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テーマ:農業研修(93)
カテゴリ:農業研修
今日は南国市に行ってきた。
ここアグリ塾が主催する農業基礎講座という全6回の農業研修を受けるため、南国市にある高知県農業技術センターを訪れたのだ。 多分2時間位かかるだろうということで、朝7時半に窪川を出発。途中から高速を使ったので1時間半しか掛からず9時に到着してしまった。 高知県農業技術センター。 なんとも無駄に立派な建物だ。 しかも、このセンターに続く道は・・・・・・ 両脇にソテツが植わっており、まるで南国のリゾート風。 「よっ、税金ドロボー!」 と思わず叫びたくなるような閑静なたたずまいだ。 ま、ともかく午前中は座学ということで10時に講義が始まる。応募した人数はなんと40名だそうだ。その内我々アグリ塾からは12名。 講義の内容は全くの初心者向け。農作物の栽培方法はハウスと露地栽培とがあって・・・・・なんて所から始まった。 さすがに3分で雑音にしか聞こえなくなったので、隣に座っていたキュウリの相棒、黒川君からノートの切れ端を奪い取り、これから目指すべき農業の大きなビジョンについて構想を練っていた。 実はそれこそが昨日ハローワークで見つけた、四万十市で現在募集している臨時採用の仕事とマッチしているのだ。 もし、私がその仕事ができるなら一から農業をやることより手っ取り早く私の壮大な夢を実現して行けるのではなかろうか、と思っている。 ま、その話は追々。 時々前を見ると講師である技術員が飽きもせず、また冗談の一つも言わず淡々とベーシックなお話を続けていた。 これはナスの苗を持ち上げて、 「これぞ、あげナスです」 とか説明してたんじゃないかと思うんだが、全く聞いてなかったので確かでない。 そんな感じで私にとっては構想をまとめる非常に有意義な時間を過ごして昼となった。もちろん私はいつものように手作り弁当を持参している。 余談だが窪川に来てから食費は1日2-300円程度しか掛かっていない。自炊率は99%。この食費、晩酌の第三ビール代1本込みというのが信じられるだろうか? はい。関係ないですな。 午後からはハウスの見学。 まずはパプリカのハウスの前で今やっている栽培試験について説明がある。 みんなマジメに聞く振りをしているが頭の中はきっと、「やたら暑いぞ、早く終わったらいんじゃね?」 くらいのことしか考えてないに違いない。あ、それは俺だけか。 えーと、これは拳を突き上げて何を話していたんだか。 うん。きっと、 「ガンバロー、ガンバロー、ガンバロー」 とか言ってるに違いないよ。ん?それって労働組合じゃないの? めんどくさいので(オレが、だ)パプリカハウスの中へ。 ここはオランダのように炭酸ガスを送り込んで栽培している。植物の炭素固定の働きを促進し、成長を早めたりするようだ。 その炭酸を送り出すのがこれ。 その名も風太郎。まさか、プータローとか読むんじゃなかろうね? ま、その後棘なしのナスを見たり。 その名も「とげナース」 (ってウソですが) また、ゴーヤを見たりした。 ごっついイボイボやな。 で、2時半に終了。ああ、とてつもなく有意義でない研修だったな。 帰りにはりまや橋の前を通り、 はりまや橋商店街を眺め、 龍馬誕生の地を通り過ぎ、 龍馬のうまれたまち記念館とやらに立ち寄り、 帰ってきたのが5時前。今日も夕暮れのギタリストの後に、パカラッ、パカラッ、とジョギングしておいたぞ。まるで出走前の調教馬のように。 妙な充実感。昨日からちょっと楽しくなってきた。ちょっと? ええ、とってもね。 「ねはんの里」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.04 08:47:46
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