グラン・トリノ
久々にDVDを借りて映画を見た。クリント・イーストウッド監督主演の『グラン・トリノ』。ウォルト(クリント・イーストウッド)は、二人の息子や孫からも敬遠されるほどの、昔堅気で、気難しい頑固親父だ。楽しみと言えば、ビールを飲みながら、大事に手入れをしている愛車(グラン・トリノ)を眺めることぐらいだ。孫娘はこのグラン・トリノを密かに狙って(欲しがって)いる。ウォルトは近隣に多く住むアジア系の住民にも偏見を持ち、近所づきあいはほとんどない。しかし、ある事件をきっかけに隣に住むモン族の一家と関わっていくことになる。モン族一家の娘スーは頭がよく明るい性格。スーの弟タオはおとなしく、好きな女の子に声もかけられない。そんな姉弟にウォルトは徐々に心を許し、アジア系のモン族への偏見も和らいでゆく。姉弟のいとこに不良グループに属する男がいるが、タオを自分たちのグループへ入れようとしている。ウォルトがスーやタオと交流していくきっかけになった事件は、この不良グループが原因であるが、ウォルトが姉弟と関わったことにより、不良たちもいったんはおとなしくなった。しかし、再び事件は起こった。ウォルトがタオの今後のことを思い、不良グループと関わったがために起きた事件。自ら責任をとるためにウォルトは動いた・・・一人暮らしの頑固な老人と彼の大切にしているヴィンテージ・カー<グラン・トリノ>を盗もうとした少年との交流を描いたクリント・イーストウッドが監督、主演を務めた感動のドラマ!【未再生DVD】◆グラン・トリノ◆切ないけどスッキリした。いい映画。Hyakkimaru's Blog 過去関連記事 → DVD鑑賞 → 映画