『ペーパー・ムーン』はオススメ作品です！！父と子の映画が好きなので、この作品はある意味では親子の映画の雰囲気もあって好きです。演じている俳優は、父ライアン・オニールと娘テータム・オニールと実際の親子です。役柄は、亡き母の友人のフリをした詐欺師と、母が亡くなって叔母の家へ身を寄せるしかない少女という関係。少女を車で送っていくという形で、二人のロード・ムービーが始まるのですが、大人顔負けの生意気少女の強がりや健気さが、観る者の心を動かす素敵な作品です。親友というか親子というかとても親密な関係へと育っていく二人の姿は、実の親子だからこそ醸し出せた雰囲気かなって思えて、私にはとても好きな映画になりました。