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Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

歩くのも大変な様子-ホープの死


「平成からの元号は何と変わるのか」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



今日の気温予想も36度近くに達し大阪や京都では38度越えの暑さである。
鈴鹿でも昼間の畑仕事や草引き作業で倒れて気分を悪くする人も多い。



長年同じ作業をしてきた人でも体の変化に気付くのが遅れ倒れてしまう。
炎天下での作業は小まめに水分補給をしないと喉が渇いた時点では遅い。
家の中に居ても倒れ救急搬送され亡くなったというニュースを耳にする。



高校時代のサッカー部の練習では真夏の炎天下でも水は飲めなかった。
5分間の休憩で顔を洗う時に先輩から水は飲むなと尻を蹴飛ばされた。
水道蛇口に反動で頭をぶつけた拍子にゴクンと飲んでしまった事もある。



三重県では昨日の一日だけで38人が熱中症で緊急搬送されているようだ。
48年前のクラブ活動では殆ど水分を摂らず3時間汗を流しても倒れない。
昔の気温は今の気温ほど高くはなかったのだろうかと思うが記憶がない。



天皇陛下の生前退位の意向をビデオメッセージで午後3時から表される。
映像は象徴天皇のあるべき姿や今後の公務の考えが10分間放映される。
政治的な影響が出ないよう譲位への直接的な言及は控えられるようである。
昭和から平成へと28年間元号が続き次の元号は何と発表されるのだろう。

「皇室典範の法律改正しかないのか」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



2016年8月8日午後3時から放送された陛下のビデオメッセージ。
NHKテレビだけで放送されているのかと民放各社全社一斉だった。
陛下は5年前から生前退位を皇室で話され皇后も驚いたようである。



狭心症の為心臓の冠動脈バイパス手術を受けられた事は記憶に新しい。
陛下は心臓手術翌年5月に英国へ11月にはにインドを訪問されている。
私も全てスケジュール通りに飛び回ったが仮眠を取る時間はあった。



天皇陛下は全身全霊で取り組み式典に参加されて気を抜く事も出来ない。
被災された方々が住む仮設住宅を見舞った回数も政治家も真似は出来ない。
膝をついてのお見舞いの姿は国民と同じ目線のお姿で上から目線ではない。



辛い時や調子の悪い時もきっとあった筈の陛下がメッセージを発信された。
何とか生前退位を早急に成し遂げる方法は皇室典範の法律改正しかない。
国会で議論し全会一致でなければならないが一部の憲法改正である。



皇室典範の法律の整備等が東京オリンピック開催までに出来ても4年後だ。
皇太子徳仁親王が天皇の座に就いたとして次の皇太子になる人がいない。
弟の秋篠宮文仁親王が皇太子となるのかその次を担うのは悠仁親王なのか。

「自律神経失調症の原因はストレス」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



自律神経失調症の原因はストレスだが今や上司や部下のしがらみもない。
近所からのホープへ苦情の無記名投げ文もなくなった筈だが不安である。
自律神経が乱れ耳鳴りが酷くなったが睡眠不足も影響しているのだろうか。



気温も39度を超えた地方もあると報じたが私はクシャミの連続である。
2日間で200組入りティッシュを一箱使ってしまうほどである。
鼻と言っても透明な体液で箱で乾かしホープの鼻血拭きに再利用する。



私の寒暖差アレルギーは春や秋口ではなく夏だったのかと思う程である。
ホープも私に負けず劣らずクシャミの連続で鼻血を撒き散らしている。
8回目の動物病院を訪ねたが瞼の酷く腫れた写真をスマホへ入れ込んだ。



獣医師に見せると中々見れない写真ですねと言いやはり腫瘍かなと言う。
腫瘍でそれが悪性ならば半年の命だと言われましたがどうなのでしょう。
個人の考えですがアレルギーではないかと思うのですが如何ですかと聞いた。



