ミカンの栄養
広島の親戚から温州ミカンが届きました。 ちょうど、ミカンを食べたいなあ、と思っていたところでした。 以前、ある登山に関する本に、「毎日ミカン1個食べていれば風邪にかかりにくい」と書かれているのを読んだことがあります。それは、ビタミンCのおかげだと記憶していますが、特別多いわけではないそうです。その割合は、イチゴに比べれば2分の1強ですが、リンゴと比較すれば9倍近いそうです。 また、温州ミカンにはβークリプトキサンチンが多く含まれ、ガン予防の効果があるそうです。この成分は、グレープフルーツやオレンジにはほとんど含まれていません。 さらに、ミカンの摂取量の多い人ほど心臓病にかかりにくいとも言われています。それに含まれる有効成分が、動脈硬化や血栓生成に対する予防作用があるためと考えられています。加えて、痛風の予防効果もあるそうです。 これから毎日1個のミカンを食べて、年末の忙しい時期をのりきっていきたいと思います。参考文献:『農耕と園芸』11月号 くだものと野菜のおいしい保存法(大久保増太郎著)