば、
あとは教室を増やしていくしかありません。

でも、今は、そういう方向に行くべき時ではない。

そうではなくて、自分のこれまでの経験を、ネットを通じて
多くの人にシェアしていくという方向に、行きたいわけです。

なぜなら、その道のほうが、たくさんの人の役に立つからです。

私には、リアルの塾のその先に、
ネット塾という新しい道があったわけですね。

インターネットというものは、
使い方によって、善にもなり悪にもなりますが、
「受験に役立つ教育力アップ講座」というブログは、
明らかに人の役に立ちますよね。

ですから、新しい道だといえるわけです。

「自分の子供は勉強しなくて」
という悩みを抱えているお母さんは、とても多いです。

そんなお母さん方が必要としているのは、
有料の塾のサービスなどではなくて、まずは情報なのです。

そして、家庭の教育力なのです。

「子供を塾に通わせれば必ず成績が上がる」
なんて、単純な話ではないわけですから。

でも、中学生の学習に関する有益な情報というものは、
ネット広しといえどもそうはないというのが、現状です。

なぜかというと、情報の提供者が圧倒的に少ないですから。

需要があるのに供給がない。

簡単にいうと、こういう状態ですね。

だからこその、このブログです。

わたしが歩いて来た道は、私しか知りません。

このブログは、
私の塾人としての経験を語るためのものですから、
そこには当然、私固有の何かしらがあるはずです。

で、そのあたりのところで、
お役にたてればいいなと思っているわけです。

今回は、ちょっとした自己紹介でした。

次回から、「家庭の教育力アップ」という本来のテーマに戻りますね。

ではまた。


私のネット塾はこちらです



Last updated  2009.10.30 00:29:43

2009.10.13

家庭の教育力とは


前回の記事では、家庭学習の意味について話しました。

なぜ家庭学習が大切なのかというと、

それが、

「学校や塾で習ったことを自分の意思で確認し知識を整理する行為」

だからです。

ですから、この作業があるのとないのとでは、
長い間には、学力の伸びに雲泥の差がつきます。

習った知識や技能を自分のなかに取り込むか否かは、
この作業によって決まるわけですから。

たとえば、家で全く勉強しない子供がいるとします。

そうすると、親御さんは心配して、
子供を塾に行かせるようになるでしょう。

でも、それで問題が解決するかというと、
そう簡単にはいきません。

子供自身に、「自分の意思で勉強する時間」がないと、
たとえ塾に通ったとしても、それほど大きな効果は見込めないからです。

むしろ、塾通いが逆効果になることだってあります。

塾での学習が本人の学力に合わなかった場合、
塾で勉強を強制されること自体が、
大きなストレスになるし、
下手をすると、自信の喪失になります。
それでますます勉強嫌いになってしまうという、
悪循環にはまってしまうこともあります。

それに、送迎や月謝などの家庭の負担も、馬鹿になりません。

ですから、「子供の学力が伸びない」という問題は、
その原因が、かなり根本的なところにあるのです。

そこで、家庭の教育力というものが、クローズアップされるわけですね。

一般的に言って、
自分の学習を塾に任せている子供よりも、
家庭学習のできる子供のほうが、成績はいいです。

家庭のなかで、自由な精神生活を送るところに、
人間性の基盤や学問の基礎が、かたちづくられるわけですから。

ただ、実際問題、
家庭のなかで充実した精神生活を送っている中学生は、
ほとんどいないかもしれません。

家庭での時間の大半が、
テレビ・ゲーム・メール・ネット・漫画などの遊びで消費され、
読書をしたり日記をつけたり勉強したりといった精神的な営為は、
ほとんどなされていないのかもしれません。

特に、読書をしない子供。
「言葉=うざい」と思っている子供。
活字を追うことを「面倒くさい作業」だとしか考えていない子供。
自分の頭で考えることが嫌いな子供。
動き回るものや、刺激的な映像にしか興味を示さない子供。

