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この日は早起きしてマレー鉄道に乗ってジョホール・バルへ行く予定でした。
Mさんがいちばん楽しみにしていたことなのに、ホテルのスタッフに聞いてみるといろいろ調べてくれて、バスしかないようなことをいわれる。 マレー鉄道に乗りたいのだからバスに乗ってもしかたがないし、シンガポール国内の鉄道は廃線になったのかもしれないと諦めました。 ジョホール・バルへ行けていたらイスラム世界の体験ができたのに。 鉄道については下調べが不十分でした。 でも、シンガポールの人でも知らないってどうなんだろう? Mさんは子どもみたいにがっかりしていました。 仕方がないので、この日はまずエメラルド・ヒルというところへ行きます。 プラナカン様式という二階建て長屋のような家が道路の両横に並んでいます。 ゆるい坂道を登っていくのに汗がタラタラ流れます。暑い日でした。 エメラルド・ヒルはシンガポールでいちばんにぎやかなオーチャド・ロードの外れです。 ふたりの共通の友人がフィリピンのお金をくれたので、それを両替しようと町の真ん中へ行きます。 ブランドショップがどかんどかんとあって、高島屋なんかも入っている都心。 次は、サルタン・モスクという回教寺院へ行きます。 ここは見学させてもらえる時間が決まっていたので、次に入れる時間までアラブストリートでシルクや、バティックという布地の店を冷やかすことにしました。 ここも楽しかったけど、以下省略。 モスクは靴を脱いで入ります。 広ーいホール(というのか、お祈りをするところ)にポツンポツンと信者の方がいて五体投地(?)などしておられる。 (あとで知ったのだけど、女性は2階でお祈りをするのだとか) ふしぎに思ったのは祭壇というものがないこと。 日本人の感覚だと、たとえば観音さまとか、キリスト像とか、何か祈る対象があったほうが祈りやすいという気がするのですが、 前面はただポッカリと空いているのが奇異でした。 偶像崇拝はしないんだねと、だれかに聞いてみることにしました。 Mさんは写真を撮ってもらった西洋人に(モスク内は写真OKです) わたしは受付に座っている女性に質問してみました。 「偶像」という単語を知らないから、God's imageは持たないのですかと聞いてみました。 なんとか通じたけど、女性は言葉少なに「持たない」と言う。「持ってはいけないのか?」と重ねて聞いたつもりだけど、どこまで通じたか。 再度言葉少なに「わたしたちは心の中にそれを持っている」とジェスチャー混じりで答えてくれました。 帰るときになってやっと彼女が笑ってくれたので、こういうのはデリケートな問題なのかもしれないなぁと思いました。 帰ってからテレビで、イスラム教徒がシルクロードの仏像の顔を削り取ったという話などを聞くと、素朴に疑問に思います。ふしぎだなあ。どうしてそんなに否定するんだろう? 最後の夜は、シンガポールで今いちばんホットなマリーナ・ベイ・サンズで夜景を楽しみました。57階。ふたりで歓声を上げる。 宿泊客は屋上のプールにつかって優雅に夜景をたのしんでる。でも、外からの者はそこへは入れません。 ゴージャスなライトアップが見られると思ったけど、この日は下のほうでいくらかライトアップがあっただけでした。 だけど、シンガポールを締めくくるには十分な見事な夜景でした。 Mさんは屋上でジントニック(だっけ?)を飲みたそうにしてたけど、オラ酒ヤダって付き合わずにごめんね。ジュースはないみたいで、レストランバーみたいなとこは人でいっぱいでした。 Mさんにはいろいろ甘えっぱなしでずいぶんご迷惑かけました。 Mさんご夫妻、快適なお宿をありがとうございました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
シンガポール内のマレー鉄道は廃線となってしまいました。7月くらいに、鉄道の跡地をみんなで歩こうとかやってましたよ。アパートを建てたりすると聞いてました。
(2011.11.16 22:56:37)
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