お世話焼きだからさ。
来週の水曜日、娘の通う学校で、最終学年の生徒が集まってなにやらイベントをやるらしい。娘は、ファッションショー部門でモデルをやることになっておる。その企画も運営も、娘はタッチしていない。実行委員会があるんだろう。多分。モデルが着る衣装も、ヘアメイクもすべて実行委員会の采配で、スポンサーが集められていた。「ドレス着て歩くだけ。」だと、娘は言っていたので、母的に、ファッションショーへの参加は、許可していた。いえ、別に、子供がやることをいちいち親が判断してこれはいいだの、それはダメだの、そんなことを決定付ける親ではありませんよ、ワタシ。ただ、この学校、めんどくさいことはすべて親に押し付けるので(よく言えば、生徒にすべてのオーソリティーを与えてるっちゅの?でも、言い換えれば、先生、チョー無責任だし。)面倒ごとがくっついてくるなら断らせるつもりだっただけで。娘が入学してから、この12年。何度、クラスの生徒全員のお寿司作ったり(日本人だからってさ)浴衣集めさせられたり(日本人だからってさ)なぜかワタシまでフラメンコ踊らされたり(これ。大歓迎)してきたか。しかも、ある日突然。だよ。いつもさ。だからさ、オマイラ、もう、勝手にやっとくれ。って気分だった訳よ。まったくただの観客としてファッションショー、観てやろう。ってね。ところが。だ。まあ、案の定だ。ショーが来週の水曜日だってのに今日の午後になって、突然ヘアメイクがスポンサー出来ないと断りを入れてきたのだと。でさ。ほっときゃいいんだっちゅの。実行委員に任せときゃいいでしょって。うちの娘、ただの、一モデルなんだしさ。ドタキャンがどれだけ周りに迷惑かけるか責任感ってどれだけ大切かこれから大人になるための、いい勉強になりますったら。ねっ、実行委員の皆さんさあ。だのにだね。こぉゆぅの、放っておけないヤツだのよ、うちの娘は。特に、アイールさん、元美容室の経営者だったりしてさぁ。自分は何も出来ないのに。ですけどね。モデル担当の子達みんなに「ママに頼んで、なんとかする。」って言っちゃったのよ。なんとかするってさあぁ。アイールさんやるしかないじゃないのよ。。。誰も、ただでヘアメイクなんかやってくれないってば。しかもわざわざ実費で学校まで行かないといけないんだから。そんな奇特なスポンサー、マレーシア絶対いないから。大体最初に引き受けた人だって、絶対はじめから断る気満々だったって。もう~~。迷惑この上ないわ。ちょーマレーシアだから、そぉゆぅとこね。でもさ。なんせ、日にちが迫ってるの。四の五の言ってる暇はないの。モデル20人分のヘアメイク。アイールさん、やんねばなんねェ。又、オマエの出番だぜっ。