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テーマ:ニュース(99382)
カテゴリ:ホビー・カルチャー
![]() カニの甲羅や手足の殻にプラモデルを組み合わせた「カニ戦車」がインターネット上で話題を集めている。作品の写真を投稿したツイッターでは、「本物のカニ?」「横にしか動けなさそう」などの感想とともに1万件近くの「いいね」が寄せられる反響があった。「作ってみたい」との要望も上がり、甲羅などがプラスチック製の組み立てセットの販売も始まっている。 愛媛県在住の男性会社員(49)が「イワシ金属化」という作家名で制作。約10年前に活動を始め、その名の通り、主に魚などをかたどった金属製の作品を趣味で作り続けている。約5年前に本物を素材にすることを思い立ち、硬くて、外見にインパクトがあるカニを選んだ。 地元の漁師から市場では流通していない種類を譲り受けるなどし、様々な形のカニを集めた。身や内臓を丁寧に取り除き、扇風機などで乾燥させる。その後、プラモデル戦車の部品である主砲や車輪、操縦席などでカニを飾り、1体を約2週間で仕上げる。 部品を接着する際には、「実戦ではカニ戦車のどこが弱点になりそうか」と想像力を働かせるという。細部までリアリティーを追求し、「人が操縦しているのを想像できること」が完成度を見極める基準だ。これまでに、ケガニやイシガニで「M1ケガニ」「T―90ガニ」など計8体を制作した。 本物の素材を使っているので、風化したり、虫に食われたりと、保管の悩みは尽きないという。それでも、イワシ金属化さんは「天然のものを使うからこそ、形やトゲ、傷などの個性があり、味のある作品に仕上がる」と話す。 熱狂的なファンである模型店「富士教材」(松山市柳井町)店主の要請で、今月末まで同店でカニ戦車7体を展示。期間限定で組み立てセットも販売している。 【記事全文】2018年9月5日 カニの甲羅とプラモ部品で「戦車」…SNS人気
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Last updated
2018年09月05日 09時45分29秒
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