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今回は、最近なにかと揉めている、日本の領土「沖ノ鳥島」の保全公示前の画像です。
1987年、東京から1700km離れた、わが国最南端の島である沖ノ鳥島が侵食のため、満潮時には2つの陸地が70センチほど顔を出しているのみの状態でした。 このまま侵食が進めばその陸地自体もいずれ水没してしまい島が消滅してしまう恐れがあり、それによりわが国の経済水域も失われしまう為、同年の11月に政府は領土保全工事を実施することを決定しています。 国連海洋法条約では「島とは自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、高潮時においても水面上にあるもの」と定義されている為、今、テレビで放送されているようなコンクリートで陸地部分の外側を覆ってしまったという訳です。 1987年9月、現状の保全工事がおこなわれる前の沖ノ鳥島です。 干潮時の沖ノ鳥島 現状、このような対策の後も侵食は進み、保全コンクリートなどの長年の厳しい気象状況などで劣化も考え、平成11年度より、管理補修など、すべて国費とした国の直轄管理となっています。 それでは次回 ブログランキング 雑誌 TREview『雑誌』ブログランキング 日本人が行けない「日本領土」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月09日 07時44分06秒
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