アレルギーであるならば両方の瞼が腫れ片方はやはり腫瘍かな~と言う。
今のホープちゃんに全身麻酔を打ってCT検査をするにはリスクが大き過ぎる。
医師は何も言わず私から腫瘍を抑える薬を2週間分下さいと処方して頂いた。
ホープは家の中を何百回と歩き続け筋肉の衰えをカバーする健気な犬である。

「狭い所へ入り込み声を上げる」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



ホープを夜中散歩に連れ出して歩いている時は大きな変化はない。
帰宅してより家の中を歩き回る姿が以前の歩き方と変化していた。
各部屋に床や畳の上に置いてある物に乗ってはひっくり返している。



ゴミ箱はひっくり返り中に入れてあったビニール袋が散乱している。
腫瘍を抑える薬の副作用なのか薬の名前が分からないので検索できない。
朝方まで15回ほどホープの悲鳴にもんどり打ち起きて引っ張り出す。



左の鼻に腫瘍ができていると獣医はハッキリとは断言しない。
犬の認知症で検索をしてみると老化現象との区別が付き辛いとあった。
食欲はドライフードを流動食にして食べさせているが下痢はない。



最近になり狭い所へ入り込むようになって後ずさりできなくなっている。
散歩している状態はフラフラしており3か月前と比較すると遅くなった。
オムツはしているが排泄する決められた場所へ行き正常にしている。



3か月前から尻尾が下がったままでありオムツ交換時のみ尻尾を振る。
同じ自治会の中の犬は夜中でも吠え同じ所をグルグル回っていた。
ホープはまだその状態にはないが狭い所へ入り込み悲しい声を上げる。
これからが壮絶なホープの介助が始まるのかと思うと体が震えてしまう。

「息が荒く心臓の鼓動も驚くほど速い」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



ホープの調子は歩くのも大変な様子で立つことさえできなくなった。
昨夜は机の下とかソファーの裏側やテレビの裏側へ潜り込んでいた。
パソコンの置いてある机の下側には電源コードが何本も差し込んである。



その電源コードの中にも入ろうとするからコンセントを抜いてしまう。
コンセントが抜け電源が切れる位ならよいが首に巻き付けてしまう。
そして必ず甲高い声を張り上げて私を呼ぶので困ってしまう。



昔のように「ダメ!」だけではどうにもならなく聞こえてないかのよう。
私なりに整頓をしても朝起きてみると泥棒が入った以上に散乱している。
夜中3時や4時、5時と狭い所へ入り込んでキューンと声を上げている。
私に助けを呼ぶ声は仕方ないが折角片づけた物が大きな音を立てて倒れる。



昼から動物病院を駆け回っているが全て休みに入ってしまっている。
動物病院24時へ連絡してもネット検索で調べるだけだという。
ホープは目も見えていないようで深夜も彼方此方へぶつかっていた。
今は息が荒く心臓の鼓動も驚くほど速いどうすればよいか分からない。

「2016年8月12日午前3時5分ホープ逝く」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



昨深夜に初めてホープを連れずにホープとの散歩コースを一人で歩いた。
近鉄駅まで歩いて行くと気のせいかタクシーの運転手の視線が気になる。
A4バッグの前側へ反射安全帯にライトをゴムで縛り照らして歩いている。



ホープを連れているとホープの首にも反射安全帯を巻いているので目立つ。
2年前のホープの元気な時には同じ散歩コースを45分間で歩いていた。
一昨日もホープと同じコースを散歩したが1時間半掛かっている。



私一人で歩いても30分間掛かりホープには体力的に無理があったのか。
夜中の部屋中の俳諧に飛び起きホープの部屋に連れ戻した事に問題が?
体は一気にやせ細り一昨日見えていた目も見えず立つ事さえも出来ない。



1時間おきに栄養ドリンク原液を注射器で飲ませ美味しそうに飲んだ。
飲んでは疲れ果てベッドに横たわり大きないびきを掻いて熟睡した。
午前2時50分に飲ませたがゴクンゴクンと喉を鳴らし美味しそうに飲む。



