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カテゴリ:スポーツネタ
浦和レッズが、ナビスコカップで、鹿島アントラーズを破り、念願の優勝カップを手にした。去年、勝てなかっただけに、ごっついうれしい。
自分は、生まれも育ちも甲子園の阪神ファンだが、サッカーは浦和レッズを応援している。何度か、埼玉スタジアムや駒場にも足を運んでいる。そういうことで、今年は、浦和レッズにしても、阪神タイガース共に、念願の優勝ということで、喜びはひとしおである。 しかし、共に、優勝と共に、星野監督、そしてオフト監督の辞任のニュースが飛び込んできた。両監督とも、サッカー、プロ野球とフィールドが違うにしても、名将といえる監督が辞任というのは、とても残念。 それにしても、両チームもと、ファン(サポーター)が熱狂的で、優勝に恵まれず、フロントがあまり賢くないというところが似ていたが、優勝と共に、監督辞任表明を共にするとは予想していなかった。まさか・・・だ。 タイガースに関しては、星野監督が就任した時点で、次は岡田監督だなとわかっていたけど、日本のサッカーは、プロになって、まだ歴史が浅く伝統ができていないし、もともと人事の流動性が高いだめに、次、誰が監督になるのかわからない。監督が変われば、すぐチームカラーが変わってしまうという事がある。 チームカラーというのは、本来、監督や選手で大きく変わるものではない。たとえば、ブラジルやアルゼンチンのナショナルチームは、ヨーロッパに出稼ぎに行っている選手が多いのだが、ナショナルチームに入ると、ナショナルチームという一つのカラーになって、選手が動く。 星野監督という中日ドラゴンズたたき上げの監督が、阪神タイガースを指揮しても、阪神タイガースは、阪神タイガースだった。 浦和レッズは、10年そこそこという、短いJリーグの歴史の中でも、熱狂的なサポーターによって伝統を作りだした球団である。オフト監督という他の競合チームの監督経験者を入れても、なんとなく浦和レッズらしさを持ったチームにしていた。 しかし、フロントがチームデザインをしているように、あまり見えない。 次に、どんな監督が来るかわからないが、伝統やチームカラーが出来上がっていないチームに、また違ったカラーの監督を入れても、逆効果である可能性が高い。 のだが、浦和レッズにしろ、阪神タイガースにしろ、フロントによるチームマネージメントが試される試練のときを、優勝と同時に迎えたといえよう。 本当に、この2チームは似ている。 ※チームマネージメントについては、友人であるライターのジュンハシモトが詳しいので、そちらのblog。"-brightwrite- My Life My Style @TOKYO"(http://www.brightwrite.net/ )も参考にしてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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