こんにちは！

NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター
養成コース10期生＠静岡県の松浦優子です
昨日の浜松での刺激的な講座(その日の日記はこちら☆彡)で
私が感じたことについて、今日も書いていきたいとおもいます。

今回のはちょっとショッキングな内容かもです。


2・産後のリアル　～事故にあった？正気じゃない？～

産後の三大クライシスって聞いた事ありますか？

①夫婦の危機
②乳児の危機
③母親の危機
　　　　　　

「日本は安全に出産が出来る国であるけど、
それは安全に子育て出来るということではない」と紫磨子先生。

どういうことか？こんな数字を上げて説明してくれました。
①夫婦の危機
子どものいる家庭の離婚は産後2年以内が最多34.2%

産後2年以内って、、自分の出産後2年の記憶をたどると
プライベートな記憶(子どもの成長に関係ない記憶)ってほぼナイかも。

我が家は離婚していませんが「もうヤダ！！」と
投げ出したくなったことは何度もあったような気がします。

②乳児の危機
虐待死犠牲者の43%が0歳児、加害者の6割が実母

「これって、虐待した母親が鬼母なんだ！っておもいますか？」と。

それを聞いて、"いえいえ、、全然他人事には思えませんよ、、"と
内心おもっていた私。大きな声で言えることではないけれど、
(っておもいっきりブログに書いてますが^^;)
子どもに手をあげてしまいたくなる気持ち、超分かります。

でもこれって自分が体験したから理解できることで、
自分が経験していなかったら、ニュースを見て
「鬼母こわ～～」とか言っていたかもしれない。
だから、とにかくみんなに知ってほしいんだよな、とおもう。

③母親の危機
産後うつ10万人/年　

10人に1人の割合で出産をした女性が産後うつになっている、、。
多すぎでしょ。しかもこれは病院で診断をされた人の数だから、
"病院には行かなかったけど、、"という人も絶対いるとおもう。
赤ちゃんがいると、自分のために病院に行くことも、
なんとなく申し訳ないような気になってしまうしね。
うつ症状をみてもらうような病院なんてなおさら行きにくい。


上記、三大クライシスも衝撃的でしたが
その後の産後の心と体についてのお話が、私の印象に強く残りました。

○出産後も約1ヶ月は続く悪露(生理のような出血)や、
子宮が収縮していくために起こる後陣痛の痛みについて

「もし、交通事故にあって出血が続くようなケガをしたら入院、しますよね。
出産後は事故にあったのと同じくらいのことが見えないところ
(子宮内)で起こっています」

○心の面で
「産後の女性は正気ではないとおもってください。酔っ払いが"酔っ払ってないよ～"というのと同じように産後の女性も"全然大丈夫～"と言ったりする。だから周りの人、特にパートナーにそのことを知っておいてほしいんです。」


ずおおおおぉおおぉおーーっときました。表現が変ですみません。
でもそれくらい、自分の中にすっごいインパクトがある言葉でした。

こういう大事なこと、教えてもらってなくない？
これ、妊娠中に教わっている人ってどれくらいいるのかな？

すごく大事なことなのに、なかなか教わる機会が少ない！という
もどかしい気持ちをエネルギーにして、
明日は 3・「じゃあ俺たちはどうしたら？」　～パートナーに知っててほしいこと～
について、書いていきます。

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