(2016/6/25 愛知県長女宅にて ホープ他界1ヶ月半前)

ホープの前足を握ると私の手を包み込むように両足で握り返して来た。
激しい息遣いから大きな息を2回してキャ~ンと声がして心臓が停止した。
私は目が見えなくなったホープの瞼を指で閉じる時大粒の涙があふれ出た。
2日前まで一緒に散歩したホープは悲しませる時間もくれず逝ってしまった。

「死亡届を提出して登録から抹消された」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。
気が動転して何をしたのか記事が消えてしまいました。



昨夜の今頃はホープが逝くとは思わず最後のドリンクを飲ませていた。
ホープが逝ってしまう事が分かっていれば全力で介助したと後悔した。
あまりにも早い別れに何が何だか分からないまま時間だけが過ぎ去った。
ホープの体や口の周りに付いた流動食やドリンクをお湯で拭き取った。



夜が明けるまでにホープ逝くの日記を更新した後はホープの傍にいた。
8月9日に鼻血の薬で動物病院へ行き体重測定では9.6キロあった。
8月12日の体重は8キロになっており壮絶な体力消耗だったと感じた。
私もフラフラ状態で車を運転してはダメだと仮眠しようとするが出来ない。



午前10時過ぎに仮眠し40分ほどして体が軽くなりペット葬儀場へ向かった。
以前より何度もネット検索していたペット葬儀場が皮肉にも役に立った。
立ち合いも遺骨を持ち帰る事も出来ないが1万円ほどで火葬して頂ける。
ホープに「とうとうお別れの時が来たよ」と言いながら箱を抱きしめた。



子供同然のホープが私の手から離れる時は大粒の涙があふれ出て来た。
帰りに8月11日休みだった動物病院へ行くとホープちゃんはと聞かれた。
ホープは亡くなりましたと言うと医師から診察室へ手招きされた。
ホープちゃんどうされたのですかと聞かれるが安らかに逝きましたと答える。



早かったですねと聞かれ昨日来たのですがと言い掛けホープを汚すとやめた。
医師は脳腫瘍だった可能性が高いですがあまりにも早すぎましたねと言う。
私はお礼だけ言うと力なく手足のしびれを感じながら外へ出て行った。
市役所へホープの死亡届を提出して登録からホープの名前は抹消された。

「私は生涯自分を許さないだろう」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



冬はホープを連れ温泉の駐車場へ停めていた頃はホープの声が聞こえた。
何処へ車を駐車したか直ぐに分かるが昨夜は台数も多く探すのに苦労した。
ホープの鼻血は2か月前から始まっていると日記へ書き脳腫瘍だった。
クシャミが酷く立っていられないほどのクシャミだとも書いていた。



家の壁や床や車のウィンドウにもホープの鼻血が付着と日記へ書いている。
昨夜車のウィンドウにホープが鼻を擦り汚れていたが拭かずに帰宅した。
獣医も原因は何だろうと言うだけだが私はいつもホープの傍にいたのだ。
瞼が腫れたにも拘らず失明すること事態を私も獣医も予期できなかった。



獣医からは腫瘍でそれが悪性ならば半年の命だと言われたのは8月2日だ。
ホープが逝った12日に獣医師へ会い鼻血は脳腫瘍だったのかもと話した。
9日の診断で目に問題無かったが10日の夜悪化失明し僅か1日の命だった。
10日の夜の散歩では既に失明していたのか私の横を不安気に散歩していた。



歩き慣れた道と私とリードで繋がれてる安心感があり時間を掛け歩いた。
だが帰宅してより床に置いてある買い物袋を倒し中身が散乱していた。
11日朝方までホープの悲鳴が聞こえこの時点で失明を疑えばよかった。
ホープの身になり私が目の異常を感じ動物病院の獣医に言うべきだった。



