エレキギター開発者、
レス・ポール氏が94歳で死去。 偶然にテレビで、ニュースを観た。 ギブソンのあのギターが、この人の名前から…ってこと、 普段ほとんど忘れてるんだけど。 僕が幼稚園に入る前、1952年に あのエレキギターを開発したんだって。 レスポールと言えば、絶対!ジミー・ペイジ。 70年代ロック黄金期仕様の、うっとうしい長髪に顔を埋め 異常に低い位置にギターを重そうに吊り下げて 何か、ああ、そうだ…今のアンガールズの山根クンっぽい動きで やたらにカッコいいリフを弾きまくって。 で、ツェッペリンの頃から一気にギタリストが主役になって 70年代の学園祭とかのロックフェスじゃ、 もうどのバンドでも、延々何十分もギターソロが続いたり…。 そうだ、ちょっと前の日記、7月4日の (0008)ジェフ・ベックと、ジミー・ペイジの、欲望。 でも書いたんだけど、ヤードバーズの頃って こんなに派手じゃなかったんだけど。 とにかく一番カッコいい、ギター&ギタリストだ、僕にとって。 レスポールをぶら下げたジミー・ペイジが。 だから、僕も飛行船が炎上する早稲田の大隈講堂に またツイラクしてきた。 池田モノリス、第61使徒を撃破し ヱヴァンゲリヲン号からツェッペリン号へ~帰還。 久しぶりなので前回の最後のシーンをフラッシュバック。 Empty Sky iMonolith ------------------------------------------------------------ ■ 宇宙失格 ~ 空のもう半分 / 池田モノリス ■ 第2章 スカスカでおセンチな三日月 (2011) ソラ、ツイラク ~ ツェッペリン号、応答せよ!Part 2 ------------------------------------------------------------ ソラ、ツイラク。 ツェッペリン号、応答せよ! Part 2 暑くて、煙が臭くて、デモ隊がうるさくって イライラしている。 頭の中が白く蒸発してくる。 大隈講堂の上で、幻の飛行船が ゴム風船みたいにパンパンに腫れあがっている。 そして、更に上空には、 スカスカの青空が、音もなく飛行しているのが見え隠れするし。 ブゥン! ロジャー・ウォーターズと ジャック・ブルースと ジョン・ポール・ジョーンズと 3人が同時にEの開放弦を思いっきりはじいて 一万ワットくらいのべースアンプで フルに鳴らせたみたいな衝撃音が 背中を突き抜けた。 振り返ったら、ソラが反転した。 全宇宙よりまぶしい暗闇が突如、上空を覆い尽くす。 次の瞬間、セカイが、 靴下を裏返すようにくるりと裏返る。 ウチュウが、まるで大きなワシのように ツイラクしてくる。静かに。速く。 僕が今、ただ 瞬きをしただけなのに。 銀河がマグマのようにこぼれだして 商店街を飲み込んでいく。 早く、早く、早く! 地下に逃げ込まなきゃ。 僕は東西線の穴の奥へ転げ落ちていく。 ソラは浮かび上がっているのか、落下しているのか? さっき出たばかりの、夏休みの宿題の答えなんて、 もう死にそうなほど簡単だってば。 ------------------------------------------------ << 第2章の1つ前へ ■ 第2章の1つ次へ >> << 第2章の始まりへ ------------------------------------------------ ★総目次★はホーム(トップページ)に ------------------------------------------------ ブログランキング。それぞれワンクリックで投票&順位確認できます。 ファンタジーから、よしっロック!ジャンルに引っ越し。よろしく。 もしかして絵本?ジャンル…でも、こちらは苦戦。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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