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カテゴリ:タイ・ラオス そして、アジアの国々
プーケットの魅力の一つは、やはり、夜の遊びということで、一番の繁華街である、バングラ通りの取材を行った。
今回は、町役場の方についてきてもらっての取材でした。いま、パトンビーチでは、役人による警備が強化されています。 よる10時に役場の方と集合。役人さんがツーリストポリスに親しげに話しかけて、我々を、友達だと紹介したりして、和やかな雰囲気となる。集合するまでは、怪しい客引きがいろいろ来たのですが、役人さんと落ち合って、歩き出すと、客引きが逃げてゆくんですよね。笑っちゃう。 既に、何回も取材で通っているので、通りの人間に、どうも顔を覚えられているみたいで、最近は、勧誘や客引きに声を掛けられる事が減ってきていたのでが、これで、もう、客引きは寄ってこないだろう。 さて、まず、ドラゴンディスコとかいう名前のゴーゴーバーといわれる、エッチな踊りをしている女の子を指名するシステムのお店に入った。そのお役人は、こんなエッチなところがあって、西洋人が無茶苦茶楽しんでいるというのを、私たちに笑顔で説明しながらも、店員の動き、客の動きをポイントポイントを鋭い目で見ているんです。 ※つまり、いかがわしいお店に行ったということですな。 オーストラリア人の3人トリオが、女の子がエッチな踊りをしている所の近くに行って、がぶり寄りで見ている。あまりに、至近距離でエッチな視線を送るのは良いが、誰も指名をしないので。女の子は、どこからか、エアマットを持ってきて、彼らの前に女の子が見えにくいようにポンと置くと、お店は大爆笑。 とはいえ、彼女たちは、指名を受けないとお金がもらえないので、必死で踊っているわけで、タダで至近距離で、エッチな視線を送られているだけでは、商売あがったりなのだ。女の子によっては、踊りが上手でなく、誰が見てもあまり指名を受けられないような女の子もいて。その子の表情は、必死なために、こわばってしまっていて、余計に指名されないような雰囲気になってしまっている。実力主義の世界の残酷さを感じる。 しばらくすると、11時のショータイムがスタート。 先ほど持ってきた、マットの上に、3人の女の子が石けん水を浴び、泡立てながらエッチをイメージさせるダンスを始めた。 ダンスが始まると、どこからともなく、白人男性が集まってきて、満杯になる。 ハイシーズンに入った、プーケットは、ほんと、白人だらけなんですよね。こんな、エッチなスペースだというのに、白人女性も見に来ていたりするのも、日本ではあまり考えられない。 ショーが終わると、清掃時間というアナウンスが入る。 そうすると、お尻は丸出しだけど、メイド服を着た女の子が、お尻を振って、エッチな踊りをしながら、モップや雑巾で清掃をします。 これも、会場は、大ウケ。西欧人やオーストラリア人の間でも「萌え」がウケているのかも。 次ぎに、タイパンという、ライブハウスに行く。 役人と一緒なので、VIP席の近くに連れて行かれる。ギリシャ人と共に飲む。 ライブもなかなか盛り上がっているが、DJタイムになって始まる、Tシャツ投げが名物らしく。それが盛り上がる。ここのTシャツは、FBIとかCIAとか書いているので、それがウケている。 ちなみに、店長さんから、FBIバージョンのTシャツをもらってしまいました。 そこに1時間ぐらいしてから、タイガーディスコへ行く。 このあたりで、深夜1時ぐらいだ。先ほどより、人通りは減ったとはいえ、まだまだ、バングラ通りはにぎやかで、人通りも多い。 ディスコに入り、しばらくすると、こちらも、お客さんが増えてくる。 このあたりで、わかって来たのだが。案内して頂いている、役人さんは、どの店が、どの時間帯に客が多いかを熟知しているんですよね。同時に、西欧人の嗜好についても、いろいろ見ている。 さらに、遊び人を何人も手なずけていて、楽しそうにいろいろ話しているが、おそらく、変なことが起こっていないかの情報源に使っているようなフシもある。 そんなことを、よそ目に、フランス人やドイツ人と一緒に、バカ踊りをして盛り上がる。 そうして、盛り上がりがピークに達した後に、店を出る。 この時間になると、バングラ通りも人が少なくなり、店も閉まり。 ツーリストポリスの警備も撤退している。 さて、タイは、仏教の影響が強く、タテマエかもしれないが、お酒の販売時間に制限をつけたりするのが好きだ。そんなことで、深夜までお酒を出せないようにしているのだが。 それを、かいくぐる方法を見つけ出すのもタイらしい。 それが、パトンビーチにもある。 パトンビーチから、カタ・カロンへ抜ける道の沿いで、パトン町の街外れに「サファリ」という店が朝7時まで営業しているのだ。 入り口の近くには、屋台がちょっとあって。森林の方に歩いていくと、中は、アフリカチックなイメージのオープンな感じのディスコになっている。 オカマを水に落とすゲームなどもあって、盛りだくさんのパーティー感覚だ。 しばらくすると、さっきまで、タイガーディスコにいたグループが、こちらに移動してきた。 こうすることで、夜中中遊びたいという、白人観光客の欲求を満たしているんですよね。 規制しすぎると、悪い遊びが地下に潜ってしまい、逆に、陰湿化して、対策、出来なくなるのだが。そうではなく、遊ばしながらも、要所を押さえることで、麻薬や児童買春などに走らないようなしくみにしているのではないかと感心してしまった。 そんなことで、宿に戻ったのは、4時頃。明日は、というか、今朝は、朝9時から撮影ということなので、即、撃沈しました。 そんな、夜中のパトンビーチのフルコースだったわけですが。日本人に一人も会わなかったんです。 遊び方が違うと言ってしまえばそうなんだけど。 津波以前は、プーケットの渡航者の第5位を誇っていた、日本人観光客を、観光客が満員になっているような店で、一人も見かけなかったというのは、とても寂しいとしか言いようがない。 年末年始は、埋まっているというが。日本人観光客は、まだまだ、戻ってきていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.12.05 01:58:39
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