だが11日は祭日の為に休院で休日診療病院の何処も連絡がつかず仕方なく帰宅。
病院からの電話は無いまま荒い息をするホープを抱え明日病院へ行こうと撫ぜた。
運が悪かったと言えばそれまでだが私の対応の甘さがホープを死に追いやる事に。
私は生涯自分を許さないだろうと思いながらホープの部屋で自分を責め涙した。

「ホープの薬と全く同じ薬に違和感を覚える」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



7月28日に93歳のご婦人が朝6時半に訪ねて来た。
私は夜寝るのが遅いので朝早過ぎると朦朧としている。
黒柴ハチの容体が悪くなりどうしてよいか分からなくなったと泣く。
病院はホープがお世話になっている動物病院と同じである。



今電話しても時間外だから緊急24時の東京へ転送されるだけと説得。
なだめて一旦は帰宅したが同じ町内なので30軒ほどしか離れていない。
獣医師に往診を頼みお昼の診療時間外へ来て頂き連れて行って頂いた。
93歳のご婦人は朝一人での散歩の途中に必ず私の家に寄ってくれる。



頼りにされる事はうれしいが朝6時半に来られても夜型の私には辛い。
ハチが居ないから寂しいと毎回同じ事を話しに来るのである。
私も人助けと思いながら話を聞いているだけだが落ち着いて帰って行く。
犬を昔から育てておりハチで3代目と言うが93歳でよく頑張っている。



ハチが入院してから2週間ほど過ぎた頃にハチを誰かが連れて行ったと来る。
私はハっちゃんは動物病院の先生に来て頂いて連れて行って頂いたと諭す。
勝手に来てハチを抱えて連れて行ったと言い張り言う事を聞かない。
私はその時点でホープを亡くし悲しみのどん底にいたが電話を掛けた。



昼休みに獣医が連れて来てくれ93歳のご婦人は直ぐにハチを連れて散歩へ。
私が途中退院したばかりだからハチが可哀想なので散歩は止めなさいと忠告。
言う事を聞かず今朝6時半になりハチが変だ助けてと訪ねて来て困った。
ハチを殺して私も死ぬと言うので電話するが時間外であるので東京へ転送。
9時過ぎに電話をする事になったがホープの薬と全く同じ薬に違和感を覚える。

「流動食はこの暑さで腐っていた」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



(1年前のホープでこの日も暑いのか舌で体温調節)

ホープの流動食を作るためにドライドッグフードを粉々にしなければならない。
申し込んでいたマジックブレッドゴールドが8月13日土曜日に送られて来た。
正規品で9800円していたものが6800円と安くなり注文していた。



ホープが虹の橋を渡ってから送られて来ても意味なく中身は確認していない。
流動食を作るために4年ほど前に購入したマジックブレッドを使っていた。
ギヤーが上手く噛み合わず何度も止まるようになり粉砕出来ない時があった。



細かく粉砕出来てないとお湯を足して流動食を作ってもホープが嚥下出来ない。
喉に詰まらせ辛い思いをしてしまうので新しいマジックブレッドを注文した。
既に8月10日の日に11日12日の2日分を粉砕してテーブルの上に置いていた。



既に作ったホープの薬を溶かした流動食を注射器に上戸で入れ込んでもいた。
ホープの容体が急変し流動食が食べられなくなり注射器ごとそのままにした。
注射器は30本以上あり何度も使っているとゴムが膨らみ壊れてしまう。



既に20本は壊れて使い物にならず勿体ないが捨ててしまっていた。
流動食もお湯で溶かしたものは腐るのでその都度冷蔵庫で保冷していた。
8月11日はホープの事で慌て保冷する事を忘れて出したままになっていた。
昨夜気を取り直しテーブルの上を片付けたが流動食はこの暑さで腐っていた。

「人間の身勝手で尊い命が奪われてる」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



1キロ周辺の地域の人にホープが他界した事を告げた時に聞いた事柄。
ペットショップではプードルやダックスやチワワなども売っている。
値段も28万円が23万になり18万と売れないプードルなども寂しそうだ。
15万ほどで飼う人もあり13万安く買っても犬を簡単に捨てる人がいる。



