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カテゴリ:不動産投資生活
マンションバブルなんていう記事が日経ビジネスに載っていたらしいが、買っていない。(もう売ってない)
聞くところによると、 分譲会社が首都圏で新築マンションを建てまくり、それをREITがまるごと買って賃貸し、供給過剰になり、今度は賃料の値引きがはじまっている。結果、想定の利回りより下がっているとの内容のようである。 まあそりゃそうでしょうという感じ。 REITがもうすぐはじけると言われてだいぶ経つ。 明らかに過剰だとわかっていてマンションを建てて、REITは自分達が損しないように仕組んで、買った人が損をするようになっている。 不動産投資をしているサラリーマンにとっても、隣のREIT物件が値引きしたら影響が出るだろう。 だがしかし、これから造る(今もすでにそうだが)マンションは原材料高騰の影響で価格が上昇してくる。 ちょっと前に鉄が上がり、今は石油価格が上がってきている。石油が上がると上昇するのはガソリンだけではない。 家をつくる材料には鉄はもとより、石油が大きく関係している。トイレ、バス、壁紙、断熱材はモロ石油製品だし、その他のマテリアルでもすべて石油の価格の影響を受けてくる。 すでに受注した物件も、建築中に原材料の高騰で利幅が無くなってきているという。 新築価格が上がると、賃料が上がる。新築の賃料が上がると安い物件を求めて中古に需要がまわる。中古の家賃が上がる。 儲からなければ(人が入らなければ)新築は造らなくなるかもしれないが、日本の人口が減り、地方経済の活気が無くなり職を求めて都市に人口が集中してくる。全体の人口は減るが首都圏や地方の重点都市の人口は今後増えつづける。 地方の場合の時間はわからないが、東京で言えば中心から電車でドアツードア1時間以内の需要は増えるだろう。 先日顧問税理士と雑談したが、いろいろなクライアントから現場の声で聞くのは、明らかに景気がいいということらしい。 景気がいいということはモノの値段が上がること。 むしろ危険なのはハイパーインフレだ。 ハイパーインフレになれば、お金の価値が極端に下がり、基本的に不動産などの現物資産は強いが、反面金利の上昇がともなう。 最悪は金利の上昇により国家が破綻するかもしれない。 あらゆるバランスが崩れ考えたことも無いような事態も想定しなければならない。 そこまでの最悪の状況を考えて、資産のポートフォリオを考えるべきなのだろう。 不動産関係おすすめBlog お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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