NICU 3 ケンゴンのope『NICU3 ケンゴンのope』2002年5月22日・・・最悪な朝・・・ 朝10時頃、搾乳していました。 そうしたら電話が・・・パパからでした・・・ 『よく聞いてね。ケンゴンの腸に穴が開いてしまって、緊急で手術をせんといけんらしい。 今から病院を探すらしいけど、K病院か、F大病院に運ばれると思う。 今から病院に行ってくれる?自分も今から高速で戻って病院に行くから・・・』っと・・・ もう、とにかくパニックで泣き叫んでしまいました。 どうしたらいいか判らず・・・ お姉の事があるから、学校とご近所のお友達に連絡・・・ そうしたら、ご近所のママが出先から急いで戻ってきてくれ、 『今の状態じゃおきらくママちゃんに運転させられん。私が送っていくから』っと送っていただきました。(本当にありがとう) 病院に着いたら、もう、転院の準備は出来ていて、とりあえずケンゴンの退院許可書を取りに行き、カズゴンに会わないまま、 先生・看護婦さんと一緒に救急車に乗り込んでF大へ 長い道のりでした・・・ F大に着いたらすぐにケンゴンは検査、私は入院の手続き、それが終わって先生の説明。 『26wで生まれて 今800gちょっと。 はっきりいって難しい手術です。 お腹を開けてみないと判りませんが、穴の開いた腸をつなぎ合わせる場合と、 人工肛門になる場合があります。 それは本当に開けてみないと判りません。 手術時間は3時間位です。何があるか判らないので、ope室の近くに居てください』 小児科・小児外科・麻酔科の先生が次々に話します・・・ すでにパニクッていた私は、もう、涙とため息しか出ません。 ope室に向かうケンゴンを見送り、私たちは家族待合室へ・・・ しばらくして、何か口に入れないと・・・ということで売店に向かってお茶を買ってる時に院内放送が・・・ 私たちが呼ばれています。時間はまだ2時間ちょっと・・・ 何かあったのか・・・っと血の気が引いて慌ててope室の所へ・・・ 先生が居てopeの説明が・・・ 『このまま腸をつないで手術時間を長引かせて体に負担をかけさせられないので、 人口肛門をつくりました。 体重が3kgになったら腸をつなぐopeをしましょう』っと・・・ opeの予定時間って、早くても、遅くても怖いですよね。 ドキッとします NICU 4 ケンゴンのope後 へ Go |