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カテゴリ:「個」「孤独」「群」「共同体」
昨年いろえろお世話になった、プーケットブロガーの一人、ハッチさんが来日し、上野でお花見が行われた。
昨日は、新宿御苑に行こうとしたら、切符を買うだけで大変そうだったので、結局入場せずに、近くのカレー屋に行って、その下のタイ屋台料理屋で、いろんな話しが盛り上がったりしたのだが。 今日の上野公園は、満杯で大変なのでは・・・と思い、相方と王子と"K"("MKというコードネームもある")との四人で上野に向かった。 とはいえ、朝5時までテレビを見ていた"K"は、お昼まで寝ていたので叩き起こすような感じで、起こしての出動となった。 上野公園に着くと、なんと、上野動物園の入り口の真ん前に、陣取っているじゃないですか。朝から陣取っていたとのことだが、宴会の手配が良いのはさすがだ。 私たちに気がついて、手を振ってくれているので、すぐにわかった。 席につくやいやな、"K"は買い出し部隊となり、いきなり買い出しに行ってしまった。"K"は、バシリに使われても嬉々としてやってくれるキャラもあるのだが。何回かプーケットで会ったことがあるだけで、見事にキャラクターが読まれているのが妙におかしい。 メンツを見ると、プーケットで会ったり、映画に見に来てくれたりと、顔を知っている人が1/4ぐらいで、残りは初めて会う顔ばかりだが。どこかで繋がっているという安心感か、どこか和やかな雰囲気だ。 軽くビールを飲んでいると、王子に気がついた、タイ人の旦那衆が、王子のご機嫌を取りに来た。 それにしても、タイ人の男性は、子どもが大好きだ。とにかく子どもをあやして遊んでいる。それに対して、いわゆる一般の日本人の大人の男性は、あまり子どもが好きでないのか、それとも扱いに慣れていないのか、赤ちゃんと接しようとしない。 岩月謙司氏の「女は男のどこを見ているか」(ちくま新書)には、赤ん坊に"べろべろばー"が出来るのが、いい男の条件として書かれているが。タイ人男性に惚れてしまう日本人女性が多いのは、もしかすると、こういうタイ人男性の子ども好きな面もあるのかもしれない。 逆に言うと、日本人男性が、魅力を失ってきていると言えるかも知れない。 岩月謙司氏の「女は男のどこを見ているか」(ちくま新書) そういや、JICAのイベントで、バリ島などで日本語教師をしていた方が、日本人男性の魅力が減退しているから、バイタリティのある日本人女性は、外国人男性と結婚する傾向があるのではなかいかという話しをしていた。 そして、日本では少子化とか言われているが、そのカップルの間には、子どもが生まれる。今回も、多くの日本人とタイ人のハーフの子どもが来ている。 とはいえ、タイ人男性が、いわゆる子育てに参加しているかと言われると。どうも、必ずしもそうじゃないらしい。 本人が自発的に、子どもをあやすのは好きだが、育児に困って手伝ってくれと言ったときは、手伝ってくれない事が多いそうだ。 だから、子どもが大好きだからといって、いわゆる育児も手伝ってくれるかと言えばそうでもない事が多いそうだ。 しばらくすると、上野動物園に行っていた子ども達が帰ってきた。 子どもたちは、いろんな大人の所に行って相手をしてもらっているので、誰が誰の子どもかわからないほどミクスチャーされている。そして、協力し合うことにより、大人も楽をすることもできるし、子どももみんなで遊んでイキイキするしくみに見事になっている。 この光景は、プーケットで見たコミュニティというか宴会そのまんまの雰囲気だ。 まるで、このお花見が、ヤマトマンション上野サテライトパーティという感じとなっている。 これって、別に教えられたわけでも、何でもないのだろうが。南国の雰囲気とか、人との付き合い方というのかで、自然に知恵が呼び覚まされているのかも・・・。 そして、プーケットというタイ南部の地域に縁がある人が集まると、その雰囲気は、日本に来ても変わらない。 そんなことで、楽しい花見だったのだが。 雨が降ってきたので王子を連れて撤退することにした。 この続きは、王子を連れて、プーケットで・・・ ちなみに、二次会は、カラオケで盛り上がったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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