旅のサロン　旅遊賓館

タイガーエアウェイズは、プレミアムナサービスで
知られるシンガポール航空の資本が４９％入った格
安航空会社です。

タイガーエアウェイズは、２００４年から運航を開
始しました。

タイガーエアウェイズのポリシーは、シンガポール
航空同様、最新の機材を使用し、整備はシンガポー
ル航空グループのエンジニアリング会社が担当して
います。

安全面のコストは下げず、飛行機の地上駐機時間を
短くし、シンガポール空港に最近完成した簡素な造
りのバジェットターミナルを使い、目的地は都市の
第二空港を積極的に使ってコストを削減する方法を
採っています。



行き先は、中国、インド、オーストラリアといった
ＬＣＣにしては中距離路線が多いのが特徴で、シン
ガポールやマカオへの旅行ついでに、別の国まで安
く行くといった使い方ができます。

タイガーエアウェイズの就航地はシンガポール航空
と重複する都市があるものの、ターゲットとする乗
客が違うので、親会社とライバル関係にありながら
も、住み分けがなされています。

なお、資本はあるものの、高品質フルサービスのシ
ンガポール航空と格安で有料機内サービスのタイガ
ーエアウェイズでは、対極に位置しているので、経
営は別となっています。

シンガポール航空のグループ色は全くなく、独自路
線を行くのもタイガーエアウェイズの特徴です。



さらに最近はオーストラリアのメルボルンをハブに
タイガーエアウェイズオーストラリアを設立しまし
た。

タイガーエアウェイズオーストラリアは、オースト
ラリアの東海岸を中心に路線を広げるほか、シンガ
ポールからダーウィンやパースを経由してオースト
ラリアまで飛ぶこともできます。

タイガーエアウェイズの定時出発率は８６％と高く、
今後も増加が見込める路線に展開しながらも、安全
性と信頼は失わないという、安くてもまた乗りたく
なるエアラインを目ざしています。

機体はＬＣＣではおなじみの、エアバスＡ３２０を
新品リース導入しています。

平均機齢は２年と、若い機材ばかりです。



座席は、空港のチェックインカウンターで決まります
が、事前に座席指定したければ、７シンガポールドル
、非常口座席でピッチが広い場所を予約するには２８
シンガポールドルが発生します。

全席エコノミークラスで、シートピッチは７２．５セ
ンチと日本の国内線に比べわずかに狭い程度です。

航空運賃を安くするために機内広告も導入しており、
頭上の手荷物入れや座席前のテーブルにも企業の広告
ステッカーが貼られています。