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昨日の囲碁学校の対局は、私が黒番の3子局だった。
日記でも紹介したことがあるが、これまで何回か打ってもらっている人だ。 確か最初は2子だったと思うが、このとこと3子が続いている。 囲碁学校の対局では私は結構勝率が良いのだが、この方は殆ど負けていないので、一向に手合 いの差が縮まらない。 今回の対局はこれまでになく激しい展開になった。 出だしは下辺で壁を作らせてもらい、まずまずの立ち上がりと思った。 そこへ右辺白21の変化球。 一本調子ではなく、こういう含みのある手を打ってくるところが上手たる所以だなと思った。 そこで第一感の黒1カケ。 続く白2には、黒は4に跳ねるか8に伸びるところかもしれないが、模様を囲むような手だし 囲っても小さそうなので、黒3にバックした。4と5を見合いにしたつもりだった。 白8と手厚く曲がられて黒ちょっと変調かなとも思ったが、この白の一団は治まったわけでは ないし、黒Aなどから攻める狙いもあるので、これでひとつ打ってみようと思った。 そこで白1の切りにはびっくりした。思いもよらぬ手だった。 黒としては2と叩くことができれば悪くないハズと思った。 白6切りから戦い。白19に黒20は勢いで打ったが、危なかったかもしれない。 一応は読んで打った手だが、最後まで見通せていたわけではない。 白も1から3と、真っ向勝負でこられた。 白5では6から押さえてくるのではないかと思っていた。それで実は自信が無かった。 しかし白15から17と、外側をびっしり固められる手は読んでなかった(ずさん)。 そして白25のカケ! 一瞬ダメかなと思った。 黒10の右上コスミで出て行く手もあったかもしれないが、打ったのは別の手だった。 黒1で一眼確保してから黒3、以下9に切って11でコウである。 左辺二段に押さえていった時もよく読めていなかったが、コウを仕掛けた時も、コウ材とかあ まり考えていなかった。 白34にきいておくべきだったかもしれないが、コウを解消した。 実は白1に黒5と押さえれば隅の黒は活きがあるように思ったのだが、白1と打たれてから改 めて考え始めると、これがはっきり分からない。 時計を使っていて時間も無かったので、左下はあきらめた。 結果的には、右上が大きくまとまり、黒19目勝ちとなったものの、何度も読むべき場面で読 んでおらず、上達するにはまだまだ問題が多そうである。 ちなみに、手順を思い出すのに時間がかかってしまった。 最後の図の手順はかなり怪しい。 一応最後まで並べて結果が同じだったので、出来上がりはこれであまり違ってはいないはず。 打っている時は激しい展開になり面白いと思っていたので、もっとはっきり手順を覚えられて いるかと思ったが、全然だった。こういうところもまだまだである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.02 23:37:57
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