私はホープを死なせてしまったので偉そうなことは書けないのであるが、
犬が噛み付くようになったとか飼いきれないとか犬が高齢になったなど。
高齢だからと捨ててしまうのはあまりにも理不尽過ぎるのではないか。
長い間共に暮らした犬を突然捨てることなど私には到底できる事ではない。



ホープと8月9日に動物病院へ行った時に動物保護団体の親子と出会った。
無責任な飼育放棄の引き上げや保健所からのレスキュー等々行っていた。
行政や法人からの支援は全くなく全て私費で行っていると話していた。
そのブログに載せてる動物達は皆一度は命の瀬戸際に立った子達との事。



保健所は保護する場所でもなく生涯世話する施設でもないと話していた。
期限がきたら炭酸ガス室に入れられて殺されて行くとまで話されてた。
冷たいコンクリートの床で生活させ散歩もなく死を待つだけだと驚く。
簡単に捨てられ殺される犬もいて不幸な犬は多いのだと驚き聞いていた。



引き取り依頼が増えて飼育金銭面の問題もあり募金活動でも苦労している。
ホープちゃんのように幸せになってほしいので懸命に活動しているとも。
ホープとその親子の出会いは8月9日で翌日ホープは不運にも失明してしまう。
捨てられる犬は犬の問題ではなく飼い主側に問題があるとも話していた。
犬達の命は短く人間の身勝手で尊い命が奪われてる現実に私は憤りを感じた。

「もっと早く手当てをするべきだった」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



ホープは2016年4月10日に軽い脳梗塞症状になり私の父親と同じだった。
ホープを連れ急ぎ動物病院へ走り女性の獣医に症状を話し院長に報告。
子宮蓄膿症の手術でホープは高齢なので全身麻酔での摘出を迷い断った。



手術を断り投薬治療で進行すると決断した事が獣医師の気分を害した。
案の定ホープが脳梗塞でよだれを垂らしているにも拘らず治療を断られた。
他の病院へ行ってほしいと言われたが他の病院など知る筈もなく困った。



動物病院を紹介してほしいと懇願したが紹介する事は出来ないと断られた。
私はホープを抱えて病院を出た屈辱を今でもはっきり記憶している。
その時点で当時92歳のご婦人に動物病院の名前と電話番号を教えて頂いた。



電話してより場所を確認しナビへ電話番号検索で入力し病院へ向かった。
ホープの症状を話すのは断られた動物病院で話していたのでスムーズだった。
医師はホープを見てよだれも出ていますが少し血も混じっていると言う。



ホープは1年半前からクシャミをし鼻血が出ているとは気付かなかった。
鼻血が出て凝固しその塊を外に出そうとしてクシャミが起こっていた。
私のメモ帳への記録と病院の領収書と家計簿から記憶をたどって行った。
ホープのクシャミは2015年春頃から始まり早く手当てをするべきだった。

「疲れ果て朝まで眠りに落ちてしまった」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



ホープが虹の橋を渡ってから七日間が過ぎ去り辛くもあり寂しくもあった。
体重も4キロ落ち気を取り直し食事と睡眠も徐々に取れるようになった。
昨日は薬を処方して頂こうと3ヶ所の病院へ行ったが2か所休院だった。
4年前交通事故後のリハビリにもホープを連れて来ていた病院で診察。



この病院は妻の通所デイサービスがありホープを連れ良く訪れていた。
お盆明けで患者数も多く待ち時間の間に隣の地域包括センターへ顔を出した。
朝一番だったのでお世話になったケアーマネージャーや通所介護室長もいた。
皆ホープを可愛がって頂いた人達ばかりでホープが他界した事を伝えた。



