(完)古びた軒端に生えているしのぶ草
「いくら偲んでも偲びきれない」 「Dog photography and Essay」では、「愛犬もも」と百人一首の和歌の研鑽を公開してます。100(完) 順徳院(じゅんとくいん)1197~1242年。後鳥羽天皇の第三皇子。第八十四代天皇。十三歳で即位。1221年後鳥羽院を中心に北条氏追討の為に挙兵。敗れ佐渡に流罪。原文ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけりももしきや ふるきのきばの しのぶにも なほあまりある むかしなりけり現代訳宮中の古びた軒端に生えているしのぶ草を見ていると、栄華を誇った昔が懐かしく思われて、いくら偲んでも偲びきれないことだ。※明日から紫式部が恋愛に関しては、けしからぬ人と書いたほどの和泉式部の日記を少しずつ研鑽して行きたいと思います。