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2006年03月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
鳥インフルエンザウイルスは人間の肺細胞に感染すると言う東大医科学研の本日の新聞記
事。
41℃と言う高い体温の鳥類の体内で繁殖するウイルスであるから、体内深くの肺細胞に
取り付いて肺炎を起こす恐ろしさは判るが、鳥の糞や患者の排泄物が経口的に食道、胃、
腸にとりこまれたらどうだろうか?
細胞表面の結合分子が云々されているが、温度条件は明かでない報告が多い。風邪ウイル
スの培養も33℃付近の比較的低温でないと成功しないことが20年間も判らなかった訳
で、分子構造云々とともに温度条件の公表も願いたい。
病気の予防や早期治療対策上重要な要素である。
鼻腔よりも温度の高い肺胞に取り付く以外に、同じく高温の経口経路でも感染するもので
あれば、感染成立に関してまた違った解釈が出てくる。
排泄物の浮遊している付近の水を飲む水鳥に鳥インフルエンザが多いことを見ると人間で
も経口感染の危険性は相当に高いと考えるべきである。
鳥の排泄物が微細粉末となって肺内部まで吸い込まれないためにはマスクが有効であろう。
尻から微細粉末を吹き散らす電気掃除機などは使うほど危険は増大する(食と生活の安全
「日本子孫基金」のHPにダイソンやナショナルの掃除機から噴出する微細粒子のビデオ
が公開されている)。
排泄物が乾いた状態の鳥かごで鳥がバタバタと飛び回るのは確かに危険な状態だ。オウム
病という恐ろしい病気が昔からある。
関連:http://www.f6.dion.ne.jp/~iccinc

筋肉の動きも、神経の伝達も分子間の化学反応が関与している。体温付近では温度が1℃
変わると化学反応速度は数%変化する。身体が暖まると運動能力が向上する、ジョッギン
グ中には良いアイデアが浮ぶなどは化学反応にまで還元して考えれば理解しやすい。
感染のメカニズム解明にももう少し温度面の配慮が欲しい。研究者に直接尋ねても全然意
識していない人が多いのには驚いている。





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最終更新日  2006年03月23日 19時22分59秒
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