車の中で健気に待っていたホープちゃんが亡くなったのですかと寂しそうだ。
挨拶を済ませると次の心身クリニックへ向かったが木曜日で休診だった。
今日再度心身クリニックを訪ね診察を受け医師より変わりないか聞かれた。
8月12日愛犬が他界し辛い日々を送っていると告げると眠れてるか聞かれた。



ペットロスの奥さんがご主人に付き添われ受診された事も多いですねと言う。
貴方はペットロスにはなってないですかと聞かれても自分では分からなかった。
いつも通り抗不安剤と睡眠導入剤の処方箋を出して頂き調剤薬局へ行った。
黒縁めがねの明るい責任者は健気なワンちゃんだったですねと残念そうだ。
昨夜ホープと散歩した駅前通りから中央道路を走りながら左歩道を眺めた。



宮崎駿の映画ではないがホープを連れた私がふと現われては消えまた現れた。
ホープの失明した夜に散歩に連れ出したのが死期を早めてしまったと思った。
ホープは辛いのに一緒に歩いてくれたのだと思うと涙が止めどなくあふれた。
昨夜ホープの部屋の隅々を眺めたが失明して襖や障子に鼻血が付着していた。
ホープの心情を思うと涙があふれ疲れ果て朝まで眠りに落ちてしまっていた。

「もう一度ワンちゃんを飼って下さい」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



ホープをよく知る遠方に住む友人女性からメールが届いていた一部抜粋。
ホープちゃんは貴方に沢山のプレゼントを残して行ってくれましたね。
日々の世話も楽しい時ばかりではないですが癒される時もありましたよね。



いくら面倒でもホープちゃんの存在そのものに癒されてたのではないでしょうか。
気の向かない時も仕草の可愛いホープちゃんに忽ち楽しくしてもらえたのでは?
もうペットは要らないと思っているかもしれませんが健康の為に考えてみては?



暮らしのメリハリを失わない為にも世話の要るペットは居た方がいいと思います。
全国各地に劣悪な環境から救い出してほしいと願うワンちゃんは沢山います。
今度はさっと抱えれる小さめなワンちゃんが良いかも知れませんね。



貴方が世話をしている姿をホープちゃんは虹の向こうから安心し見るのでは。
ホープちゃんが一番喜ぶのは貴方が楽しそうにしてしているのが見えた時では。
別れは悲しく辛い事だけど立派にこの世を卒生出来た事を喜んであげて下さい。



長患いもせずにたった1日で逝った何と健気なホープちゃん!最高のプレゼント!
虹の橋も尻尾を立てて耳をピンと張ってニコニコしながら行ったと思います。
その走って行く姿は仔犬の時そのもので楽になったと小走りで渡ったと思います。

最後にもう一度ワンちゃんを飼って下さいとあるが私に残っている時間は少ない。
追伸:メールは長文でしたが私流の文章形態に書き直してあります。

「目標を失い自由気ままな生活である」

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昨日のブログでは多くの方々に誤解を招くような形になり謝罪致します。
ホープが亡くなった後の私の心は一貫して次は飼わないに徹しています。
ホープのオムツ作りと2枚のオムツ交換と流動食作りと抱えて食べさす。
シリンジを洗って干す作業等で1日4回4時間の時間が空いてしまった。



最近の生活ではメリハリ部分だけを取り上げてみても不摂生である。
ホープとの散歩では晩年ゆっくりとしか歩けなく1時間以上掛かった。
夕方5時半頃から散歩に出掛け30分ほどの時間で帰宅するが汗が凄い。
用意してある着替えのバッグを持ち温泉へ向け出発し明るい内に入る。



温泉の入浴客はお盆中と言う事もあり人出も多く若者たちが多く入ってる。
温泉以外のコーナーも若者で溢れ返り賑やかな笑い声が絶え間ないでいる。
私の温泉の目的は電気風呂なので若者が多くいても誰も入ってはいない。



気温も暑い日が続いているが私は勝手に大きなウィンドウを閉めて入る。
夕方辺りから陽が陰り出し気温も下がり出す頃なので黙って閉めて入っている。
電気風呂の苦手な若者は「おじさん大丈夫」と聞くが問題ないと言葉を返す。
温泉から上がりバスタオルで頭や体を拭き腰に巻きつけ椅子に座るのが習慣。



