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Ubuntu 8.04 LTS 日本語ローカライズド Desktop CD。
環境は、英語キーボードで、VMware上のゲストOSとしてインストールしました。 この環境では、複数の不具合が影響しあい、Atokは、まともに動きません。今後、ubuntuの不具合の解消、Atokのアップデートで、解決すると思いますが、それまでの応急処置をメモ書き。 最終的には、Atok x3 for linuxをインストールし、英語キーボードの、右Altを漢字キーに割り当て、他のキーでの起動は行わないようにします。 OSのインストールは、通常通りに終わりました。 次に、アップデートを行い、かなりの数のパッケージを更新しました。 ここから設定の始まり。 ・キーボードのレイアウトの設定 英語キーボードでインストールすると、レイアウトが正しく反映されません。 レイアウトを変更し、また、SCIMのキーボードの設定も修正します。 これで、\マークも入力できるようになります。 しかし、Atok X3 for Linuxを入れようと思っているときは、設定を変えてはいけません。このように変更すると、Atokが自動的に起動しなくなります。 代わりに、ホームディレクトリに、.Xmodmapファイルを作成し、 keycode 51 = backslash bar keycode 113 = Zenkaku_Hankaku Kanji と、記述します。後者は、右Altを漢字キーに設定するもののため、必要な場合だけ設定します。 ・スクリーンセーバー、電源関係の設定 ゲストOSのため、これらは動くと困るので利用しません。 ・emacsのインストール 使い慣れたエディタを使いたいので、インストールします。これは、ubuntuの設定方法を理解していないため、設定ファイルを直接、修正するために行います。 synapticを起動して、emacsを検索。チェックして、インストール。 ・Atok x3 for linuxのインストール 通常通りに、インストール。 アプリケーションの下に、ステータスが表示されないようにする作業。 iiimf_status_hide.gz は、動かないため、ソースから、コンパイルする必要があります。 libgtk2.0-dev をインストール。 iiimf_status_hide_src.tar.gz をダウンロード。 展開して、コンパイルします。 できたら、 $ sudo mv iiimf_status_hide /opt/atokx3/sample/ $ sudo chmod 755 /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide $ sudo chown root.root /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf ファイルの最後に /opt/atokx3/sample/iiimf_status_hide を追加する。 続いて、ctrl+spaceで、Atokを起動しないようにします。 iiimf-properties を、AtokのCDから、インストールし、iiimf-properties を実行して、設定したいところですが、~/.gconf/desktop/input_methods/%gconf.xml ファイルが大きくなっていく不具合や、せっかく、上記で、ステータスを非表示にしたのに、これが無効になり、元に戻ったりしますので、インストールしません。 バイナリデータを、直接、修正します。 ghexをインストールします。 ghexバイナリエディタを起動して、修正。 ghexでは、直接、修正できませんから、コピーして修正し、後で、元の場所にコピーすると良いです。 以下は、このページからの引用です。 http://genmei.itline.jp/~svx/diary/?date= vi -b /usr/bin/iiimdして「Zenkaku_Hankaku」をサーチする ^@<Ctrl>space,Zenkaku_Hankaku^@Conversion... ^@<Shift>space,Zenkaku_Hankaku^@Language... これを、以下のように修正してしまう。 ^@Zenkaku_Hankaku^@ Conversion... ^@Zenkaku_Hankaku^@ Language... 注意する点は、後ろに続く「C」と「L」の「位置をズラさない」ようにスペース等で埋めること、だ。同様に/usr/lib/iiim/iiim-xbeも修正する。で、iiimdを再起動すれば、Ctrl+Spaceは無効になっているはず。ログインし直してもいい。 これで、Atokの設定は、終了。 時間に余裕のある方は、このような手間を掛けるより、ubuntuの不具合が解消されるか、atokの次のアップデートを待つほうが良いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.22 10:11:22
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