図書館本の感想＆100円ショップ一期一会

図書館で「Q.E.D.証明終了　9巻」を借りました。


（ゲームの規則）

ニューヨークの証券取引所で、ヒルズ社の株がいきなり暴落しました。ソロモン財団の会長が暴落を仕組んだようです。

新宿で燈馬と可奈が買い物をしていると、ヒルズ社の社長ヒルズに出会います。クリスマスにしたソロモンとのゲームに負けたヒルズは、沈黙の掟を破りソロモン財団の会長の碇（いかり）をかったようです。

ヒルズは燈馬にもゲームの参加資格があるからとソロモン財団との連絡先を渡してきます。燈馬はすぐに破り捨てるのですが、それを可奈が拾い集め勝手にゲームの参加の申し込みをしてしまいました。

議論が終了して解説に入る前にはいつも「Q.E.D.」という記載がありました。ノートなどに鉛筆で書いたり、パソコンで入力したりと。でも、今回はちょっと変わった感じでした。最初その意味がわかりませんでした。なんか意味があるんだろうなぁと思いながらも「Q.E.D.」とは気づかなかったという。


（凍てつく鉄槌）

隅田川の屋形船が橋の下をくぐっていると、上から何か落ちてきました。人の腕でした。警察が開閉式の橋を開いて橋を調べると、白骨化した遺体がでてきました。

橋が最後に開閉されたのは30年前でした。つまり30年以上前にその遺体は橋に閉じ込められています。しかし、その遺体は25年前の腕時計をはめていました。

今回も難しそうな言葉が出てきましたが、内容はいつもよりも簡単でした。「ケーニヒスベルクの橋」というのがでてきました。見たことあるような気がするので、かなり有名な問題なのかもしれません。

ストーリーとは全く関係ありませんが、1ページまるまる燈馬の部屋が描いてありました。壁一面本棚の部屋です。この本棚は今までも何度か見たことありますが、こうやって1ページでみると迫力ありました。しかし、現実味のない部屋だなぁと。

燈馬が住んでるのはマンションのはずなのに、こんなに天井が高くていいんでしょうか？どうみても普通のマンションの天井の高さではないと思うんですが・・・。高級マンション（？）だから天井が高いのか、この絵の構図で天井が高そうに見えるのか？？？

あと燈馬は「もんじゃ」を知らないようです。可奈は「サボテンの花を酢ミソであえたもんよ」と説明してましたが、燈馬は素直に信じてました。この話いつか後日談が読めるのでしょうか？

書名： 著作： 初版： ISBN： 備考：

Q.E.D.証明終了　9巻 加藤元浩 2001年03月 9784063337600 楽天ブックスのレビューはこちらから 電子書籍はこちらから