更にもう一枚のバスタオルで噴き出す汗を拭いた後背中から二の腕に挟み込む。
背中を曲げ下を向いて暫く目を閉じた格好で座っているのが至福の時である。
夜9時頃には楽天ブログを見出してコメント返しはせずそのまま寝入ってしまう。
気が付くと夜中0時半を過ぎまで眠りに落ちてしまいベッドへ潜り込み朝まで。
疲れていると言うよりホープの世話をせず目標を失い自由気ままな生活である。

「素敵な飼い主さんが増えますように」

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(ホープ2ヶ月の頃中国の元へ国際郵送)

いくつかのメールを確認していますが動物愛護団体の親子からのメール。
病院で出会ったシニア犬のホープちゃんがもうすぐ17歳とは思えません。
飼い主さんにとてもとても大切に可愛いがられている様子が伝わりました。



(16年8ヶ月前の元気な妻とホープ)

大変失礼とは思いましたが思わずこちらから声を掛けさせて頂きました。
あんなに大切にされているのを見ていて本当に嬉しくなってしまいました。
ホープちゃんの飼い主さんのように素敵な飼い主さんが増えますように。



(至福のひとときのホープ)

8月9日に動物病院でお会いした方から声をかけて頂きホープも嬉しそう。
その日も猛暑日で暑かったがこの時ホープの体重は9.6キロあった。
ホープは心配をかけまいと重篤な体で精一杯元気を振りまいていた。



8月12日に只今母が運転中のため娘の私がコメントを返させて頂きます。
お父さんの深い愛情に包まれてホープちゃんは幕を閉じたのですね。
病院でお会いした時のホープちゃんの顔が私の頭を過って離れません。



私がホープちゃんと関わらせて頂いた時間は本当に短い時間でした。
だけれど今もあの可愛いホープちゃんを思うと涙が止まりません。
ホープちゃんの御冥福を心よりお祈りいたします。

ホープは最後まで多くの人に可愛がって頂き心安らかに旅立った。

「土足で踏みにじられたような妙な感触」

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8月20日に地域の動物愛護団体ボランティアの方が訪ねて来られた。
自治会顧問役員と一緒に来られてゲージに豆柴が入れられていた。
「この犬飼って下さい。あと10日間で殺処分になる」と言われ驚いた。
自治会内で私がホープを亡くした噂を小耳にはさみ急ぎ来たという。



10日後に殺処分にされると言えば何とかしてくれると思ったのだろうか。
驚きと共に何とも人の心を土足で踏みにじられたような妙な感触だった。
ホープと比較してしまうような気がするので今後一切犬は飼いません。
いちばん恐ろしい事はホープと比較して新しく来た犬を虐待してしまう事。



可愛がれる自信は私にはなく自分自身を制御できない不安があると伝えた。
それでも20分間ほど自治会顧問と立っていたが貴方が飼えばと聞いた。
顧問は私はあまり犬は臭いが鼻につき妻も嫌いで犬は飼えませんと言う。
それで私の事を聞きつけ犬を押し付けに来たのですかと嫌味を言った。



朝散歩に出て帰宅し調理をして食事して洗い物で午前中は終わってしまう。
午後も散歩して早い時間に帰宅し温泉へ行って体と心を癒してますと話した。
実に贅沢な生活をされているんですねと苦笑いをしながら私に話す。
妻が寝たきり入院している事もご存じの筈で飼えませんと帰って頂いた。



あれから3日間が過ぎ今日心配になり鈴鹿保健所へ電話で質問してみた。
保健所の職員は保健所は殺処分をするイメージが強いが1年で8頭ほど。
その愛護ボランティアの人は必死の余りに強い表現になったのかもと言う。
愛護団体で管理をして県を越えて連携を取り合い命を繋いでいるとの事。
簡単に殺処分には出来ませんので理解をして頂きたいとの事だった。

