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カテゴリ:車、鉄道、システム、オタクネタ
王子も生まれて4週間を過ぎた。
そろそろ、育児にも疲れが出てきたのか、昨夜は、相方が熱を出したが、とにかく、朝鮮人参茶を飲んで身体をあっためたら、朝には熱が下がっていた。 この育児の疲れの原因は、夜泣きや、王子が夜中も目がらんらんとして起きてしまうということからくるんだけど。さらに、その原因は、王子が夜中にうんちやおしっこをするからである。 お腹が空いて泣くのもあるのだが、目がらんらんとしている時は、たいがい、うんちがたまっていてお腹が張っているのだろうかで寝られないという時である。 さらに、原因を探していくと、おむつの問題もあるようだ。じつは、布おむつと紙おむつを併用していて。昼間は布おむつ、夜寝るときは、ぐっすり寝られるようにと、紙おむつを使っていたのだが。ここ数日疲れがたまっているために、一日中紙おむつにしたら、昼間に布おむつが濡れて気持ち悪いので泣くために起きていて、夜になると紙おむつで、快適といった生活のリズムが、狂ってしまったようなのだ。 いちおう、お風呂の時間で、一日のリズムをつけようとしているのだが、どうもそれだけではうまくいかないようだ。 たとえ、疲れたとしても、昼夜を使い分けた方が、結果的に、夜中ずっと起きられて、こちらがさらに疲れ果てるという悪循環に陥るということは無かったのかも・・・なんて考えてしまう。 紙おむつの快適性の思わぬ落とし穴という感じだ。 さて、そんなことで、ここ数日、紙おむつの消費がはげしいのだが。 薬局に行くと、おもに3社が激しい戦いをしている。 面白いので。この3社の新生児用の商品を買って比較してみた。 左から、パンパース(P&G)、メリーズ(花王)、ムーニー(ユニチャーム) まず価格なのだが、パンパースが56枚入り、86枚入りに対して、値段の少し安い、メリーズは、60枚、88枚とほんの少し増量している。ムーニーは、56枚、88枚ということで、枚数的には、パンパースに近いのだが、お試しパックということで、他社より3割ぐらい安く売られているケースが多かった。新生児用にお試しパックを設定することで、一度つかってもらい、それ以降も使ってもらおうという考えなのだろうか。 パンパースのホームページを見れば、パンパースの歴史を書いたページがあるのでわかるのだが。どうも、この紙おむつについては、パンパースが老舗で、それに対抗しているのが、メリーズであり、ムーニーという図式のようだ。だから、量を増やしたり、値段を引いたりしているようなのだ。 機能面を見てみよう。 各社とも、うんちが横漏れしないようなしくみを、共通してつけているし。おしっこをしたら、外からわかるような仕組みがついている。また、ウエスト部分を押さえるバンド部分は、内側から、1.2.3と番号が振られており、ウエストのサイズを調整しやすいようにしている。 うんち対策に関しては、ムーニーが、うんちポケットというくぼみを設けていると主張しているが、見た目ではあまりわからない。 肌に触れる部分について、コットンに拘っているのが、パンパースとムーニーで、メリーズは、通気性を売りにし、機能で責めている。 ウエストを押さえるテープだが、何回もつけられるようになっているが、マジックテープのようなタイプと粘着式のものとがある。 おしっこを知らせる機能については、パンパースが一番シンプルな一本線。メリーズは、アディダスみたいな三本線。ムーニーはなんと、くまのプーさんの顔が出てくる。ディズニーは、よく、うんちやしっこをした印に、自らのキャラクターを出すことを許諾したものだ。まあ、くまのプーさんは、買ってきた外様キャラクターだから許したんだろうね。うんちをしたら、ミッキーマウスが出るというのなら、許諾は下ろさなかったかもしれない。(もしかすると、英語で子供のうんちというPooと、Poohが似ているというプレゼンをして、OKが出たのかも知れない) メリーズの3本線。 おそらく1本では、なんらかの知的所有権に引っかかるから、三本にしたのだろうか。3本とはいえ、一本一本が細いので、けっこう見にくい。 見事にプーさんの顔が並んだ、ムーニー。 さて、この三者は、キャラクターでも張り合っている。 パンパースは、オリジナルの像のキャラクターの「パンパ」だが。メリーズは、「メリーズうさちゃん」というウサギのキャラクターを用意している。ともに、動物の縫いぐるみ系のキャラクターで、対抗意識バリバリである。一方、ムーニーは、くまのプーさんという、ディズニーというブランドのキャラクターをもってきており。それに対し、メリーズは、ひろみちお兄さんという、NHKブランドや、やなせたかしという有名人まで出してきて、他人のブランドも活用することで、これでもかという感じで、パンパースとムーニーの両方に対抗しようとしているという姿がある。 その他、Web関係では、ムーニーは、独自のコミュニケーション機能を持ったホームページがないなど、若干、ネットなどでの広告を抑えめにし、その経費の低下分を店頭での価格引き下げに使っているのかも知れない。 逆に言えば、紙おむつの価格差のぶんで、テレビコマーシャルやWebサイトを充実させているという感覚で、紙おむつとともに情報料を払っているということなのかもしれないと感じた。 こうやって見ていると、トレンドをつくるパンパース、メジャーイメージと日本風をどこかにおわせるソフトイメージのメリーズ、大衆路線のムーニーという図式のようだ。 まあ、そんなのは、大人の都合なんだけどね。 さて、赤ちゃんにとって、実際の履き心地はどうなのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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