アカテガニ
先日、建物内で立て続けに3匹のカニが見つかりました。ネイチャーセンター1階(戸倉公民館1階)の廊下や玄関です。カニの正体は「アカテガニ」でした。アカテガニはその名の通り、成熟するとハサミが真っ赤になることで知られています。この個体はまだ小さいので、ちょっとしか赤くないのでしょう。ヨシ原やその周辺の草原や松林に生息するとのことで、ネイチャーセンター周辺の草むらが生息域だと思われます。夏の大潮の夜に、卵を抱いたメスが海岸まで移動するとのこと。先週はちょうど大潮だったので、夜中にたくさんのアカテガニが賑やかに走り回っていて、そのうちの数匹がセンター内に迷い込んだのかもしれません。捕獲された3匹のうち、2匹は標本になりましたが、1匹は飼育中です。