「ホープとの思い出と共に運転していた」

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愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



(散歩の途中の15歳のころのホープの横顔)

昨日は妻の療養する津市の病院へ片道1時間かけて行ってきた。
前回はホープが虹の橋を渡ってから4日後の8月16日に出掛けた。
8月16日はお盆でもありホープが他界し私を案じ子供達が集合した。
孫達が「ねぇホープのジ~ジ~ホープ何処へ行ったの」と聞いて来た。



身近に死と遭遇した事もなくホープが何処か特別な所へ居ると思ってる。
長女がホープはお星様になったって説明したでしょうと言うが納得しない。
作り掛けのホープの流動食やドライフードを粉砕してタッパに入れていた。
子供達はいつものように掃除機を出して掃除をし出したので私が止めた。



ホープの生活範囲は家全体に及び各部屋思い出しながら掃除したいと止めた。
冷気に苦手な私はウィンドウを開けエアコンをつけ一人走行した。
病院への途中もホープが車のウィンドウから頭を出してないか何度も見た。
外気が涼しくウィンドウを下げ走行してるとホープはよく頭を出していた。



看護師に妻は変わりないですかと礼をすると「何か元気ないですね」と言う。
ホープが亡くなり力が抜けてと話すと子供のように可愛がってたからねと言う。
病院へ着いて駐車場へ停めてもホープが乗っていた8月9日とは感じが違った。
8月12日の午前3時にホープが亡くなり8月16日は子供達が一緒で気が紛れた。



車に乗る事が何より好きだったホープであり散歩から帰ると必ず一度は乗る。
車に乗らず素通りすると凄い力でリードを引っ張るので仕方なく車に乗せる。
私は外でスクワットを30回行い再度ドアーを開け手を出すと私に体を預ける。
8月23日の昨日は私一人なので全てがホープとの思い出と共に運転していた。

「5万5千円はホープの供養にと自分を説得」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。



(子宮蓄膿症を患う1年以上前のホープの元気な姿。2年半前)

ホープが亡くなって3日後に93歳のご婦人が家を訪ねて来て泣いている。
ご婦人が飼っている黒柴の名はハチと言い入院していたが退院した。
93歳のご婦人がハチを誰かが連れ去って行ったと思い込み強制退院させた。
ご婦人はハチが退院して帰って来て嬉しく暑い中散歩させてるので注意した。



ハチを散歩させないと足が弱るからねと言うが案の定8月15日容体急変した。
ホープが亡くなって直ぐでもあり私の一存で友人の車を借り病院へ行った。
ホープの容体が急変した8月11日は何処の動物病院も山の日で休みだった。
8月15日だったが電話すると動物病院は治療を行っていて連れて行った。



私の車の助手席には人を乗せられない保険に変えており友人の車で行った。
ホープのような死は避けたいと93歳のご婦人とハチを乗せて病院へ。
即入院となりご婦人は涙を零していたが散歩させたのがダメだったと話した。
8月15日時点では理解していたが昨日自治会の民生委員が私を訪ねて来た。



私が無理矢理ハチと私を乗せて動物病院へ連れて行きハチを入院させたと言う。
理解するのに時間は掛からず要は入院代を私に支払ってほしいと言う事だった。
民生委員はまだ転居してきて3年で3月までの民生委員と比較され焦っている。
私が強引に病院へ連れて行かなかったらハチは死んでしまっていたと思った。



(ホープが亡くなる1ヶ月半前の写真でも幸せそう)

唖然としたが民生委員へ請求書を私に下されば病院まで行って来ると話した。
請求書は無くハチもまだ病院で獣医がお金と引き換えと言ったようだった。
動物病院へ走り5万5千円余りを支払い獣医に93歳のご婦人宅へ届けて頂いた。
5万5千円はホープの供養にと自分を説得して仏壇の教机の写真に手を合わせた。


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