スリで大損、ベルギー編5月27日にロンドンで友人Kと待ち合わせ、イージージェットでアムステルダム空港まで。イージージェットって安い小型飛行機で本当にイージー!友人がインターネットで購入してくれたんだけど、チェックインも簡単で席も決まっていなくて早いもの順。1時間ほどでスキポールに着き、そこから列車でベルギーブリュッセルへ。着いたのはもう夜の11時過ぎ。シャワーを済ませて早々に眠りに就いた。翌日は一日ブリュッセル観光。チョコレートのお店をはしごしたり、ムール貝食べたり、観光名所を回ったり結構楽しんだ。次の日列車で移動した時に悲劇は起こった。ブリュッセルから運河の町ブルージュに行くのに列車に乗り込んだ私たち。えらい込みようで押し合いへし合いやっとこさ列車に乗り込んだと思ったら、友人が<さっき、出て行った男ひどいよねー、康仔にごみを投げつけてたよ>私<えっごみってどれ?>友人<ほらっそこに落ちてるじゃん>ふと見るとそれはごみじゃないよー。なんと私のチケットとパスポートが入った封筒だった。そこでハッと気づきカバンに手をやるといつの間にかファスナーが空いている。冷や汗たらり。そして私のパリでゲットしたばかりのLVの財布が消えていた。友人と共同のお金を入れていた封筒も消えていた。。。一瞬頭が白くなったけどボーっとしちゃおれない。早くカード会社に電話してキャンセルしないと。全部で3枚のカードを盗まれた。幸いもうひとつの財布に一枚のカードと幾らかの現金があったので、これから即困ることはなかった。でも3枚のカードを使われたら困るので携帯から香港に国際電話。列車のガタンゴトンといううるさい音の元、なんとか3枚ともキャンセルしてもらった。 一息つくと怒りが込み上げてきた。香港でも日本でも一度もスリに遭ったことはなかったのに。絶対プロの仕業、しかも2人がかりだ。どいつかも今ならわかる。列車に乗ったときやばいなって思ったんだけど、身動きが出来なかった。カバンは斜めがけでもちろんファスナー閉めて手でガードしていたのに。嫌に密着してる男がいたんだよ。そして例の<ごみ>をぶつけた男。私に密着した男が財布を抜き取り、そのビジネスマンタイプの男に渡し、そいつはそ知らぬ顔でみんなが押し合いへし合い列車に乗り込むときに、無理矢理外に出て行ったあの男。そして最後の情けか唯たんに必要ないからか私のパスポートとチケットを投げ返していったやつ。どこまでもプロで憎らしい。お陰でその後ブルージュにつくと観光なんてそっちのけで警察に行きリポートを作ってもらい、ブルーな気持ちで一日を過ごしてしまった。でも友人が一緒で本当に助かった。彼女がいなかったらまだ半分もしていないヨーロッパ旅行を中止しなければならなかったと思う。 いつまでもくよくよしていられないので、その後は観光復活。 運河の町ブルージュはそれは素敵な景色の町だった。 日本から中高年の方が沢山来ててスケッチをされていた。 いいな~。私も絵の才能があればしたいなと横目で見つつ、ベルギーの食も堪能した。ブルージュではいい年こいてユースホステルに泊まってえらい部屋だった。リフトなし、トイレシャワー共同。友人にホテルの手配をしてもらったんだけど、正直きつかった。もう少し我慢したらちょっとましなホテルへ移動したいと思った。ブルージュは1泊のみで次の日はフランダースの犬の舞台アントワープへ。なんとはなしの都会でちょっとがっかり。 次の日はオランダアムステルダムへ向かった。 すられた物 ヴィトンの財布、カード3枚、現金約HK$5000(日本円で約75000円くらい) 後日旅行保険からHK$3000ドルは戻ってきた もしもスリに遭ったら 1.何が無くなったか、どういう状況だったか、確認する。(冷静に) 2.カードをやられた場合はまず電話でキャンセルする。 私は手帳にカードの番号、有効期限、ホットラインの番号を記入していたのですぐに手配できた。(自慢することではないが。。。苦笑) 3.最寄の警察にいき、被害届けを出す。旅行保険などに入っている場合、後で被害額などを提出するが、その時にこの被害届けが必ず必要。 又万が一パスポートを盗まれた場合は、やはりこの被害届けを持って領事館に行く必要がある。 スリ対策 1.大きい荷物を持っての移動は常に誰かから目を付けられているというくらいの思いで周りに目を光らそう。 2.お金は一箇所に入れないで、何箇所かに分けておいたほうが良い。 3.肩がけカバンでも安心するな。 4.ブランド物のお財布なんか旅行中は使うな。ボロボロのなくなってもいいものにしよう!!! ジャンル別一覧
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