こういう子供たちは、
塾で勉強を教えたとしても、
成績を伸ばすことは至難の技なのです。

「うちの子、そうかもしれない」

このように思われるお母さんは、
ご自分の子育てについて、
何らかの対策を立てたほうがよいと思います。

これは結局、勉強以前の問題ですから、
家庭教育の問題になるわけです。
あるいは、モラル教育や情操教育の問題といってもいいでしょう。

しかしながら、何らかの対策といっても、
どうすればいいのかわからないというのが現状でしょう。

たしかに、これには、
万能薬や妙薬というものは、はじめからありません。

「親が子供をどのように育てるか」
というのは、
古くて新しい問題であり、
人類歴史の永遠のテーマとさえ言えるものですから。

ただ、子供の教育に限って言えば、
親として知っておいたほうがいいと思う事柄が、
いくつかあります。

たとえば、
子供にかけてあげる言葉をちょっと変えるだけで、
子供の反応はがらりと変わります。
うまくすれば、
子供のやる気を引き出すことだって可能です。

こちらの心がけが変わると、
子供の気持ちも変わるものなのですね。

ですから、子供の学力を上げるためには、
保護者の方の家庭教育に関する学びが大切なのです。

次回は、このあたりのことを、
もう少し掘り下げて話してみたいと思います。

家庭教育の現場で実際に役に立つ話をしたいと思いますので、
ぜひ続きをお読みください。

「うちは、家庭教育なんて全然」
と、思っている方も多いと思いますが、
実は、家の中で両親がやっていることは、すべて家庭教育なのです。

たとえば、
父親が家の中でタバコを吸うとすれば、
それは結局、
「たばこは吸ってもいいもの」
という教育を、子供に対してしていることになります。

家の中でタバコを吸う父親は、
子供に対して、
「タバコなんて吸うもんじゃない」
とは言えないですよね。

ですから、家庭教育というものは、
両親の世界観や価値観、それから、生活態度やライフスタイルなどが、
ものの見事に影響します。

この続きは、また次回お話ししましょう。


私の塾はこちらです



Last updated  2009.10.30 00:26:59

2009.10.08

家庭学習はなぜ必要?


中学生の学習指導をしていて痛切に感じるのは、
生徒たちの家庭学習の大切さです。

家で勉強する習慣のある子は、塾の授業を能率よく消化することができます。

でも、「授業がなければ勉強しない」というタイプの子供は、
塾に通っても、知識が定着せず、なかなか成績が伸びないんですね。

それはそうでしょう。

何か新しいものを学ぶということは、
新しい知識や考え方を、自分の世界に取り込むということです。

学校や塾で先生の解説を聞くことは、まずもって必要ですが、
それを自分のなかに取り込むためには、
自分自身で、文章を読んだり書いたりする作業が必要なのです。

その作業を全くしないまま、
ただ何となく授業に参加している。

こういうスタンスの子供がとても多いので、
いざテストという時に、問題が解けないのです。

「宿題は必ずやってきなさい」
と、もちろん塾の教師は、生徒たちに繰り返し言うのですが、
そういう教師の言葉を
ほとんどの生徒たちは、とても軽く受けとめます。

毎回ほとんど宿題をやってこない子供もいるし、
やったりやらなかったり、といった状態の子供も多いです。

そういう状態のまま、半年なり一年なりの時が過ぎたとき、
子供の成績の推移を確認した保護者のみなさんは
よく、こんなふうに嘆かれるのです。

「塾に通っても成績が上がらないじゃないの」

塾の方では、
生徒の成績のあがらない理由はよく分かっています。

 宿題をやってこない。
 授業を真面目に受けない。
 ちょっとしたことで塾を休む。
 先生の話よりも、友だちの話のほうに敏感に反応する。
 難しそうな問題はすぐに諦める。
 ノートをとらない。

簡単にいうと、

「真剣に取り組んでいない」
「本気で分かろうとしていない」

ということですが、このような状態のまま、
もしも成績がぐんぐん伸びるとすれば、
そのほうが、むしろ不思議ですよね。

さて、子供の成績が上がらないことに対して、
原因ははっきりしているのですが、
責任の所在を明確にするということは、
なかなかできません。

 子供の自覚や能力の問題なのか
 家庭の教育力の問題なのか
 塾の力の問題なのか

実際には、それらの問題が絡み合っていて、
「塾に通っても成績が上がらない」という結果になると思うのですが、
生徒本人と、保護者と、塾の教師が、
責任を他になすりつけ合ったとしても
いいことは何もないのです。

