|
|
|
|
| +HOME +Diary +Profile +Auction +BBS +Bookmarks +Shopping List |
|
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |
POSTCARDSに新しい、ギャラリーの情報が届くと、なるべく足を運ぶことにしている。そういうことで、高円寺の近くにある「ギャルリー・ジュイエ」に行った。
この「ギャルリー・ジュイエ」は、まだ新しいギャラリーで、高円寺駅から北に商店街を抜け、早稲田通り沿いに、少し西に行ったところで、コンクリート打ちっぱなしの小さなマンションの一階にあった。 キャラリーに入ると、いきなり、女主人に声をかけられた。 そういえば、女主人のギャラリーが多いような気がする。大阪の Studio J、銀座の ギャラリー舫や、Gallery Nike、銀座九美洞ギャラリーなど、訪問した所の、半数は女主人のような気がする。まあ、今回のギャラリーは、貸しギャラリー主体なので、少し趣が違うが、やはり、女主人が多い。 さて、話は戻って。 この「ギャルリー・ジュイエ」は2003年9月中旬オープンした、まだ新しいギャラリーで、しかも、テナントで入っているわけではなく、建物自体も独自に設計し施工されている。また、高円寺駅から、徒歩10分という、位置であり、来たからには、きっちりとしたスペースでありたいとの、オーナーの意向もあり。それだけに、いろいろな、オーナーの拘りが見える。 まず、右の奥にある、幅1.5メートル弱の奥まったスペース。この適度な閉塞感は、ちょっと気持ちがいい。しかも、その部分だけ専用の照明の系統があるために、ちょっとした演出に使える。 そして、天井が少し高いのもいい。テナントビルに入ってる場合、天井がどうしても低いために、天板をはずして、配管を露出させることで、高さを稼ぐ事をしているが、ここは、通常より少し高い。しかも、一部は、天板に目の粗いブラックアウトされた金網を使っており、見かたによっては、最大3メートルの天井の高さにも見える。 その金網の中に、ボーズのスピーカーを発見した。 実は、ギャラリーには、音響設備を持たないところが多いのだが、ここは珍しい。 ロックカルチャー以降、アートと音楽、ファッションなどは、連動するものとなった。しかし、多くのファインアートは、ファインアートであるがために、スペースとして、音響設備を持たなかった。 音を活用したい作家は、ラジカセや、ミニコンポや、テレビモニターとビデオを持ち込むとか、作品自体にスピーカーを組み込んだりしていた。 しかし、その多くは、スペースに合った音を奏でるものではなく、会場に相応した音が出せなかった。ここでは、サラウンドシステムではないにしろ、スペースに合った音の出る仕組みになっている。 このギャラリーのような、ソリッドな感じのスペースは、音の反射が多く、音の反射を利用して、いい音に聞かせる、ボーズのスピーカーは適している。同じボーズでも、壁への埋め込み式のものがあるが、それでは、このスペースの音の特性に合わない。埋め込み式は、もう少し防音が聞いたところで、人の耳元にささやくように聞かせるのに向いている。そうすると、音の廻るところは、やはり、吊り下げるタイプでないと、このスペースに合う音が出ないのである。 しかし、吊り下げると、スピーカーの存在感が問題になる。カラーバリエーションとして、白いスピーカーもあるが、それでも、やはり邪魔である。 この問題を、金網の中に設置する事で解決している。 生活空間としては、少し冷たい感じにはなってしまうが、こういう店舗スペースとしては、有効な処理方法だと感じた。 音をさりげなく活用するギャラリーは、密かに貴重です。 貸しギャラリーを探すとき、音についても、判断基準に入れてみてはどうでしょう。 [アート]カテゴリの最新記事
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |