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HiroHirori's Blog

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現物と信用取引

 逆張り投資を実施する場合に株式取引形態を知ることは非常に重要である。また株式の銘柄の種類を把握するのも重要事項である。
 私は信用取引はせず、現物のみですが信用取引の特性を知ることが逆張り投資の方法を覚える道だと思います。

 銘柄の特徴
 銘柄には信用銘柄・貸借銘柄というのがあります。新興市場では貸借銘柄は少なく貸借銘柄は必然的に取引高も高いのが特徴です。

1.信用銘柄 信用買いはできるが信用売りは禁止されている銘柄
2.貸借銘柄 信用買い・信用売りが可能な銘柄

 信用取引の特徴
 保証金を入れて大量の株式が購入できる仕組みである、保証金を入れて大量の株式を借り入れることも可能である。

1.信用買い
 投資家は証券会社よりその資金を借り入れて株式を買い付ける。買い付けた株式は証券会社が保管する。定められた期日内にこの株式の売り付けを行う。買い付け時と売り付け時の代金の差額を受け取る、または支払う。株式買い付け時より株価が上昇すれば上限なく利益となる。株価が下がり倒産等により無価値となった場合に損失は最大となる。信用取引で売買した株式は名義の書き換えを行うことはできず、配当金を受け取ることもできない(証券会社より「配当調整金」として配当金相当の金額を受け取る)。投資家は証券会社に対して売買の手数料のほか、借り入れた資金の金利分を支払う。「空買い」の呼称もあるが一般的ではない。(ウィキペディア(Wikipedia)参照)

2.信用売り
 投資家は証券会社より株式を借り入れ、それを市場で売却する(空売りの呼称が一般的。ハタ売りとも)。売却代金は証券会社が管理する。定められた期日内に同じ銘柄の株式の買い付けを行う。売却時と買い付け時の代金の差額を受け取る、または支払う。株式売却時より株価が下がれば利益が得られ、倒産等によって株式が無価値となった際に最大となる。反対に株価が上昇した場合には損失となりその限度がない。売却と買い付けが配当権利日を跨いだ場合は配当金に相当する額を証券会社に支払わなければならない。投資家は売買の手数料のほか、株式を借りたことによる貸株料を支払う。これに加え、借り入れようとする株式が少なく、調達にコストがかかるときがあり、この場合には「逆日歩(ぎゃくひぶ)」としてさらに費用を支払う。ただし売却時の代金を証券会社に預けることになるので、これに対しては金利(日歩)を受け取ることができる。(ウィキペディア(Wikipedia))

 逆張りにとって重要なのは、証金速報である。この数字は非常に重要である。特に貸借倍率・信用買残・信用売残の数値は生命線といっても過言でありません。

 売り禁規制

 信用売りが加熱すると証券会社が貸し出せる株式が極端に減少した場合、日証金等で貸し株を禁止する措置である、この売り禁が発生した場合、売り方の損失は計り知れない金額が発生する。

 1.逆日歩(ぎゃくひぶ)が発生する。つまり貸した株に対する利息である通常は一株50銭とか1円とかであるため非常に費用がかさむ。
 2.株価が上昇した場合、返却する株価が借りた株より株価が高い場合はその乖離金額を支払う必要が発生する(追証)

 この売り禁が来たとき、現物と信用買いトレーダーは莫大な利益が転がり込む可能性があります。信用売りトレーダーは費用の発生を抑えるため株を返しにいきます、株を返すということは株を現金化して返済額を確定する(買う)ということです、そうすると株価は地合いに関係なく上昇を始める事となります。逆に売り禁規制が解除された場合は株価は下落する傾向となります。

 つまり逆張りで入る場合、なるべく貸借銘柄に入り込むと信用取引トレーダーも多いため、取引を特徴とした安定的な底固めを見ることが可能となります

 逆張りは信用取引の制度を知らないと困難であると言う事はいえるのではないでしょうか?

 私が重視するのは信用売りの数値です。当然に株価が下落すれば信用売りを掛けて利益を上げてくる投資家が非常に多いです。しかし信用売りは株を借りて返さなければならないので株価が上昇した場合、損失は計り知れないものがあります、そこで信用売りを掛けてくる投資家(通称「売り方」)は底固めを仕掛けて信用買いに回る投資家(通称「買い方」)も多いです。逆に信用売りの動きが多ければ取引高も多いのでそのような銘柄に入ると以外にリスクは低くていいかもしれません。



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