そこで、このブログの読者である保護者の皆様に
私のほうから、ひとつの提案があります。

それは、「家庭の教育力をアップしましょう」という提案です。

中学生は、まだまだ子供です。

いろいろと生意気な理屈を言うようになる年頃ではありますが、
やることなすことを見ていると、やっぱりほとんど子供。

ですから、
中学の学業を子供の自主性に任せることは無理なのです。

そこで、やはり、どうしても必要となるのは、
家庭の教育力というものです。

子供に家庭学習の習慣を身につけさせるのは、
塾の教師の仕事でもありますが、
親御さんのほうからの働きかけも、やはりどうしても必要ですよね。

ところが、
このあたりの事情に詳しい人というのは、実はほとんどいないのです。

つまり、親御さんたちは教師ではないので、
子供をどのように教育したらいいのか、分からないのですね。

ある大手の教育機関のアンケート調査によると、
家でほとんど勉強しない中学生は、全体の半分以上にもなります。

ですから、多くの家庭で、親御さんたちは子供に向かって、
「いつまでも遊んでないで少しは勉強しなさい!」
と、叱っているのではないかと思います。

でも、子供にとってみれば、
「勉強しなさい」と言われることは、いちばんの反発材料。

勉強しなければならないことは分かっているのだけれど、
それを親に言われてしまうと、無条件に反発したくなる。

これが、現実なのです。

でも、親御さんとしては、
「勉強しなさい」
としか言いようがないので、ついついこの言葉が出てしまうのですね。

険悪なムードになることは分かっていても、
いつまでもだらだらと遊んでいる子供を見ると、
つい腹が立って、「勉強しなさい」と言ってしまう。

しかしもちろん、子供は勉強しないし、
へそを曲げて自分の部屋に閉じこもってしまうことも多い。

そのくらいならまだいいのですが、
「うちのババアがうるさくってさあ」などと
友だちにメールしたりもしているんですね。

子供には、親の気持ちなんてまったく分かりませんから。
(子供が親の気持ちを理解するのは、子供が親になったときです。)

では、どうすればいいのか。

こうした問題を根本的に解決するには、
親御さんみずからが、教育力を身につける以外にありません。

では、教育力を身につけるにはどうしたらいいのか。

一番手っ取り早い方法は、手前みそのようでもありますが、
私のこのブログを読むことでしょう。

今の世の中、
ブログはいたるところにわんさかありますが、
家庭の教育力の向上をテーマにしたブログというものは、
私の知る限り、ほとんどありません。

でも、このテーマって、とても大切なものだと思うのです。

家庭のなかにきちんとした教育力があれば、
お子さんの成績は、もっともっと伸びるはずですから。

少なくとも、この日本の数百万人の親御さんたちが、
「うちの子は勉強しなくて」
と、嘆いているわけですから、そういうご家庭こそ、
教育力の向上が必要なのです。

残念ながら、現在の学校の教育力は、
われわれが学生だった頃に比べて衰退しています。

ですから、以前よりも環境は悪くなっているのです。

逆にいうと、昔よりも今のほうが、
家庭の教育力が必要とされています。

つまり、家庭の教育力いかんによって、
子供の将来が大きく左右されてしまう時代なのです。

そんな時代が実際に来ているのに
子供の教育の問題を、学校や塾に任せっぱなしにする親が多いのは、
正直、ちょっと危ないなあという気がします。

話が長くなってしまいましたね。

今回は、講座の導入的な内容でした。

次回から、

 自分の子供をどう導いたらいいか

というテーマで
ざっくばらんに話をしていきます。

といっても、ああしろこうしろという話ではありません。

問題の根本にあるのは、
それぞれの家庭における親子関係ですから、
そういうところにまで、口出しはできないと思っています。

ただ、あなたがお子さんとの関係を良好に保ち、
お子さんを自主的な勉強に導くためのちょっとした知恵やテクニックなら、
私のほうで、いろいろと伝授させていただくことができます。

ですから、
そのへんのところは、期待していただいても結構です。

では、今回はこのへんにしておきましょう。


桜木慎へのホットラインはこちら



Last updated  2009.10.30 00:21:07


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