テーマ:今日のピアノ♪(715)
カテゴリ:おんがくだいすき
最近、うちの会社ではあるニュースが話題になった
1828年創業で 米スタインウェイ、独ベヒシュタインとともにピアノメーカーの「世界御三家」と呼ばれる ベーゼンドルファーがヤマハに買収されそうだというニュースだ asahi.com ニュースより ベーゼンドルファーというピアノは 今まで一度だけ実物を見て、触ってみたことがあるけれど 上品で、細部にわたるまで作りが丁寧で 見ているだけでも心地よくなるようなピアノだった。 中国でもいくつもデザインのコピーがあった。 それなのに経営難で売却先を探しているという…。 こういった手作りでいい仕事をしていくメーカーは 大きな企業に淘汰される運命にあるものなのか 伝統あるマイスターが作るピアノ工房はいつか消えてしまうのかもしれない。 と 悲しくなってしまった。 今後は一部の管楽器のように ヤマハミュージックトレーディングが、販売会社となって ヤマハの販売力、広告力を使って販売していくことになるのだろうか? それとも ベーゼンドルファーの100年かけて培ったノウハウや技術を CFIIIに吸収し 世界の国際ピアノコンクールのステージから ベーゼンドルファーというピアノを消してしまうのだろうか? いずれにせよ ベーゼンドルファーというピアノは 生き残るために変わってしまうだろう。 それはまるで延命措置のようで、どこか悲しい。 今回に限らず、過去に何度もあったことなのだけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 4, 2007 05:20:13 PM
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