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カテゴリ:books
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。
ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、 それぞれ語らせ真相に迫る。 第29回小説推理新人賞受賞、2009年本屋大賞の作品です。 本屋で気になり、図書館で予約をして数ヶ月。 待っている間に賞をとり、あっと言う間に待ち人数NO.1になってました。 これからだとどのくらい待つのでしょう? 初めの書き方が独特で淡々としていたけれど とんでもない事を“告白”してくれます。 事件から始まったそれぞれの変化。 心の闇や復讐心などドロドロした物が 全体的にたっぷりでした。 やっぱり混入してなかった!?と思いきや やはりそれでは終わらない。恐ろしいお話でした。 それぞれの角度から見えるストーリーとしては結構好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 18, 2009 05:16:05 PM
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